渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ドラマ『プロハンター』(1981)

2023年07月27日 | open



凝った作りは一切ない。
むしろちゃち。
だが、『プロハンター』が面白い。
もう42年前の作品になる。
監督は崔洋一監督。
アクションおよびエキストラは
林邦史朗一門の劇団若駒。

今、再び、毎日何話かずつ観てい
る。
完全なる作り物の物語だが、
竜也と草刈正雄の演技が良いの
で楽しめる。
それと、青学卒業したばかりの
名取裕子がめちゃくちゃ可愛い。
















包丁の再生

2023年07月27日 | open



このような状態からから包丁を
再生させる。約80年前の包丁。



トンテンカンとカナシキとツチで
柔らかく冷鍛し、歪みと刀身の曲

りは直した。


削り成形で切先も付けた。


でもって、研いだ。これは研ぐ前。


裏の下地研ぎ。
刀工の鍛冶押しみたいなもん。


裏の下地研ぎパート2。


鎬がつるっぺただった。
いわゆるベタ研ぎされてしまっ
てたのだ。だから鎬を付ける。






一旦、中砥でさらって、凸凹を
確認する。この青くなった部分
は、1500番のペーパーで擦ると
砥石目がよく見えて判断できる。
こうして、確認しながらまた砥
石を戻して、凹部分の平面を出
していく。
番手の荒い砥石で押しただけで
は、面一の平面が出たかどうか

が荒い砥石目の反射で判断しに
くい場合があるからだ。
日本刀の研ぎではこんなことは
しない。これは包丁研ぎの中で
私がやっている独自の方法で
修復用の特殊研ぎだ。
一旦曇らせてからペーパーを軽
くかけると状態がよく見える。


ようやく鎬を立てた。




まあ、こんなものか。


あとは、青砥の中砥石で整え

て、最後は8000番で仕上げ、
研ぎをかける。
そして、刃付けだ。

どうにか再生の目途が立った。
鎬も立った。
先が見えたから一段落という
事で重畳。
出来る限り研ぎ減らさないよ
うに気遣いながらの成形だっ
たので、結構神経使った。

この日本の包丁というのは江戸

時代に日本人が考え出した形な
のだが、これが今は世界の包丁
のスタンダードになってるのだ
から、うちらの先祖もなかなか
やるぜ。




ということで、研ぎは了。
背景が映ってる。


これが・・・


こう変身。


刃付けしてから試し切りした。
背筋寒くなる程の切れ味。
これにて、一件落着。


黒猫

2023年07月27日 | open


黒猫の人懐っこさというのは
一体何なのでしょうね。

検査やワクチンで病院行く時も
極めて大人しいし。




必ず寄ってきて膝猫になるし。

黒猫は遺伝的に性格が穏やか
で、人懐っこいみたい。
来客にもコンニチハと寄って
行ってスリスリする。

キジトラさんは隠れ好き。
何年一緒に住んでもなかなか
人馴れしない(笑



ガス・ザンボッティ・インスパイアモデル

2023年07月27日 | open


どう見てもガス・ザンボッティ(笑
ポール・モッティのザンボモデル
だ。
ガスはもとよりモッティもキュー
作りをやめたので、もう二度と新
品は手に入らない。
この個体初出しはラッキー菱沼さん
がリリース。


見かけだけでなく、性能もかなり
良好なキューだった。
今は撞球会のリーダーが持って
いる。私が記念に進呈した。
ソリッド・スタンダード・シャフト
は3本ある。1本は私が職人さん
に作って貰った。
オリジナル・シャフトは手玉自在
ながら入れの強い性能。
職人スペアは入れを更に重視し
た造り込みで、私と共同開発の
先角を装着してある。象牙なが
らトビ極小。音快音。
 
モッティのS字インレイは、ガス
のようにエッヂが立っている。逆
Zのように。
私のポール・ザンモッティを採寸
した時のデータはこれ。参考まで
に。(イラストでなくこれは画像)
  ↓

