12月22日(木)☁
冬至。寒い。妻は風邪でダウン。
僕も一日こもりっきりで本棚の奥から『砦の上にわれらの世界をードキュメント東大闘争』(亜紀書房・69年)『東大紛争の記録』(日本評論社・69年)を取り出して内田雄造さんの活動の足跡を探す。
夕方、国交相が八ツ場ダム工事の再開を決めたというニュース。だいぶ前から分かっていたことではあるが民主党政権にはあきれはてる。
「○川辺川ダム、八ツ場ダムは中止。時代に合わない国の大型直轄事業は全面的に見直す。」
09年の総選挙に際して民主党が掲げたマニフェストの冒頭にあった言葉である。「政権交代」を支持して民主党に投票した僕もマニフェストを全面的に支持したわけではないし、全部が実現できるとも思わなかった。しかし、マニフェストの冒頭に掲げたダムの中止はいくらなんでもやらないわけにはいかないだろうと期待したのは事実だ。
それがこの体たらくだ。やっぱりガックリ来る。莫大な利権に群がる者たちの手に民主党政権は完全に飲み込まれた。消費税・八ツ場ダム‥
さて、小沢一郎はどうする!このまま野垂れ死にの道を選ぶのか。「政権交代」のあまりの虚しさにこの国の民主主義も野垂れ死にの道を歩むことになるだろう。
集団離党・新党結成で血路を拓くのか。もう遅すぎるような気がするが、やるしかない!のではないか。
関連「川越だより」
「ダムは川を殺す」●http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/2594303eec4aa9ed6cf42e757526346d
「吾妻川は清流か」●http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/97c502bc5600f69f655500a932f0d734
「品木ダム」●http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/09354565f7d5a4ae7080788e1ee48632