心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

欲しいものがあるようです

2016年11月25日 | ほんのすこし
以前から母に頼まれていたものがあります。
台所と物置に行く途中のスペースに棚を置きたいということで、そこに収まる移動できる棚を探しにニトリに昨日行きました。
普段買い物に出かけることはほとんど無く、いつもわたしに買ってきて、と頼むのですが、これだけはちゃんと自分の目で確かめて買わなくては・・・と思ったようです。

昨日は晴れていましたが、朝少し雪が降りました。
ニトリの駐車場で車から降りたときにふと反対側の山を見たときに、鳳凰山の大文字の「大」が白くなっていました。母とふたりちょっと見入っていました。
冬が確実に来たなという感じがします。

ニトリの中を車いすに乗って行くと、枕コーナーにさしかかるとこれはなんだと指さす母。
なんでも柔らかい枕らしいよ、と説明すると触ってみたいらしい。ちょっと見本を伸ばして母の前に出すと、その柔らかさに驚く母。
早速お気に入りが一つ見つかったようです。

次にクッションコーナーに行くと、籐の回る椅子に置く丸くてちょっと堅めのクッションがないか探してくれと。
どれもいまいちでしたが、とうとう最後にばっちりのものに出会いました。表面は触るとふわふわしていて座るとしっかりと堅さがありそうでした。
二つ目のお気に入り。

その他お風呂の掃除するものや台所の窓に置く造花探し。冬に窓に花があったらいいなと思っていたらしいのです。紫陽花の入ったブーケを選びました。優しい紫です。わたしはもう少し明るい黄色のブーケがいいんじゃないかなと思ったのですが、母が好きなものを選ぶのが一番です。

なかなか本来の棚まで行き着きません(笑)。
で、棚のコーナーに行きましたが、これまた母の要望に見合う棚が見つからず、サイズも測ってきていたのですが、どれも帯に短したすきに長し。

最終的に妥協して白い色の棚を選んだのですが、残念なことに在庫切れ。仕方がないので入ってきてから引き取りに来ることに。
一番の目的は果たせなかったのですが、母としてはゆっくりニトリの中を見学したので満足だったみたいです。

戻ってきて早速花瓶に造花を入れてみていましたが、なんだかいまいちな顔をしていました。どうも思っていたよりも色が暗かったようです。

その母の顔を見ていましたので、今日棚を引き取りに行きがてら、わたしが目をつけていた黄色のブーケを買いました。肝心の棚は今日もまだ入っていなくて。わたしが早く取りに行ったみたいで夕方入る予定だと言われてしまいました。昨日は10時には入るので、と言われた気がしたのですが、雪の影響? まあ明日また来ることにしました。

母に黄色のブーケを見せるとぱっと嬉しい顔。こっちの方が明るくていいねぇ、昨日のは思ったより暗いし、紫陽花って季節じゃないしねえ、と話していました。
でも昨日の小さい紫の花だけを青い一輪挿しに入れるとそれはそれですっきりしてよかったのでした。
寒い冬でもこういった花に囲まれて生活できるのは嬉しいことなんだなと母を見ているとわかります。もう手も足も自分の思うように動かすことが出来なくなって、重いものは少しも持つことが出来なくなって、観葉植物だけを置いています。緑の中にちょっとした色がある、それだけで気持ちがいいのでしょうね。

さあ、明日こそ棚を持ってきて、組み立てます!

そうそう、もう一つ母に買ってきたものがありました。
それは醤油差し。
ずいぶん長いこと使ってきた醤油差しは垂れてしまいやすいので、別の物を探しましたが、今はこぼれないような仕組みだったり、余分な量が出ないような仕組みだったり、その中で軽いものを。これまた喜んでくれました♪