うーざっぶー。帰ってきました。
クルマに乗って出かけるし、外で仕事するわけじゃないので、10月あたりと同じ格好で出かけるのですが、夜はさすがに冷えますねねe&3ねnXねneo・s(←指がかじかんでる様子(笑))。
さっき食べたラーメンで温まったはずなのに、もう寒くてお風呂に入りたくて仕方がないです。
ハイ、そういうときは、まず温まるべし。
フフフ、湯船が俺をよんでるぜ(←小林旭風・・・ふるい(笑)。)
。
-----追記。-----
うおー、きもついかったー。
いやぁ、お風呂は日本の誇る再考の文化の一つですな。個人的に世界遺産に登録!・・・いや、遺産にしちゃいかんか(笑)。
知らず知らずのうちに固まってた身体はすっかりほぐれるし、温まるし、熟睡できるし、・・・僕を見つけると尻尾を振りながら冷蔵庫から転がってくるぷしゅは、とっても美味しいし。
でも、最近はお風呂の一番の楽しみ、っていうか目的は本をゆっくり読むための時間に出来ることなんです。仕事中じゃ無いし、クルマを運転してるわけじゃないし、忙しい時期でも、さすがにピアノが前にあるわけじゃないし、・・・この時ばかりは本に集中できるのが嬉しいですね。
前は、濡らしちゃいかんよな、と思って漫画本(←主に「鬼平犯科帳」などの時代劇とかね(笑))や、軽く読める古本で買った文庫本なんかだったんですが、最近は「キレイに保存することじゃなくて、読むことに意義があるんだよなぁ。」と当たり前の事に気が付きまして、とにかく読みたい本を持ち込んで読むようにしているんです。さすがに図書館で借りた本はまずいので、これはしませんが(笑)。
しかも何度かやってるうちに、本を濡らさないコツみたいなものも覚えてきます。「水しぶきを上げない様に、お風呂の中では身体を極めてゆっくり動かす」「濡れた頭を本の上に絶対に持っていかない」などです(←あたりまえのことばかりですね(笑))。でも、こんなことで、お風呂は素晴らしい読書室になるんですね。
今日は、さっき帰ってきてポストを覗いたら、先日ポチした本が二冊と、・・・「DAY JAPAN」が届いていました。
しかし、お風呂で読むにはちょっと大きかったので、ざっと開いて(印象は、またちゃんと読んでからね)、今日は別に届いたほうの一冊、「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」を持ち込みました。あらすじはこちらで紹介されています(僕はこの書評を読んで、ポチしました)。
著者で、ベトナム帰還兵であるアフリカ系アメリカ人のネルソン氏が、その戦争の悲惨な体験を広く知ってもらおうと、非常に易しい文体で綴った本です。小中学生にも読めるように書かれていますので、140ページほどありましたが、僕は一時間半ほどで読みきってしまいました。てか、読みたくて、知りたくて、・・・とにかく読み終わるまでココから出るもんか、という一時間半だったんでけどね。
とても、良い本でした(楽しい話を書いた本ではないですから、悲惨な表現や話も出てきますし、読んでて辛くなりますし、痛いですよ。ただ、キレイごとじゃなくて、僕らが生きていく上で、絶対に知っておくべきこと、忘れちゃいけないことが書いてるという点で良い本、と表現しました)。そしてさらに、僕には文中でネルソン氏が「世界中が共有すべきだ」と引用していた、日本の「憲法第9条」を、静かなお風呂の中でゆっくり何度も改めて読みかえすことでこれを憲法として持っているという日本の価値を、今更ながらさらに深く理解できたと感じられたことも、とても大きな収穫となりました。
まー、またこれについてアレコレ書いていると長くなるので、今日はこのあたりで。ただ、「どんなんだっけ?教科書で読んだ気はするけど」という方もいらっしゃるかと思いますので、最後に引用しときます。今までも、そしてこれからも、僕達が一生付き合っていく、そして最低でもこれだは「確実に世界に誇れる日本の一番の価値」を表したものですから、今一度、読まれておいて損はないと思います。
-------------------------
「日本国憲法第9条」
『1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 』
-------------------------
前に「戦争」の反対は「平和」ではなくて、「話し合い」だと書きました。このことがちゃんと書かれていました。
国際紛争を解決する手段としては・・・→つまり「戦争」「武力の行使」が意見の対立を解決する手段として世界に存在することを前提とした上で、分かった上で、
永久にこれを放棄する・・・日本はそれを今後しません。
ということでが明記されているんですね。なので、このあたりをしっかり認識することで、「なんで戦争なんかするんだろう、してるんだろう?」と疑問の前に立ちすくむのではなくて、「話し合いで解決しない時の手段として、戦争を選んではいけない。止めるべき」と、さらに「どうしたら戦争を止められるか」と一歩進んで考えることができると思うんですよ。世界から見たら、こういうことをはっきり憲法に書いている日本は、結構特殊な国なんですよ。だからこそ、色々と戦争問題について発信をしたり、発言をする意味もまた大きいんですよね。
さて、寝なければー。そして、起きなければー。
ではー。