古い電気ピアノであります、CP80に使うACあたふたが見つからず、困ってしまいました。
ACあたふたといいますと、普通は「中が+で外が-」みたいな、丸い細いプラグだったりしますが、
このCPに使うものは、特殊な“XLRの2ピンタイプ”というプラグを使っているものでして、どこにも売っていないんですよね。
ヤマハでもとっくに生産中止になってしまっており、問い合わせてはみたものの、手に入らず。
フランスで作ってる人(←マニア(笑))がいたのですが、約50ユーロ(5500円程度)とのこと。
これを空輸までしたら、結構な金額にもなってしまいますし、時間もかかります。
写真を見たら、大したものではなさそう。プラグそのものは日本でも手に入るものだし。
・・・ということで、自作することにしました。
シャキーン。
といっても、出力のボルトとアンペアの合うACあたふたが用意できれば、あとは線を切って、プラスとマイナスにだけ注意して繋げばいいだけですので、そんなに難しくはありません。
登場するのは、はい、マイ半田ごて。
これね、なんと、中学生の時の技術の時間に作ったものなんです(笑)。
ですが、まだちゃんと通電して動いているのです。すごいですねえ。
30年前のものですよ(笑)。
ともあれ、熱くなってくれて、半田が熔ければよいのです。
そして、今日も、しっかり働いてくれました。
もしかして、半田ごては、一生これでいけたりして(笑)。
ACあたふた、というのは、勿論、ACアダプターのことですが、
昔、面白フラッシュが流行った頃の名作「楽しい国語3」の、
問:「あたふた」を使って短文を作りなさい
答: 「ACあたふたが壊れて困ってしまった」
これが気に入ってしまって(笑)、以来、ACあたふた、と言ってしまうようになりました。もう、かならず(笑)。
楽しい国語、ご存知ですか?
他にも、色々ありましたねー。(楽しい国語1、楽しい国語2。こちらはYoutubeでお楽しみください。)
問:「あたかも」を使って短文を作りなさい
答:「冷蔵庫に牛乳があたかもしれない 」
問:「どんより」を使って短文を作りなさい
答:「うどんよりそばが好きだ」
問:「もし~なら」を使って短文を作りなさい
答:「もしもし奈良県の人ですか?」
問:「まさか~ろう」を使って短文を作りなさい
答:「まさかりかついだ金太郎」
問:「おりから」をつかって短文を作りなさい
答: 「檻からライオンが逃げて大騒ぎとなった」
問:「いかにも」をつかって短文を作りなさい
答: 「イカにもタコにも吸盤はある」
問:「やがて」を使って短文を作りなさい
答: 「矢が鉄砲に勝てるわけないだろう」
問:「どうしても」を使って短文を作りなさい
答: 「先生、移動してもいいですか? 」
問:「とりわけ」を使って短文を作りなさい
答: 「鳥は毛虫を食べる」
問:「うってかわって」使って短文を作りなさい
答:「彼は麻薬をうって変わってしまった」
問:「あながち」を使って短文を作りなさい
答: 「ピュアなガチョウだなぁ」
いいですねえ。どうしても一度、口に出していってみてしまいます。
はい、どうぞ、ご一緒に。
「・・・ピュアなガチョウだなぁ。」
このシリーズ、いいです、やっぱり(笑)。
これも一生ものかも(笑)。
ではー。