
北海道産トツキビをゆがして
みた。
うまし!
次は醤油焼きだ。
広島県福山市の地醤油には
滅法美味い醤油がある。
慶應年間創業、明治17年から
醤油製造に入った。
山陽道の国道沿いにある。
うちは昔から愛用している。
その醤油を使う。




広島県の特徴。
広島県は酒どころであるのと
関係あるのかどうかは知らな
いが、地醤油屋がかなり残っ
ている。
古代から水が良い土地で、良
い鉄も多く取れた。
日本全国、酒どころの土地は
良鉄産地であるケースと重な
る。
醤油は詳しくはないが、鉄と
酒と水が切り離せないような
水との関係もあるのかも知れ
ない。
広島県の醤油は総じて美味い。
新潟の醤油も美味いが、あそ
こも酒どころだ。
そして、製鉄や包丁、刀剣生
産地でもあった。
ノーリサーチだが、多分、岐阜
県の関あたりも美味い地醤油が
あるのではなかろうか。
広島県の酒でとても残念だった
のは、2001年の芸予地震によ
り、ある老舗造り酒屋が倒壊し
た事だ。
その酒屋は、「武田節」の時に
武士の母里太兵衛が飲み干して
安芸備後の大名の福島正則から
秀吉下賜の槍日本号を取った時
の献上酒を造った蔵元だった。
三原西町の酒屋。
(刀剣研究の友人が母里氏の子孫
から直に聞いたところでは、氏
の名は「もり」ではなく「ぼり」
が正しいとの事だ)
倒壊後に別場所で製造を続けた
のだが、ほどなく、数百年の
歴史に幕を閉じた。
現在のようにインターネットが
普及していたらクラウド等での
救済手段もあった事だろう。
「武田節」の日本酒はこの世か
ら消滅した。
現在、蔵元の跡地はスーパーに
なっている。
主要銘柄は「旭菊水」だった。
正月には市内の神社で御神酒で
振る舞われたが、実に美味い酒、
ザ・日本酒!という良酒だった。
江戸期から武士にも町人にも
三原城内城下で一番親しまれた
酒だった。
残念至極に御座る。