ちょっきり12時間撞いた。
長さ60インチのキュー。
【注文住宅】家にビリヤードテーブルを置く為に気を付ける事
新築住宅でなくとも、戸建て敷地
内に離れの撞球ルーム等を作る時
の参考になります。在来工法の
場合。
コンテナやユニットハウスの場合
には別の建築要件があるので、
別途事前によくリサーチしておく
必要があるでしょう。
余談ですが、私が仮に自宅等に
撞球室を作る場合には、スリッパ
履きではなく靴履きにします。
それは、裸足やスリッパでは足
の位置決めによって普段のプレー
と高さやアングルが変わり、フォ
ームやキューさばきに支障が出る
からです。確実に出る。
普段のプレーや試合等での足下
と同じ条件にしないと、練習に
はならないと思います。
室内履きでもよいですから、自
宅室内であろうとも、靴を履く
事はかなり大切なのでは。
靴を履いて正座イアイができない
のと逆の意味で同じ現象がある
ので。
グリップの良い靴底を持つ靴を
履いてビリヤードはプレーした
ほうが精度の高い撞球ができる
と思います。
靴大切。
そのうち、ビリヤード専用靴
というのが、例によって業界
商人たちによって販売される
でしょう(笑)。
売りさばきギアが飽和状態な
ので。
現在、多くのビリヤードのド
レスコードでは、靴は黒い革
製、という規則が適用されて
います。スヌーカータイプで
あっても外皮は革製。
しかし、現況の流れを鑑みるに、
そのうちカラーシューズも登場
するのではと思われます。
ビリヤードキューのタップは
接着剤によりキュー先に接着
されている。
その接着剤の塗布方法なのだ
が、よくアメリカ人や日本人
でも、タップを押圧させた時
に接着剤がはみ出るからと
先角(もしくはタップ)の中央
部にのみ接着剤を着ける人が
いる。
この方法は実利的に非常によく
ない。
なぜならば、タップ押圧時に
すべて綺麗に先角全面に接着
剤が伸びますか?という問題
があるから。
ほんの僅かでも接着剤が無い
部分が円周部位に発生したら
確実にタップ浮きや飛びの
トラブルの原因となる。
接着剤は全面に塗られていない
と密着性は確保できない。
シアノアクリレートの瞬間接着
剤は空気中の水分と反応して
接着硬化する。
タップなどの場合は、革の中
の残存水分と反応して強固な
接着を得る。
瞬間接着剤は点付けで接着させ
るのがセオリーとなっている。
これは水分を含む空気を必要と
するために隙間を作って接着
を促進させる為だ。
だが、ことビリヤードキューの
タップに関しては、隙間がある
のは微塵たりとも不適合になる。
タップには水分が含まれている
ので全面塗布で問題ないし、
むしろそうでないと全面全域
の完全密着接着は得られない。
瞬間接着剤だろうと、接着物
を密着載せしてからは押圧を
する。暫くの間。
タップの場合には指で力強く
押圧すると、プチッという空気
が抜ける音がする。必ずする。
接着剤を全面塗布でも鳴る。
この小さな音がしたら空気が
抜けた知らせなので完全密着
状態である事を示す。
この音が出ない時にはなんらか
の問題がある。全面塗布されて
おらず、接着剤の無い部分に
空気が逃げて音が鳴らない可
能性も考えられる。
押圧すると接着剤がタップと
先角の間にはみ出す。
それは即清拭する。固まる前に。
先角を接着剤はみ出しから守る
ために養生テープを巻くことは
私が国内で始めた。
私がそれを広める前は、先角
を養生するタップ交換などは
どこでも誰もやっていなかった。
ただ、接着剤のはみ出し処理の
為だけに養生テープは巻く。
刃物のガードなどにはなりは
しない。
ただし、タップ押圧時に接着剤
をぬぐい取れば養生テープも
従来のように要らない。
拭い取る最中に固まってしまった
接着剤は、刃物で綺麗に切り剥が
す。職人技で、シャフトや先角
本体を疵付けずに接着剤のみを
切り剥がして行く。
これは片刃では食い込むから駄目
で、両刃の切れ味の鋭いオルファ
黒刃等を使って外科手術のように
切り剥がして行く。細かいところ
まで目が見えないと作業ができな
い。
老眼になるとタップ交換ができなく
なるのは、そうした細かい作業が
不能になるからだ。
タップ交換では接着剤は先角の
全面にまんべんなく塗布するの
が正解だ。
なお、先角径よりもタップ径の
ほうが大きいので、先角に接着
剤を塗布したほうが綺麗に仕上
げる事ができる。これは物理的
に。
そして、タップ交換後には、タッ
プの側面を刃物で綺麗に桂剥き
のようにカットして、トップも
ヤスリ等で成型するのも当然だ
が、先角もきちんと磨いて光ら
せてあげる事が大切だ。
道具の状態確認の時に亀裂や不
具合発生を正確に発見する為に
も、先角は常にピカピカの状態
にしておく。
先角が擦過痕とチョーク汚れで
ボロボロのままで放置、という
のは本物の上級プレーヤーには
いない。
