川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

松本市長「原子力災害と放射線被曝」

2011-12-11 08:33:59 | 自然と人間(震災・津波・原発事故)

12月10日(土)☼

 小春日和。狭山のララミーハム・えび善に惣菜(コロッケ・メンチカツ・ハンバーグなど)を買いに行くことにした。

 富士山が正面遠くにそびえる川越・狭山自転車道。快適そのもの。えび善の米沢くんは忙しく立ち働いており挨拶を交わすのがやっと。

 土曜の昼前で来客が絶えないようだった。

 惣菜を手土産に「石橋農園」に寄り、一時ごろには新河岸の曼荼羅についた。ここで昼食。

 海上保安官だった方との出会いがあった。海洋の情報収集が仕事だったらしい。海洋資源の放射能汚染について聞いてみた。

 今現在は食物連鎖の上位にあるカツオなどの大型魚の汚染が憂慮されるとのことだった。

 あれだけの死の灰が降り注いだのだ。鮪やカツオが無事であるはずがない。マスコミが黙り込んでいるのはなぜだろう?

 1954年のビキニでの核実験がもたらした原爆マグロを思い出す。

 海で起きている異変にきちんと目を向けていかなければと思う。

 

 松本市の「広報」に菅谷市長の講演記録が載っているのを知った。チェルノブイリでの医療活動で体験した事実に基づいた話がわかりやすい言葉で語られている。市長とはかくあるべきである。

 非常の時に自分の所信をしっかりと表明して市民と共にこの危機を乗り越える決意をしめす。それが大事だ。市の広報誌はそのためにある。

  

  菅谷昭松本市長「原子力災害と放射線被曝ーチェルノブイリ事故医療支援の経験を通じて」

  広報まつもと●http://www.city.matsumoto.nagano.jp/koho/koho/2011/20111201/files/P1-P11.pdf