渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

練習対戦

2023年04月01日 | open
 






本日の週末研究会はナインボール
5ラック先取を7セット。
本日はまあまあだった。
一番良かったのは、スコア4-1で
負けていたところからまくりの
連取で勝ったスコアのセット。
4-1の次の相手のブレイクが
まさかのノーインスクラッチ。
そこから取り切りで
4-2。
あとは怒涛の3連発。
最後の
マスワリは久々に全ての
玉で
手玉を狙い通りのビタ出し。
それまでのややずれでリカバリー
割りとかでなく、会心の
マスワリ
でそのセットは
まくって勝利だ
った。
穴に入れるのも一つの穴のどこ
でもいいのではないから。
穴の中の右なのか、2/5なのか、
2.5/5のど真ん中なのか、あるい
は左なのか。狙った所と外れる
と当然手玉の出方も変わる。
全球がすべてピタリと狙った
穴の狙ったポイントに落とせた
のは久しぶりだ。
どんな形でも玉が落ちればよい
というのではないレベル領域の
話。
取り敢えず全球入れたからマス
ワリとかいうのは、それはナン
チャッテマスワリだ。すべて
ビタリと狙い通りミリとてずれ
ず、手玉もピタリと出して本物
の完成されたマスワリだといえ
る。私はそれを目指している。
それがどうにかできた。全球、
ミリたりとも狂わなかった。
連マスの内、最後の1ラックのみ
だったが。

やはり、ビリヤードは、相手に
キューを握らせない展開が良い。
取り切り、マスワリ、マスワリ、
マスワリ・・・でまくり勝ち。
そうい
うのがいい。
あるいは5先ならば5連続マスワ
リでぶっちぎり、7先ならば7連
マスワリというような。
今の公式戦は勝者ブレイクが
殆ど無いので、そういうのが
実現できなくなっているけど。
本日はまあうまくいったセット
もあって良かった
といえる。
先週はマスワリ連続というより、
素玉入れまくり、という状態だ
った。
やはり、連続マスワリで完全試
合が面白い。
完封勝利、というのが理想形。

マスワリのコツ。
それはブレイク(笑)。
圧倒的にブレイク。
絶対にブレイク。
綺麗に割れたら全部落とせる。
重なっていたら崩す仕事が
増える。
マスワリはブレイク次第。
 

タップ切除

2023年04月01日 | open



着けたばかりのタップを帰宅後
に切断した。
締め過ぎたみたい(笑
よくなかった。
やはり、時間を計っての締めで
なく、闇雲に1週間などは締め
過ぎだった。打感は良くとも、
手玉が食いつかない。
別なタップを着ける。

着け替えた。
側面の切り整えはカッターの刃。


タップのトップを平ヤスリで整
えて、サイドをポリッシュして
完了。




007の初期の宣伝銃

2023年04月01日 | open


ボンドのこの銃は一体何なのだ、
という疑問が半世紀以上あった。




これはトリミングバレバレ。
つまり、架空銃である事が
分かってしまう。


半世紀以上の疑問は氷塊した。
こちらに詳しくレポが載ってる。
キャラクターミニカー秘密基地

このトイガン、うちのイトコが
持ってた(笑




タップ整備

2023年04月01日 | open


メインで使うシャフトのタップ
のトップを成形した。

ヤスリで削ると非常にタッチが
良い。特殊な方法で締めたが、
質性は劇的に変化しているよう
だ。


ただし、撞いてみないと内実は
判らない。
本日、午後からテスト。




クリント・イーストウッド引退か

2023年04月01日 | open






1930年5月31日生まれ。
来月93歳。
クリントいよいよ引退か。

ロードレース 全日本選手権 第1戦もてぎ

2023年04月01日 | open






ロードレース全日本選手権が
まりました。
うちのモーターサイクルクラブの
子がST1000クラスを走ります。
ゼッケン35、TONEレーシング
BMW、綿貫舞空(マイク)。
応援よろしくです〜。

