
謹みまして、新年のお慶びを申し上げます。
つつしむ。
ふむ。
「謹む」と書く場合は「うやうやしくかしこまる」という意味になります。
が、おなじ読みで、「慎む」とも書けまして、この場合は、
1.あやまちや軽はずみなことがないように気をつける。慎重に事をなす。「行動を―・む」「言葉を―・みなさい」
2.度をすごさないようにする。控えめにする。節制する。「酒を―・む」「暴飲暴食を―・む」
このような意味になります。
僕の場合は、こっちなのではないだろうか、という気もします(笑)。
特に、1.は「なんで知ってるのか。僕に対するおみくじか」と思うくらい、そのままピシャリです。
人生、軽はずみなことばかり。
慎重に事を運ぶことが、このト〇になっても全然できないばかりか、
慎重に動くことすらできない。
足元に何かあれば、わざとか、と思うくらい見事に足を引っかけますし(時に何か倒す)、
駅の階段で片方ジーンズの裾を踏んづけたりして、危うく階段落ち(銀ちゃ~ん!)しそうになったり、とまともに歩くこともままならない。
どうにか、演奏の方や、楽器のボタンを押すことには気を付けておりますが、とかく、他のことに関しては自信がございません。
それでも、つつしんで、今年も、アセらず、サボらず、やっていこうと思います。
10代は、20代の為に。
20代は、30代の為に。
30代は、40代の為に。
40代は、50代の為に。
50代は、60代の為に。
その先も、きっと同じなのでしょう。
といって、1年は短いようで、長いです。その10倍が10年。
100日や200日をいっぺんに生きるわけにはいきませんから、
これまた、短いようで長い、今日一日を、しっかりと、楽しく、生きる。
今日一日の積み重ねが、10日で、30日で、100日で、一年で、そして、10年。
とちお揚げも、毎日食べれば、10年で3650個。
これをつなげれば、なんと、もう、日本を縦断する長さになるのです。
うそですね。
ひとつ20㎝としても、10年分で7300mですものね。
……隣町にすらいけるかどうか(笑)。
そう、ひとつひとつの積み重ねは、このようにですね、地味で、そう簡単ではございません。
しかし!
7300m、7.3キロにわたって、とちお揚げが並んでいる姿を想像してみて頂きたいのです。
「よくやった
!」
と思うのではないでしょうか。
まあ、毎日同じものばかり食べるのは身体にはアレですから、ちょっと間引いて考えたいと思いますが、
やはり、毎日の積み重ねが、
「よくやった
!」
につながることは、間違いないと思っているのですが、
・・・いかがでしょうか、
とちお揚げは
(笑)。
というわけで、本年もどうぞよろしくお願い致します。
新年の良き日に、今年一年がまた、皆様にとって、日々健やかで、幸多き一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます

。
ではー。