素麺

2023年07月27日 | open


素麺がめちゃくちゃうまい。
季節なのかな。

ゆがす時、きっちりと時間を
150秒とか決めてやったほう
がよい。
流水と冷水で締める時も氷を
つかって。日本蕎麦のように。
極めて美味。


氷が確保できるならば、キャンプ
などでも素麺あれば最高なのでは。
日本には野外素麺を食べる流し
素麺とかのやり方もある位で、
屋外での冷やし素麺も親しまれ
て来た。
野営でも素麺。いけるかも。
氷さえあれば。

包丁の研ぎ

2023年07月27日 | open




母の包丁を研ぐ。


「武峰作」。かなり古い。
土佐刃物は安価で切れ味鋭い作

が多い。
邑田武峰(1939年生)は15才で

土佐の打刃物鍛冶の戸梶一族に
入門したという。狩猟刀や包丁
切れ味で有名だ。
武峰は切れ味が良く「カミソリ
武峰」の異名を持っている。

覇気がある字体。

金剛砥2種と大村砥で押して
姿を決めていく。






鎬線は荒砥の段階で出す。


天草砥でラインを整える。


表面に鎚目によるうねりがあるの

で、なかなかラインが決まらない。
うねりを完全に除去するほどに

真っ平に研いだら、薄い地鉄が
なくなってしまう可能性が高い。


人造砥#1000と#1300で砥石目

を整える。



裏も黒打ちの鎚目が残っている
ため、これ以上平面を出すと
地鉄が無くなってしまうので、
ここらあたりで止めておく。

あとは砥石目を整えるだけだ。


鎬はこれ以上立てられない。

切先はすでに地鉄が無くなって
鋼が大分露出し、日本刀の焼刃

の「返り」のように見えてきた。


天然ではなく人造#6000で刃を

合わせて、試し切りをしてみた。
最初、ティッシュを丸めて刃を
あてたが、あまりの切れ味で手
を切りそうになった。カミソリ
のような切れ味だ。
今まで手にした包丁で、やはり

武峰が一番切れる。気持ち悪い
程の切れ味。
無抵抗でヌーッと切れる感じで

はなく、意思を持っているかの
ように勝手に切り進んで行く。
この作は「カミソリ」の名の通
りだ。

刃長さ四寸七分。

使い勝手がとてもよい長さ。
刀身は相当使い込まれていたが、

これは切れる。


良い刃物。


作者は昭和14年生まれ。


これはうちの普段使いの包丁。

母は包丁マニアで、数十口を
持っている。私は10口程だが、
当然、両方合わせると本数に
見合った研ぎの回数となって
くる。
常に包丁研いでいる感じ(笑



塗装

2023年07月27日 | open



手持ちのヘルメットをこの風合い
に仕上げたい。
いろいろリサーチ中。


3.5kmのクラブ・サーキット

2023年07月27日 | open

3.5kmのサーキットを備えたクルマを愉しむための専用施設、ザ・マガリカワ・クラブとは? | ENGINE (エンジン) |クルマ、時計、ファッション、男のライフスタイルメディア

3.5kmのサーキットを備えたクルマを愉しむための専用施設、ザ・マガリカワ・クラブとは? | ENGINE (エンジン) |クルマ、時計、ファッション、男のライフスタイルメディア

2023年7月に開業する、「THE MAGARIGAWA CLUB」(ザ・マガリカワ・クラブ)はコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドが手掛けたアジア初の会員制ドライビングクラブだ。...