YouTubeでライブ配信しています。


おにぎり

2023年04月01日 | open



世界中の食べ物の中で、おにぎり
が世界一おいしいと思う。


締めたタップを着ける

2023年04月01日 | open
 


一週間使ったタップを切除して、
一週間締めたタップを朝3時に
着けてみた。
側面カットの時、ノーマルとは
まるで違う切り味。
粘るチーズのような感触だ。
カット段階では良好な感じ。
夜中なので音が立てられない為、
トップのヤスリ成形はしていな
い。あれ、結構音がするから。
平面出しと接着と側面カットは
静かなので夜中でも早朝でも作
業できる。
 
現在、朝8時。
これから、トップを平ヤスリで
削って叩いて成形する。
 

鉄砲屋

2023年04月01日 | open
 
 
剣術屋というより昔は鉄砲屋
だったんだよ。大口径専門の。

こんなにでかくないけどさ。


さしずめこんな感じか(違


こりゃ単筒だ。違うべさ。
単といえば、今の代は単車の
乗り屋。
ここ最近は、まるで撞き屋に
なってるけどさ。

浮浪雲

2023年04月01日 | open
 


デンデケデケデンと自由気ままに
自分の道を行く。
理想形。


映画『昭和歌謡大全集』(2002)

2023年04月01日 | open



原作村上龍。
ある日、理由なくおばさんがイカ
れたガキに路上でナイフで喉を切
られて
死亡する。見知らぬ関係だ。
おばさんは、下の名前がミドリと
いう同じ名前を持つおばさんたち
の親睦会「ミドリ会」のメンバー
だった。帰宅途中に通り魔のガキ
に殺された。
ガキはそれをガキ仲間に自慢する

が、仲間たちは「へー」と言って
笑い合っていた。

おばさんたちの復讐計画が始まっ
た。独自捜査により犯人を特定。
ミドリ会のおばさんたちのうちの
一人は、犯人の専門学校生の隙を
狙って、包丁をダスキンモップの
柄の先に着けた槍で首を一突きし
て即死させた。
ガキたちのグループは目撃者の
謎の女子大生からの情報で、犯人
がおば
さんだと突き止めて復讐
計画
を練る。

群馬県の表向きは金物屋をやって

いる武器商人(原田芳雄)の所へ
トカレフをガキたちは全員で買い
に行く。

銃を手にするのは銃器に詳しい
ガキのメンバーの一人だった。
そして、神社の境内で仲間を刺殺
したおばさんの頭をトカレフで
撃って射殺する。
おばさんたちとガキたちは全面
戦争に突入。一人一殺のテロル
の応報戦となる。

武器もどんどんエスカレートし
て来る。
このあたりから筋書きと結論も
見えた。
次のおばさんたちの武器はバズ
ーガだろうと私は読んだ。

おばさんたちは、富士演習地の
そばの怪しげなスナックに向かう。
そこは陸上自衛隊の下士官が米軍
の武器を横流ししている武器商人
の窓口だった。
そこでおばさんたちは米軍の対
戦車ロケット砲のM72を入手す
る。
それを用いて、自主パーティー
で港湾の堤防で歌謡ショーをや
っているガキたちめがけて発射
する。3名を即座に爆死させた。
死体はバラバラになって焼肉の
具状態になった。
さらに車両の中に残っている二人
のガキに戦闘迷彩服を着こんだ
生き残りのおばさんたちは突撃し、
刃物で襲い掛かる。
そして一命を刺突して殺害。
だが、一名(松田龍平)には逃げ
られた。


