ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




昨日は、目的だったお鍋屋さんが定休日かなにかで閉店してしまっており、お刺身をご馳走になってまいりました(T先輩、ありがとうございましたー。くコ:彡ウマーでした)。ただ、ちょっと飲みすぎまして(笑)、昨夜はバタンQでした。ハタンキューではありませんよ

今日はそんな頭をすっきりさせようと(ほんとか?)、少し早い時間に用事と散歩を兼ねて外に。そして、

トルコ大使館と東京ジャーミィに行ってまいりました。いえ、たまたま目的だった場所の近所にあった、ということなのですが、でもね、

4年ほど前に、三笠宮崇仁(みかさのみやたかひと)親王さま(昭和天皇のご兄弟ですね)と在日トルコ大使との親善パーティーの席でグランド・ピアノを弾かせて頂いたことがあったり(なんと、親王さまのお目の前2メートルくらいのところでね)、旅先でスタンさんというトルコの方と出会って漢字を教えた、なんてこともあり、トルコという国にはなんとなく親しみをもっているのです。ケバブやシシカバブーも大好きですし(笑)。

 

 

東京ジャーミィ。都内の真ん中にありますが、とても異国情緒が漂います。

お祈りの儀式をする大きな礼拝堂があります。ここに入るのは僕たちも自由ですが、土足は厳禁で、撮影には許可がいります。また、女性は必ず頭にスカーフを巻かなければ入れないそうです(スカーフは入り口で貸してくれるようです)。

 

ジャーミィとは、簡単に言えば、モスクのことです。そしてこちら、昼間は見学自由なんです。

お土産なども売っていまして、「お、この玄関マット、いいなぁ」などと思って手に取ったら、「子ども用礼拝マット」とありました。失礼しましたー(写真右側、扉の脇。ほんとに色とりどりで美しいのです)。トルコの音楽のCDやカセットも売っていました。

職員さんはいなく、これらを買う場合は自分でお金を脇のテーブルに置いてあるガラス製のポットに入れるのです。 

 

館内には色々な伝統的な調度品が飾られていたりして、どれもとても美しく、見とれてしまいます。でも、文字はさっぱりです。もう、ヘタすると本の上下すらわからなくなりそうです。(なんかですね、トップの写真・・・本当に上下逆じゃないか、と思っております。勿論、撮った時は、気付かずでした。もはや僕には判別不能です。どなたか・・・(笑)。)

トルコには、公用語としてのトルコ語もありますし、トルコ文字もありますが(アルファベットに近い)、地理的にも歴史的にも、複雑に文化が入り混じった土地。今でも沢山の民族がいて、沢山の言語が話されているようです。

その一つ、こちらのアラビア文字などは、僕たちには・・・本当に、見るだに難しいです。こうした古くからのイスラーム文化に、近年では西欧文化が流入しているトルコでもこれを読み書きする人たちがたくさんいるわけですよね。

このアラビア文字を使っている国、というか、アラビア語を公用語としている国は世界に21ヵ国あるのだそうです。対して、日本語を使っているのは日本、ただ1ヵ国。アラビア文字を理解する人の方がはるかに多いわけです。

うーむ。どちらの言語もまったく知らない人が、アラビア語か日本語を読み書きするとなったら、一体どちらが難しいのでしょうね。今、例えば僕たちが英語だけしか話せなくて、文字もアルファベットしか読めなかったら・・・初めて見る日本語も、相当難しいですよね。

日本に15年以上滞在して、日本で仕事をしているペルー人の友人が、「ひらがなとカタカナはマスターしたよ。読めるし書けるよ。でも日本語には「漢字」があるから、本や新聞は一生読めないと思う。あきらめた(笑)」って笑いました。うん、文字の種類がね、ほんと多いですからねー。僕たちですら全部は読み書きなんて、ねー

でも、たしかに、一から勉強するとしたら、日本語も本当に大変かもです。うん、・・・僕たちは、結構すごいかもしれませんね(←そこか(笑))。

ただ、このペルー人の友人は、スペイン語と英語とイタリア語は完璧で、ポルトガル語も話し、日本語も話す、というね・・・もう、漢字がどうこうって以前に、凄すぎです。とても真似できませんもの。だから、「漢字、大変だよね。でも君なら、きっと大丈夫。頑張ってね!」と答えておきました

ってか、僕が頑張れ、って話ですよね(笑)。

 

広いボールルームにおかれた丸テーブルでは、棚にある図書を自由に閲覧したりもできるんです。ここで、読書もできます。図書館よりもずっと静かで最高ですよ。ちなみに、トルコの女性が一人いた以外、誰もいませんでした。

 

なすびかと思いました(笑)。

アラビア語の入門本です。・・・顔文字みたいでかわいいですよね(笑)。なぜにこれがあそこまで複雑に・・・。人間の表現したいことが、それだけ微妙で複雑、ということなんでしょうね。

 

一階と二階を結ぶ、外階段にて。

皆さんも、お近くにお立ち寄りの際には是非どうぞ。小さいですが、ちょっとした小旅行気分が味わえると思いますよ。

 

・・・あ、あとね、

おトイレが、そのー、とても興味深いのです。完全に異文化空間ですよー

 

ではー。 



コメント ( 19 ) | Trackback ( 0 )