スパイクが汚れまみれ、グラブ
も泥だらけのままの野球選手が
いないように、撞球でもまとも
なプレーヤーは先角をきちんと
ポリッシュして常に光らせている。
14.1=フォーティーン.ワン
の事をフォーティーワン=
41という人間しか日本の
ビリヤード界にはいなくて
嫌になる。
それ、数字が違うから。
中学生レベルの英語ができる
できないの話ではない。
数の言い間違い。
14の事をフォーティーと呼ん
でいる。つまり40と呼んでる。
トッププロやA級やビリヤード
場の店主のオヤジたち、ほぼ
全員がフォーティーワンと口
にしている。
それが日本のビリヤード業界。
エフレン・レイエスの事を
レイズと呼ぶ呼び間違いは
それが日本のみで定着してし
まっているし、英語でもレイ
エス読みではなく訛ってレイズ
というのもある。本人はレイ
エスと言っているのに強引に
手前勝手呼びでレイズと日本
人は我田引水呼びの失礼を続
けている。
それは日本の非礼な唯我独尊
なので、どうでもいい。国際
人としてはとても失礼だが。
西城秀樹をハイデキと呼ぶ
アメリカ人と同じで。
固有名詞、しかも人名を変え
て呼ぶのはとても失礼。
英語圏の人の名前の間にスペ
ースではなく「・」を入れる
のも日本語表記の方式だから、
本式ではないがまだそれも
いい。
だが、英語数字の番号読みだけ
は別番号を言ってそれが正しい
とする態度は、これはどうにも
絶対に宜しくない。
てか、数字違いなので完全な
る誤り。まちがい。誤謬。錯誤。
誤読。
手前勝手の自己中を遥かに過ぎ
ている。14を40と呼んでいるの
だから。
フォーティーン.ワン
ですから。14と1。
フォーティーワン=41などと
いうポケット・ビリヤード=
プールの種目は地球上には
存在しません。
海外の人に笑われないように
直したほうがいいと思います。
間違いに気づいて直す事は人間
として決して恥ずかしい事では
ない。
間違った事を間違ったままで
これが正しいからいいのだと
したりする事こそがとても恥
ずかしい。
14は正しくフォーティーンと
呼びましょう。
呼んだのは間違いではなく語音
からの呼称です(今でもメリケ
ン粉などがある)が、14を指し
てフォーティー=40と呼ぶのは
間違いなのでやめましょう。
『スタートレック/ヴォイジャー』
人気SFドラマ「スタートレック・
シリーズ」のシーズン7(2000~)。
エピソード5「星雲生命体を救え」。
宇宙歴4854 6.2。
隊員の一人はレクリエーション
でバーチャルフォノグラム空間
を船内に作った。
それは20世紀のアメリカの酒場
を模したものだった。
そこではフランス人の好色なホス
テスとジゴロがいる。酒もある。
ホノグラムなので仮想空間だが。
だが、現実化して実際に肌で感
じることのできる実体空間とし
て再現できる。
そして、そのサルーンにはプール
テーブルがあり、地球歴1950年代
に名人ウィリー・モスコー二と
対戦した名うてのハスラーもいる。
そこで、隊員は副館長を呼び込み、
プールゲームに興じるのだが、
副館長は凄腕で、隊員は負け続け
た。
女性艦長も別な隊員に誘われて
酒場に入ってくる。
艦長「これは・・・ビリヤードね」
隊員「いえ。これはプールです」
艦長「あぁ~。ポケットがあるのは
プールね」
そこで艦長もやってみることになる。
ところが・・・。
艦長はとんでもない超凄腕だった(笑)。
隊員たちは全員が舌を巻く。
このルームを作った隊員は全く
刃が立たない。
艦長「次は8番をサイドに」
なんと、艦長はエイトボールで
ブレイクから自分のソリッド
ボールグループを全部落として
マスワリ寸前。
しかも、最後は伝説の「ガン見
ショット」でエイトを決めて
完全マスワリ(笑)。
艦長がやったガン見ショットとは、
ゲームボールを対戦者の顔を見
ながら玉を見ずにショットして
シュートインさせるハスラー・
ショットのことだ。
これは古くからあったが、映画
『ハスラー2』(1986)でトム・
クルーズがやって有名になった。
おちょくりドヤ顔ショットなの
で、とても失礼なプレーなのだ
が、ごくごく親しい仲間内など
ではマスワリのラストボールを
落とす時にやったりする。
一般的にはド無礼プレーなので
絶対にやらない。
ポケット・ビリヤードは、一度
構えたら目隠ししてでも的玉は
シュートインさせることができ
る。
「ガン見ショット」はゲームの
途中ではなく、最後のラスト玉
の時にやる。
もし外したりしたら「くぉら。
倍払え」などと賭け玉では言わ
れたりする。
ガン見ショットの時は、必ず
ニタァと笑いながらショット
するのがお約束。
「スタートレック」はシリアスな
SFドラマだが、好色なフランス人
男女が出てきたり、遥か過去の
地球への望郷の念で作った酒場
にプールテーブルがあったりと、
少しユーモアを見せたラストシー
ンのある回だった。