渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ショートピン

2023年07月11日 | open


my TAD

ショートピンのTADは愛らしい。
こちらはTADに似てるやつ(笑
これまた可愛いブロンドちゃん。


UZI 9mmサブマシンガン 〜イスラエル〜

2023年07月11日 | open


3.5kgの重量級。
実銃は3.8kgだ。
くっそ重たい。
この個体は、やたらめったら
古い物。入手してから40年近
く経つ。
無論、電動ガンでもガスガン
でもない。そんなもんこの世
無かった(笑

UZIは古い傭兵や米国SPたち
御用達のサブマシンガンだ。
誤作動まず無し。有効射程
50m。弾薬は9ミリパラ。
今でも世界標準の9×19オート
ピストル弾だ。世界で最も使
われている拳銃弾。
日本語では一般的には軽機関銃
と呼ぶが、旧日本軍のみはサブマ
シンガンの事を機関短銃と呼ぶ。
そして、自衛隊は機関けん銃と
呼ぶ。日本の軍事組織は軽機関
銃とは通常は呼称しない。
理由はわからない。

作動不良がほぼ無いので、軍事
組織に多用された。
警察などの市街地想定の使用で
は精密な機構の西ドイツMP5が
今でも重用されている。
戦地でMP5が少ないのは、砂
噛みに弱いからだ。
UZIは砂塵の中でも泥水を被ろう
が、まるでAK小銃のように確実
に作動する。隙間が多く、重い
ボルトなので多少の砂などはもろ
とも砕いてボルトが閉鎖するの
だ。
ただし、オープンボルトなので
命中精度はよくはない、との事
だ。弾をばら撒いての制圧の為
銃。
レーガン大統領が狙撃された時
に、シークレットサービスが背
の脇下からUZIを抜いて対応
ていたのは鮮烈だった。

軍用ならばUZI一択。壊れない。








映画『ワイルド・ギース』(1978)

2023年07月11日 | open



酒を飲みながら観るとだな、
涙が止まらない訳なのよ。



こちらもどうぞ。
映画『ワイルド・ギース』ブルーレイ ~決定版!日本語吹替版あり~ (2017年記事再掲載) - 渓流詩人の徒然日記

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抜刀斬術稽古 〜多摩至誠館〜

2023年07月11日 | open



ここは東武動物公園駅前の長い坂
途中にある道場。
この毎月参加の月例稽古会の映像
は、かみさんが撮影してくれたん
だよな(笑
まだロケットランチャーみたいに
大きかったビデオカメラで。


ニス塗り

2023年07月11日 | open











ウレタンスプレーではなく、
シュラックの手塗りと磨き。
だからこそ木がよく動いて
音響を損なわない。

ビリヤードキューでは、ウレ
タンスプレーの重ね厚塗りや
最近ではアメリカを中心にレ
ジンやシアノ系で固める系が
流行っている。
だが、TADはニスにこだわる。
それはカチカチに固める系で
はなく、高級弦楽器と同じ表
面処理により木を十二分に動
かして性能を出す設計だから
だろう。

一度、TADを自分でウレタン
リペアした事がある。20年
近く前の話だ。
ピッカピカの新品のように
なった。
だが、中身はTADがTADでは
なくなった。
「再塗装したTADキューなどは
見たくもない」とコハラさんが
言っていたのには意味がある。
それは、TADコハラと同じ塗装
をしなければ、それはTADでは
なくなるからだ。
実際、ピッカピカの仕上がりに
なって喜んだ私だが、撞くとま
るで性能も性質も違うキューと
なってしまっていた。
大失敗だった。
塗りを何も考えない塗りとし
てのみ見たら上出来だった。
だが、それは本来のTADを殺
す塗りだったのだ。
ストラディバリにウレタンを
厚塗りする人はいない。
それなのだ。
やむなく、私のTADは丁寧に
全て剥がして丸裸にし、そし
て激薄塗りで本職が塗り直し
てくれた。
すると中身も蘇った。

見かけのみを追う表面クリア
塗装は、本来の製作者の設計
から離れると、それはリペア
ではなくリディストラクション
なる。
標準仕上げがニスの薄塗りの
作品は、やはりニスの薄塗りで
リペアするのが本当のリペア
だろう。

バッテリー交換

2023年07月11日 | open



バッテリーを新品に交換した。

TADシャフト

2023年07月11日 | open


TADのシャフト。
シャフトにもバーズアイが薄ら
と出ているロックメープルだ。

シャフト材は「木材」として
良い物と、シャフトにした際
に「道具の材料」として良い
物に大別される。
そして、完成品で木質が道具
として良いか良くないかは見
た目では判断できない。
木材としては完全に杢目の揃い
や見た目上の目を重視する。
材料が良いか良くないかは、
製品を完成させてみないと
全く分からない。日本刀の
鋼に似ている。
いくら金属的に優れた鋼でも、
たとえば日本刀のような斬撃
武器に適した鋼かどうかは、
作り手にもよるが、完成させ
て試さないと全く判らない。
見た目がどれほど国宝級に綺麗
でも、話にならない現代刀は
多すぎる(というかほぼそれ)。

キューの木製シャフトの場合、
意外だろうが、節があったり
小さなバーズアイが出ている
シャフトが良性性能を示す事
が多い。
ガス・ザンボッティのキュー
で節くれシャフトが多かった
のも、見てくれよりも素材の
中身を吟味した結果だろう。
息子のバリーは見た目が綺麗
な材料を使っている。

