ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




見事に予報的中。

 

「おー、これはすごい。」

 

じっとして黙っていると、ザーッと、部屋の中に音が聞こえてくるほど降っております。

 

「これは、写真撮らねばー。」

 

と、あたふたとベランダに出て、ふと。

 

 

・・・あれっ?集中できるはずでは(笑)。

 

 

えぇ、雨が降ったら降ったで、また気が散るようです・・・僕は(笑)。

 

 

今日、まだ雨が本降りになる前に、都内まで打ち合わせにでかけておりました。

一件目の打ち合わせを終えて、二件目の打ち合わせを喫茶店でしていると、突然「あーっ、なんだよっ!」という聞き覚えのある声が。

先日一緒に演奏した大学時代の先輩でした。

「あー、なんだよっ!」ではありません(笑)。ぼくこそ、「なんでですか!?」だったんですから。

 

どういうことかと申しますと。

 

昨日、学校の講師控え室でお茶をしていたときのことです。あの、なんとも言えないお茶、なんともいえず(笑)、美味しいのです

そこで、隣に座っていた先生とお互いの出身学校の話になり、「僕は日芸なんです」と言ったところ、少し離れた席に座ってらした一人の女性の先生が、「え?はいはーい、私も日芸!」というではありませんか。

 

「あら、先輩、・・・か、後輩ですか

 

女性ですから、良く確かめもせずに「あ、先輩ですか」とか言ってはいけません(笑)。結果、先輩だったんですけど

 

今、校舎を立て替えている話などから(僕が通っていた当時はオンボロ校舎でした。もうね、もはや母校とは思えないような近代的な建物になっている・・・様子を、先日こちらのコメント欄で知ったテレビ放送で知りました。教えてくださって、ありがとうございました)、

「じゃ、やっぱりあの学食で食べてたわけ?あそこ、ま○かったよねー(笑)」「はい、食べてました。いや、・・・ほんと、なんと言いますか、・・・○ずかったですね(笑)」

などという話へ。ほんと、お世辞抜きで、残念な作品だったんです。びっくりしますよ(笑)。

パスタを頼むでしょ。出てくるでしょ。フォークで持ち上げようとすると、ブツブツッって切れるの。茹で過ぎた麺で作った焼うどんみたいな感じなんです。ブヨブヨなんです。いつも(笑)。そして、ソースも、残念で。なんとも言えず・・・。でも、これがまた、

・・・安いの(笑)。たしか、200円とかでした。だから、みんな我慢して頼むの。「誰か、このパスタ、何とかしてくれー」って思いながらも(笑)。

思い出しても、あればっかりは、う、うーん、です(笑)。でも、あれももう食べれなくなってしまったと思うと、ちょっと懐かしく、少し寂しくもあります。もう二度と食べれないなら、もう一回くらい食べておけば良かった。

 

話がそれました。食べものの話はいかんね、つい(笑)。

 

で、その女性の先生と、そんな当時の話から、「僕、一瞬だけ軽音だったんですけど。で、先日も結婚パーティーがあって集まったり」と言うと、「そうなんだー。でももう、あなたの頃の代とかは知らないなあ」「いえ、僕はほんとすぐ辞めてしまって、それで、けっこう上のOBとバンドをしてたんです。あ、もしかして、先生と同じくらいの」「え?じゃあ・・・誰知ってる?」

というので、「そうですね、例えば昔『○○○○○△△△△ー△』ってバンドにいた□□さんとかとバンドを。つい、先日も一緒に・・・」と話し出した途端、その女性先生、飲んでいたお茶を「プッ!」っと吹くようにして、「それ、私の元○○だから!」「・・・えぇっ?」

そんなん、ありですか(笑)。それとなく聞いていたのであろう他の先生方も一同、「えーっ!」と、大ビックリ&大爆笑でしたよ

 

パンダ携帯でブログを遡り、あの日の写真をお見せすると、「うわー、懐かしいなー。・・・変わってないな。」「えぇ、お元気ですよー」「そっかー。じゃ、もし連絡とれるなら、よろしく伝えてね。」

勿論、今は皆さんそれぞれお幸せです。懐かしい昔話、といった感じでした。

「いつでも連絡、取れますよ。あ、なんなら、お写真でも。せっかくですから。一緒にお送りしますよ。」 

と、ささっとカメラを取り出すと(「・・・なんで学校に一眼なんて持って来てるんだ!」というツッコミ多数でした(笑))、「あら。じゃ」、と一瞬でポーズを決める女性先生。さすが、元有名レディースバンドのミュージシャン(笑)。

 

早速、この偶然の出会いのコトの顛末を書いて、「よろしく、とのことでした」と、写真を添えて先輩にメールを送りました。

すると今日、僕が家を出る直前に返信があったんです。「おー、なつかしいな。このポーズ、昔と一緒だ(笑)。今度、呑もうって、よろしく伝えてくれー!」そんなメールでした。いいですね、こういうのも。スッキリした先輩たちです。きっとお互い、20数年ぶりとかだと思うんですよ

僕は、ハブラシをくわえたまま、

「はい、了解です。ちゃんと伝えますね。」と簡単に返信をして、家を出たんです。

 

ちょっと上手くまとめられず、話がごちゃごちゃしましたが、とにかく、昨日と今日、そんなやりとりがありました、・・・ということでお願いします(笑)。

 

そしたら、その先輩(男性の方ね)に、その数時間後に、お互いの家から一時間以上も離れているような都内の喫茶店でバッタリ会った、というわけなんですよ。先輩も別件の打ち合わせで都心に来ていたらしく、やはりとある音楽関係の会社の方とお話をしていたんです。

そして、あちらから「あ、なんだよ!」だった理由は、

「今、この○△くんに、そっちの席でまさにちょうどオマエの話してたんだよ!こういう後輩がいて、そんで・・・、って。」

なんだそうです(笑)。

 

この「そんで・・・」の後に続く理由が今はちゃんと書けないので、中途半端ですみませんが、なんかこの偶然がね、とっても嬉しくて、面白かったんですよ

 

この広い東京で、同じ時間に、同じ喫茶店で、久しぶりにたまたま(全然関係ない話で)メールのやりとりをした人とバッタリ出会うなんて、そうそう無いと思うんですよね。 

あちらからしたら、「今、たまたま話をしてたヤツが、目の前に」だったわけで、僕からしたら、「昨日、話題に出てて、さっきメールをしたばっかりの人が目の前に」だったわけです。だから、ぼくからしても「なんでですか(笑)!?」だったわけです。どちらかの一時間が違っていたら、会わないんですから。

そして、「よし、じゃ来週にでも、改めて会おう。」「はいー」という話になりました。

 

うーん。

 

偶然って、どこか必然、なのかもしれないな、って思います。

 

・・・何となく、なんですが。

 

思い返すと、人の人生って、こういう必然みたいな偶然、偶然みたいな必然、の積み重ねなんじゃないのかな、とも

 

さて、ここから何が起こるのでしょうか(笑)。

 

ではー。



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