2月20日(月)☼
快晴・無風・温暖。昼前に小川町に連れていってもらい、仙元山遊歩道を歩いて展望台に昇る。男体山、日光白根山、赤城山、谷川連峰、榛名山、浅間山‥。白銀の山々の眺めが素晴らしい。特に上越国境の谷川連峰がすぐ近くに見えるような気がして圧巻。
小川町のそば屋で昼食中に「入院」の連絡があった。
と、言うわけで今日(21日)はこれから癌研有明病院へ入院です。ここのところ少しは散歩も出来たので体調にも問題はありません。
「タルセバ」という抗癌剤の服用を始めます。間質性肺炎などの副作用を警戒しての入院です。去年の8月に「イレッサ」の服用開始で入院した時と同じように2週間病院暮らしです。
左肺摘出手術からは6年と2箇月が経ちました。右肺への転移後、3回目の抗がん剤治療です。間質性肺炎はもとより、肝機能障害などを引き起こすことなく、「タルセバ」に薬効があることを祈るばかりです。
入院といっても副作用が軽ければ日常の生活とかわりはありません。外にでられないのが困りものです。
「川越だより」はiPhoneから発信する予定です。うまく出来るかどうか?毎日2・3行のメールぐらいになってしまうかもしれません。それでも読んでいただけると幸いです。メールやケータイの受信はふだん通り出来ますので暇ができたら声を聞かせてください。
今日は江東区立数矢小学校の大沼校長が6年生を引率して丸木美術館に見学にくる日です。大沼くんは僕が教員生活最初にHR担任をした生徒の一人です。美術館でこどもたちともども会えるのを楽しみにしていたのですが、ちょうどその時間に僕は江東区の病院に入院ということに‥。残念至極です。
「原爆の図」の見学は大沼校長のこどもたちに贈るビッグプレゼントです。川遊びにも絶好の天候です。いずれの日かに印象深い体験をした一日を思い出してくれることでしょう。日本と世界を背負って立つ人に成長して欲しいものです。