<バーズアイの出たシャフト>

上:1960年代物
下:1990年代物

下は私が持つ6本のマスプロ同
製品シャフトうちバーズアイ
が出ている個体。上は古いキュー。
この下の個体は頗る良い。そこ
らの高額キューのシャフトより
も断然良い。いわゆる昔の言い
方でアタリのシャフトという物
だ。






このシャフトを繋ぐとキューが
カスタムキューのような性能に
なっちゃうというやつ(笑
バットとの相性はあるが、キュー
の性能の6割以上はシャフトで
決まる。
ソリッドシャフトの場合、カー
ボンやハイテクシャフトと異な
り、徹底して素材の質性如何に
負うところが多い。
どんなに腕の良い職人さんだろ
うと、素材が悪かったったなら
それなりの物しか作れない。
無垢鍛えは素材が大切。

映画『雨あがる』(2000)

2023年07月11日 | open



爽やかな快作である。
享保年間(1719-1736)の一人の
浪人と妻の物語。
まるで黒澤映画のような作品。
原作山本周五郎、脚本黒澤明、
監督小泉堯史。
小泉監督は、今は風貌も黒澤明
にそっくりになって来ている。
これは1999年に撮影された黒澤
が暖めていた脚本だ。
撮りの手法、カメラワーク、演
はクロサワ作品そのものの如
仕上がりになっていて見応え
ある。

主人公の浪人三澤伊兵衛は無外
流の開祖辻月丹(1648-1728)
の高弟だった。

辻月丹。


伊兵衛は師辻月丹から無銘なが
ら直刃(すぐは)の良刀を貰い、
それを差料にしている。
江戸の無外流剣術は土佐藩に
伝わり、土佐藩では無外流を
第一流儀とした。
月丹の養子は土佐藩に仕え、
のちに士分に取り立てられて
石高は他の藩の徒士並みに低い
が、その子孫は役は馬廻役まで
出世した。
なお、剣術指南番や槍術指南番
はどの藩でも「芸者」と呼ばれ、
石高は高くはなかった。

辻月丹の養子の子孫も土佐藩か
らの禄高はアップしても最終的
には27石だった。
27石は現代価値計算で729万円。
四公六民なので知行取り武士の
27石の実収入は年間約292万円
に相する。50石取りで実年収
がようやく540万円だ。
圧倒的大多数の武士は極貧に
喘いでいたのが江戸期だった。
それでも、武士としての体面と
品位を保つ為に身だしなみは
恥ずかしくない着物を着なけ
ればならないし、盆暮れの
上司への付け届け等の諸雑費が
かさむ。
禄高が上がれば、それなりに
家臣を雇用して武役の際の出
動員数も定められていた。
その家臣に支払う禄は自分が
殿様から貰う禄のうちからまか
なわなければならない。
下級武士でも家の使用人を置
いた。武役の時の荷役の小物
としてだけでなく、中間とし
ても、また、家の諸事雑務も
こなす作男としても働いた。
幕府も各藩も、ほんの一部の
上級武士以外は武士は内職を
しないと暮らせない程に極貧
だった。
それが武士の実像だ。
上級武士とて、藩まるごと高利
貸しからの借り入れで大借金ま
みれ、どの藩も内情は火の車だ
ったのが江戸初期以降の侍の世
界だった。
そして、命令により、パッとそ
の場で死ななければならない。
それが武士だった。
重んじられるのは、家の名誉と
個人の誉のみ。超ブラック業界
だ。
一番、幸せに暮らしていたのは、
江戸や大阪や京都の町の町人た
ちではなかったろうか。
だが、封建時代とは理不尽な
世の中で、武士は生まれた時か
ら武士である。決められている。
好き好んで武士になったのでは
ない。生まれる家など自分では
選べないからだ。
なりたくなくても、武士は武士
として生まれて来る。
生まれながらに抗えない階級と
してオギャアの時から武士とい
う烙印を押される。
家の存続の為には己個人の意思
などは武家では無視される。
そして、そうした因習は昭和
時代になってもずっと旧武家
の家では続けられていた。
田舎の旧武家の旧家などは、更
に最悪だ。
居住地も自分ではなく「家」が
決める。
21世紀の現代、てんでナンセン
だ。
日本の世の中、国民全て「家」
などに縛られない自由な核家族
なればいい。各家庭によるだ
ろうが、親と同居しても「家」
と同居するのではない。
家庭の中で互いに敬意を払う長
幼の序はあれど、親も子も孫
同列の一人の人間として共に
らせる世の中が良い。
家庭の中に「権力者」がいては
ならない。
共生とは共に生きる事。
旧態然とした「家」などは死滅
させるに限る。
理由は一つ。
人間疎外を旨とする体制だから
だ。
封建時代の武家社会とは、まさ
にそれであった。

『雨あがる』。
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『雨あがる』(1999年東宝)という黒澤明脚本を映画化した良作映画がある。これは『道場破り』(1964年松竹)という映画のリメイクであり、原作は山本周五郎の小説『雨あがる...

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違法操業を続ける三原市の産廃業者

2023年07月11日 | open















ったく、どうしようもねえな。
裁判の判決とか丸無視だもの
なぁ。
ほんと、ろくでもない。

茨城の「私」道

2023年07月11日 | open




















和解になってないし(笑
税金を投入した1900万円の和解
は一体なんだったのかと。
徹底的に裁判で争ったほうがすっ
きりするのでは。