ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




あ、水をね。

ぷしゅは・・・今からさー(笑)。

いっやぁ、しかし楽しかったなー。田中一郎さんともセッション出来たんですが、最高でした。ギターもステージ上での突然の指示も(笑)。

今日はアンコール後にもずっと拍手が鳴っててね・・・。

よし、飲むかな。

\(゜ロ\)(/ロ゜)/わっほいわっほい。

 

---追記。---

はい、帰宅しました。

只今、四時半です。まぁ、こんなものでしょう。ってか、思ってたよりも早かったかも(笑)。

冬だしな、と先日買った厚手のシャツを来てステージに上がるも、なんとまぁ、暑いこと、暑いこと。曲の合間に飲むお水の、美味しいこと、美味しいこと。ライブには夏も冬も関係ないってことですね(笑)。

 

ライブハウス。

今では、例えば千人規模のところでも、オールスタンディングだと「ライブハウス」って呼ぶこともありますが、僕にとっての「ライブハウス」は、やっぱりこういう小屋。大きくても2~300人も入ったら満杯の、お客さんとほとんど目線の変わらない小屋。

初めてライブハウスに立ったのは、高校生の時でした。

・・・興奮したなぁ

当日は一丁前のミュージシャンになった気分で、お店の人に「おはようございまーす。」なんて、まだ慣れない業界独特の挨拶をしたりしながら、でも実は内心ドキドキで(笑)。これから自分が立つステージを「おぉ、とうとう、ライブハウスに!」って。

あれから二十数年立ちますが、今でも、なんだかライブハウスに入るときは、独特のドキドキ感があります。薄暗い照明、長年のタバコとお酒と、汚れたエアコンの空気なんかが混じった、据えたような匂い、初めて会う小屋のスタッフさん達。先に来ているメンバーの顔を見つけると、少し安心したりしてね。

ホールやアリーナとは違う、変な例えをすれば、まさに「逃げも隠れもできない」感じが、ライブハウス独特の距離感なんじゃないでしょうか。お客さんと、僕らだけの、物凄く密な、だからこそシビアな、空間。

楽器を置くスペースとの戦いから始まって、モニター環境も、音響も、照明も、とにかくシビア。リハーサルの時間だって、通常のコンサートの三分の一も取れません。

でも、だからこその、やりがいがあるんですね。はっきり言えば、実力が試されてしまうんです。如実に、露骨に、出ます。お客さんも、演奏者の顔色の、微妙な変化まで見えるでしょう。僕達も、お客さんがよく見えます。反応が、手に取るように分かります。

ライブハウスは、ある意味ごまかしが一切効かない、自分の存在を、ものすごくリアルなカタチで試される場所なんですよね。

そして、今日は楽しかったです。でも、だからと言って反省点がないわけではありません。「くそー!なんで、今日これが上手く弾けないんだっ」って、まさに弾きながらくやしい思いもしました。でも、一生懸命やりました。だから、楽しかったし、なんか上手い表現が見つかりませんが、そんなまだまだな自分が、楽しかった。

そう、まだまだ、やることは山積みです。二十数年前のあの頃と、僕の気持ちは、何にも変わってないです。でも、そんなことを気付かせてくれるのも、・・・原点である、ライブハウスなんですね。

 

終演後の楽屋にて。

これまた狭い楽屋の壁は、ステッカーと落書きで一杯です。もしかしたら「きたないなー」って思う方もいるかもしれませんが、・・・ライブハウスに行ったら、この空間にどっかと身を起き、これをつらつら眺めるのが、また楽しいんです。時には、僕もペンを持って・・・なんてことも

「あー、こんなバンド、いたなぁ」とか、「あ、あのバンドもここで演ったんだー」とか。時には「そうそう、このバンドの○○、憶えてる?ヤツとこの間たまたま会ってさ」なんてメンバーと話が広がることもあります

同じ楽屋を使い、同じステージに立った者同士の、共通の思い。お客さんに自分たちの演奏する音楽を楽しんでもらいたい、そして、一緒に楽しみたい、っていう目的でここへやって来た、沢山のミュージシャン達の、小さくて、大きい足跡。

 

ライブハウスって、ほんと、楽しい。音楽って、ほんと、楽しい。

入るときは緊張するけど、「おつかれさまでした!」って、帰るときは、ちょっと寂しい。

何度でも、いつでも戻ってきます。自分を、もっと磨きたいから。

 

今夜参加して下さった皆さん、応援してくださった皆さん、どうもありがとうございました。何度もしつこいようですが、今日はとっても、とっても、

 

・・・美味しかったです

 

・・・じゃないだろ(笑)、楽しかったです、だろ。

はいー(←絵文字も違うだろー)。

ではー。



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