クリームソーダを初めて飲んだの
は湘南だった。
幼稚園の時、デパートさいかやの
展望食堂で。
そのうまさに驚いた。
日本でも、50年代末期あたりか
らクリームソーダが喫茶店でも
広まった。昭和の戦後日本で多
くの人に愛飲された。
クリームソーダの歴史は古く、
東京銀座で1902年に登場した。
まだ明治半ば、帝国図書館が開
かれてからたった5年後だった。
クリームソーダは1874年の西部
開拓時代のアメリカで生まれた。
映画『シェーン』(舞台は1885
年頃の西部)でも、町の雑貨屋に
ソーダ水を買いに行くシーンが
ある。アメリカでも子どもたち
に人気だったようだ。
日本では20世紀初頭に機材を
すべてアメリカから輸入した
日本人が銀座の資生堂パーラー
でクリームソーダの製造販売を
始めた。
もう、爆発人気だったらしい。
初めて日本人がコーラ飲んだり
マックに出会ったのと同じよう
なものだったのではなかろうか。
日本人は甘味飲料が昔から好き
だった。クリソーはウケた。
クリームソーダというとメロン味が一般的だが、私は個人的に
は青いのが好きだったりする。
ただ、喫茶店とかではメロンが
定番で、なかなか飲めない。
実はクリームソーダにはいろん な味がある。かき氷のシロップ
と同じ。
最近は居酒屋でも出し始めた らしい。
「クリームソーダ」は救世主か、居酒屋が続々と定番化する理由
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