 
これはいい。
ゴルフ場のサーキット版のような
ものだろうが。
バブリーな頃はゴルフ場会員権も
1口8000万円とかざらにあった。
今でこそ、ゴルフ場でゴルフをす
るのはハードルが低くなったが、
かつては富裕層しかできない種
目だった。
この施設もシステムとして富裕層
にしか開かれていないので、万人
向けのスポーツ性は低いが、こう
した形態の施設は例をみないので、
今後の展開に注目したい。

三原城脇歩道に柵

2023年07月27日 | open







日本最古の国宝遺跡のナイフ

2023年07月27日 | open

(復元)

ドロップポイント。

阪神首位キープ

2023年07月27日 | open








ブーツインかブーツアウトか

2023年07月27日 | open




ブーツインかブーツアウトか。
それは、その時々による。
これは今でもそうしてる。

ブーツインかアウトか。
それは好みだ。

競馬などではほぼブーツイン。
モーターサイクルロードレース
では最近ではアウトも出て来た。

昔の限定解除試験の時に、ブーツ
履いてない人たちには試験官が
ズボンの裾を靴下で包むように
指導していたが、ありゃどう見
てもダサかった。
しかも、ブーツ履いていても、
裾をブーツの中に入れるブーツ
インでないと減点されて落と
された。
返事も警察官のような返事、
直立不動の姿勢から礼、とか
でないと減点対象だった。
そして、ヘルメットは白のジェ
ット。これでないと服装✖️で
弾かれた。グローブは黒、靴
も黒限定。それがまず条件。
限定解除なのに理不尽な限定が
多すぎて笑えたが、そういう
時代だった。
警官が車両を止めて免許証確認
の時も「おい。免許証!」と
いう対応が普通。「どこ行くん
だ?」という言葉使い。
戦後なのに明治からのオイコラ
警官そのままだった。
一度、ルート20甲州街道で昼間
2ストマルチに2ケツで信号停止
した。高校の時調布で。都下の
グランドでの運動会の帰りだ。
そしたら、横の交番から警官が
出て来て「おい。免許証!」と
言う。
「任意ですか?強制ですか?」
と言ったら、「何だと?この
野郎!!」と警官は言って殴り
蹴るようにして襟元掴まれて
バイクから引きずり下ろされた。
危うく転倒しそうになった。
で、二人で交番で取り調べ。
一体、何の容疑だよ(笑
二人とも高校の制服着て乗って
いた。
まあ、警察はそういうのが普通
だった時代。
だって、至近距離から頭部狙い
撃ちでノーヘルの看護活動中の
学生を警官が撃ち殺したりして
た時代だったから。
犯人は組織的隠匿で特定できず。
学生は死に損だった。
フツーにパンパンけん銃もガス
ランチャーも水平撃ちしてた。
警邏のオマワリも「お巡りさん」
などではなく、マッポ(偉そう
にしてる明治新政府のオイコラ
官憲を薩摩っと揶揄した旧
江戸市民の造語が語源)そのもの
だった。それがザ・昭和。

なんせ、服装まで警察の意のまま
に従わないと免許さえくれない
時代だったのだから。
免許は技術じゃないのよ。
だから、どんなに正確に操作運転
しようとも、数回で合格はまし
なほうだった。
そら8回受験とか、そんくらい
かかるさ(笑
仲間内でも限定解除は10回前後
が多かった。
90年代に入るとぐっと緩和され
たみたいね。
そして、96年からは免許制度
が変わって、自動二輪枠が無く
なり、限定付制度ではなく、
二輪は小型と普通と大型という
三種の別免許になった。
1975年からの約20年間は、
小型と自動二輪という区分だっ
た。自動二輪の中に中型限定と
限定無しに分けられていて、
限定無しは教習所では取得でき
なかった。「合格者を出さない
為の試験」という違憲の疑いも
ある制度だったが、まあ、警察
が文字通り権力を振り回してい
た時代の事だ。
当然、「圧力で統治する側」と
「される側」という図式が色濃
く社会に現出していた。
なので、今の時代のようなヘコ
ヘコ権力者に媚び売るのが美徳、
それが品行方正な良市民、とい
うような感覚は国民感情には無
かった。
今は、皆が市民警察ぶっていて、
果てしなくダサい。