『ダーティハリー3』(1976)でも出て
来た米軍の革命的兵器。軽量にして
効果大の使い捨て対戦車ロケット砲
だ。ベトナム戦争で対人兵器として
も多用された。



現実世界では暴力団も所持して
いたりする。暴力団はM16小銃
やUZI
サブマシンガンまで保有し
ている。



もうここまで来ると次に残った
ガキが持とうとする武器は決ま
っている。それも読めた。
ガキはまた群馬の武器商人の所
に行き、注文をする。
「原爆ください」
武器商人は、おばさん殲滅に共鳴
して、ミニ核兵器の作り方を教え
る。「あしたのために」と。
最後に一人だけ残ったガキは原爆
を製造する。
一方、おばさんたちは、最後の一人
を取り逃がしたあとに、現場で爆殺
したガキたちの焼肉の具を見て、
戦意を喪失していた。
おばさんたち4人は、それぞれの
日常に戻って行った。
最後のガキは武器商人と河川敷で

焼肉を食いながら、おばさんと
いう存在についてレクチャーを
受けている。そして、核兵器製造
に着手する。
おばさんたちはどうか。

雑誌編集者(樋口可南子)は好き
な音楽を聴きながら自慰行為に
ふけり、キャリアウーマン(岸本
加代子)はいつものように年下
の身近な男漁りにふけって性行為
を繰り返していた。
離婚して子育てをしているおばさん
(細川ふみえ)は幼い子どもと外食
を楽しんでい
る。
美容師のおばさん(森尾由美)は
有力な女性スポンサーに評価され
て仕事にやる気を出している。
おばさんたちは、一人は取り逃が

したが、ガキたちをほぼ全員殺害
したので安心して「日常」に戻っ
ていた。

そうしたおばさんたちが住む調布
上空には原爆を抱えた最後のガキ
がヘリをチャーターして飛来して
いた。
そして、原爆投下。
東京西部は爆心地を調布として
一気に壊滅した。
最後のガキはヘリのパイロットも
新たにまた仕入れたトカレフで
射殺する。
だが、弾丸は一発しか売ってくれ
なかったので、自分の頭を撃とう
としても発射できない。
やがて原爆の爆風の中、ヘリは
漂いながら空中を降下して行く
のだった。
というところでオシマイ。

非常にシュールな作品。
出て来る人間たちは警察官と美容院
に来ていたスポンサー以外は全員が
狂っている。
そして、狂ったおばさんたちの感覚
とガキたちの感覚はまったく同一
である。そこがこの作品のポイント。
ブラックな映画だが、原作者は社会
批判も込めて
いる。
村上龍が原作だが、まるで筒井康隆
が書いたような物語だ。
だが、この作品を夢物語とする事は
できない。
現実世界では、2002年に製作された
この映画のような状態に現在の日本
はなっているからだ。
殺人などは何とも思わない人々。
殺人までいかなくとも、人を傷つけ
たりいじめたり誹謗中傷攻撃をして
人が死んでも何とも思わない。
そんな連中だらけに日本はなって
しまった。
本作品はネットや携帯電話が広く
普及する以前の作品で、携帯もネッ
トも映画には登場しない。
だが、この頭おかしいガキたちは
現在の中年たちの原型として存在
している。
そして、それより年上のおばさん
たちも良市民ぶったプチブルながら
本質は反社会的な存在として描かれ
ている。
両者は別な立場にあるが、軸線は
同じであるという痛烈な原作者の
社会批判がある。
それは映画公開から21年後の現在、
全く現実の
事として存在するよう
になった。

ネットのクズ民(特にネラーの犯
罪者たち)たちは、この2002年

映画のガキたちと全く同じである。
市民警察ぶる多くの「大人」たちは
この映画の常軌を逸したおばさん
たちと全く同じだ。
現代、狂った連中がさも狂っては
いないような大きな顔して跋扈し
ている。
映画のガキの原爆ではなく、北朝鮮
の核ミサイルが本当に降って来たと
しても、きちんと自覚して目覚め
る事はないだろう。
なぜならば、二度も原爆を落とされ
ていても、まったく自省も自覚も
ないのがこの日本の国の民だからだ。
人が人を傷つけたり殺したり死に

追いやったりしても何とも思って
はいない。