全開。
たな」だからなあ(笑)。
作品は。
切れた永井豪先生は、ハレンチ
大戦争という内戦を描いて、
主人公はじめ全員戦死させた。
(その手法は後年の『BE FREE』
に踏襲されている)
爆砕だ。
のシリアスさは無く、あくまで
馬鹿馬鹿しいくだらない展開だ。
のだろうか、てなくらい(笑)
いいさ。
『ハレンチ学園 身体検査の巻』
(1970)
ほら来た。
原作では素っ裸に股間にホルス
ターを下げているマカロニ先生
は、映画では服を着ている。あ
かんやろこれは(笑)。
スッポンポンでないと。
撃った銃は、次のカットでは
なぜかピースメーカーに変わ
っている。
「ハジキがうまくないとインディ
アンは倒せねえぞ。やってみろ」
とマカロニ先生は生徒に銃を渡す。
構えたらなぜかピースメーカー
から別銃にまた変わっている。
最初の撃発用とも異なる。
グリップの大きさとシリンダー
の太さがまるで違う。バレルも
太い。
なんでピースメーカーで撃発し
なかったのだろう。
これは製作が1970年なので71
年銃刀法改定前だ。色と形状
からしてSAAはMGCの金属モ
デルガンかもしれない。
当時、MGCのピースメーカー
は国内で一番作動性のよい
SAAといわれていた。
それを撃発させなかったのは、
やはりシングルアクション
が役者はこなせなかったので
はなかろうか。
当時は発火プロップガンは少
なく、半自動拳銃はブローバッ
クさえしない。
日活コルトと呼ばれたハンマー
レスコルトオートのステージ
ガンは、すべてノンブローバッ
クだった。(スライドは手動
で動く)
電着による発火だったので、3発
程しか発火しなかった。
間違いない。ハンマーのR形状
からして、これはMGCのピー
スメーカーのMGCのサード
バージョンモデルです。実銃
の2ndジェネレーションをモデ
ルアップしたモデルガン。
変更になった時のMGC独自の
モデル。
それにゴールドメッキゲート
を着けて、シルバーに禿げた
ゴールドメッキトリガーガー
ドを着けてます。バレルには
発火痕があるので、何かトラブ
って実射には使わなかったの
かも。
世界初のモデルガンは日本の
MGCが発明しました。
完全にMGCのSAAで確定です。
このどでかスクリューが特徴。
当時MGCのグリップは小さい
とかいわれていましたが、CMC
等の他社がおかしな倍率のグリ
ップであっただけで、実銃2nd
から採寸したMGCのSAAは一番
実銃に近いサイズでした。
このフレームスクリューを
除いては。なんでこんなに
ネジをでかくしたのだろう。
1971年銃刀法規制以前のMGC
ピースメーカーの銃身のイン
サートは数種類ありますが、
これは横抱きの手すりタイプの
インサートです。介護用の壁の
手すりのようなインサートが銃
身内壁に設置されているもので
す。
このシーンでも撃発はさせて
いません。
宍戸錠が二役でコルトのジョー
と対決するのですが、マカロニ
先生が勝ちます。
その時ワンカットでカメラを
パンさせて勝ったマカロニ先生
を映すのですが・・・。
この時、派手な水平ガンスピン
をして銃をホルスターに納める
人、これ何と国本圭一さんの
吹替だ!見れば判る。判る人
には見抜ける。これ国本氏。
おどれ~た。
この決闘シーンの建設中で
工事ストップの廃墟は、仮面
ライダー第42話の「悪魔の使者
怪奇ハエ男」の回でライダーと
ショッカーが対決する場所でも
出てきます。
あら。ツインテールのかわ
いい子がいる。
ことし70歳くらい?(笑)
なお前作の『ハレンチ学園』(1970)
では、マカロニ先生は上半身のみ
は裸でチョッキでした。
原作では素っ裸。ホルスターで
股間の前を隠しているスタイル。
この丸ゴシデパート経営者で
もある丸ゴシ先生は原作の
イメージに非常に近い。
ヒゲゴジラ先生も頑張ってます(笑)
でも、あかんやろこれ、の映画(笑)
主人公の山岸君も原作に近い
イメージです。
柳生みつ子はちと色っぽい。
1970年は時代が時代なので、
劇中でも全学連をマネする
生徒の姿があるが、実際に
映画宣伝のデモをした。
「家族揃って日活娯楽ハレンチ
学園を見よう!と」
これ、1970年の新宿東口だ。
薬の盛成堂は三越前にあった
老舗薬局。