渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

雨のキャンプ

2024年05月27日 | open



1960年代70年代は実に多
キャンプをしたが、雨に
られる事も多かった。
キャンプ地は東京、神奈川、

埼玉、山梨、群馬、静岡が
多かった。
今では誰もやらないが、昔
のテン場ではテントの周り
に環濠のように雨よけの溝
をスコップで掘ったんだよ
ね(笑
それと、トイレ用の深い穴
掘り。
まずそれらが最初にやる事

だった。
今と全然環境もやり方も違
から。
あまり女性キャンパーが多く

なかったのは、お花摘みが
嫌だったからではなかろうか。
男などはキジ撃ちは平気だっ
たが。

最近の傾向としては、ポール
テントやパップ、軍幕等の
三角テント
がまた注目されて
人気が出て
来ているのが何だ
かいい。


半世紀以上前は三角テントで
色はオレンジというのが一般
的だった。
実はドーム型よりもかなり使
い勝手がよい。空間的に。
今は私はお手軽なドーム型の
ドッペル
しか使わないが、実
は半世紀
以上前のテントも保
存が良い
状態で持っている。
小学生の
頃の(笑
小3の時に父に買ってもらった
鉈も持っている。
研げば今でも現役で使える。

私個人がキャンプをする理由。
それは、自分のナイフを合法
的に思い切り使えるからだ。

ただし、半世紀以上前の小学
生の頃は、キャンプで作る料
理は包丁を使った。いわゆる
文化包丁。(その包丁は小学
生の時の家庭科の調理実習で
も使った。現在も現役で使用)

料理には包丁が最強刃物だ。
包丁はクッキングナイフと呼
ばれる程で。料理に特化した
刃物が包丁なので、専門職の
ようなものだ。
ペティナイフのような物でも
キャンプでは包丁が威力を発
揮する。
あえてナイフで料理とか、な
んだかスタイル固執のカッコ
つけのようにも思える。
手際や安全性、食材に対する
切れ味、どれをとっても料理
は野外室内を問わず、包丁が
最強最適最良だ。

私はちょいキャンではなく本
キャンの時には、スノーピーク
の折り畳み式まな板の中に超絶
切れ味の包丁を仕込んで行く。


私自身とスタンスが違うなぁ
と思うのは、現代のキャンパー
(なの?
)たちに結構多く見られ
る行動で、次から次に新商品
を買いまくって道具揃えの道
具自慢に浸る方々。
全般的にこの傾向が異様な程
に現代は強い。
そして、ひどいねーと思うのが、
ギア紹介と称して誰もが金太
郎飴でYouTubeで紹介してい
る現代にあって、「まだ使った
事ないけど評判が良いのでレビ
ューします」とかいう動画が
かなりある事だ。
それって何なのさ?(笑

それと、キャンプ場でサイトと
称して自己区画エリアを作って
それをプライベート空間として
死守、みたいな風潮にもかなり
違和感がある。
最近のキャンプ場では、共同水
場で朝顔を合わせても挨拶もし
ない、挨拶をしても無視とかい
う人間が異様に多い。
共同エリアは参加者全員の共用
設備なので譲り合いや挨拶や声
かけはとてもキャンプでは大切
な事なのに、何か今の人たちは
根本から考え違い、心得違いを
している。
広島県内のキャンプ場に行って
も「おはようございます。あ、
お先どうぞ」と声かけて水場を
使用する事などは見た事がない。
我先にと独占し、そして自分だ
けの利益の為の行動をする。
ひどいヤカラになると、テン場
から水場までの導線を遮るよう
に広大な自己サイトを設置して
そこを通れないようにする。
考えられないほど大きく迂回し
ないと(数百メートル)水場まで
行けない。
サイトを通ろうとすると猛烈に
「おいおい!人の所通るな!」
と文句を言ってくる。
こうした例は広島県だけなのか
も知れないが、まあ有り体に言
えばしどいの一言。周囲の県全
県から嫌われまくっている人一
倍性格の悪い県民性を野外に来
てまでも出さなくても、と思う。
へぇ、キャンプ場に来てまでも
そうなのか、と。
他の都道府県のキャンプ場でも
そうなのだろうか。

 

 


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