味も素っ気もない、段ボール箱の写真ですみません(味、未確認ですけれど)。
でも……、この段ボールに書かれた文字、お読み頂けますでしょうか。
「KRONOS(クロノス)」と書かれております。
はい、そうです、「クロノス」とは、
先週末のPRSのイベント、こちらに出演するにあたり、主催でもありました、楽器メーカーのKORG(コルグ)さんから借り受けた機材の一つの名前です。
昨年2月の、「クロノスはじめました」という記事でもご紹介しましたが、
なんと、クロノス発売時の紹介PVには僕も出させて頂いておりました(1:50くらい~……一瞬だけですが(笑))。
http://www.youtube.com/watch?v=nDR7V3qqFQM
が、実際にちゃんとひかせて頂いたのは、先週のイベントが初めて(事前に、家とリハでちょっと触りましたが)。
で、触れば、やっぱり……欲しくなる(笑)。
なんたって、これまでのKORGのシンセの技術の粋を集めた、最新鋭&最先端のシンセサイザーですから。
アナログ・シンセ大好きの僕も、勿論、現代的ないい音のするデジタルシンセは好きですし、触っていても楽しいものです。
ライブが終わって、そのまま「それでは、こちら引き取りますね。」という時には、
「あーあ、やっぱりそっちに帰っちゃうのか。このままウチの子になっちゃえばいいのにー」という感じで(笑)、泣く泣くお別れしたのでした。
……が。
結局、薬局、放送局(古い)。
「来ちゃった」
のですよ、「KRONOS」が、うちに!
なんとなんと。
僕が、今回のリハ中から(いや、実は、昨年のPVの撮影時に試奏させてもらった時から)、何度も何度も何度も何度も(笑)、
KORGの方に「…これ、いいですねえ。僕も、一台、欲しいなあ。使ってみたいなあ。」
とずーっと言っていたら、
「川村さん、もしよろしかったらですが、今回ですね、イベントで演奏して頂いた対価といたしまして、KRONOSを一台、川村さんにご提供させて頂こうと思うのですが、いかがでしょうか。」
というご連絡を頂いたのですよ。
(やったー!いよいよ!)
返事ですか?
そりゃあもちろん。
「へい、よろこんでっ!」
ですよ。
しかも、
ご覧ください、
「KRONOS」の後に、うっすら見える、赤い「X」の文字。
そうなんです、これぞ、KRONOSシリーズを発売してから一年の間に使用されたプロ、アマ、世界中のユーザーさんたちの声を反映して、
さらにグレードアップを果たした、「KRONOS X」。
もう、本当に、一番最新の一台なのですよ(もしも去年頂いていたら、Xのつかないモデルだった、ということですよ、奥さん。これは待った甲斐がありました)。
今回、うちに来てくれたモデルは、シリーズの中でも、持ち運びなどに便利な、61鍵盤(5オクターブ)のもの。
僕は、先日のライブでは88鍵盤を使わせて頂きましたが、実は訳あって、僕はKRONOSなら、この61鍵盤モデルのものが欲しかったんです(ここ、ちゃんとKORGの方も覚えていて下さったのですよ)。
いやー、嬉しいです。
実は、嬉しすぎて、まだ段ボールから出せてないんです(笑)。
実際は、ちょっと忙しすぎて、今出しても、ゆっくり触ってあげられないので、寝かせてるという状態なのです。
ワインみたいなものです。
時間ができたら、……もう、その時は、段ボールを開けるところから、もう、じわーっとゆっくりと堪能したいので。
段ボールの蓋、一日、一枚ずつ開けようかな(笑)。
なんなら、止めてあるテープを、一日、1センチずつ切って開けていくとかね。
(どんだけマニアックなんだよ、むしろ早く弾いてあげろよ、という(笑))。
いつか、皆さまにも何らかの形で、お披露目させて頂きたいですね。
どうか、お楽しみにんにきにーん(もちろん、僕が一番楽しみなんですけどね(笑))。
ではー。