先日、声優の永井一郎さんがお亡くなりになりました。
日本人なら全員が知っている、あの、「磯野波平」の声を、1969年10月の初回放送から、ずっと担当されていた声優さんです。
1969年10月といえば、僕はまだ0歳。一歳になる直前。
サザエさんは、ほぼ僕の人生分、放送されているのです。
見ても、見なくても、日曜日の6時半には、必ずあの音楽が流れて、あの家族の声が、どこからか聞こえてくるものです。
あの、なんともいえない、安心感。
安らぎ。
番組の終わりに感じる「ああ、これで日曜日が・・・」という焦りのような気持ちも、今となっては懐かしいです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140202-00000133-spnannex-ent
このニュースの中の写真、切ないです。
なんだか、波平さんまでも、亡くなったかのよう・・・。
「サザエさん」では、来週9日(日)の放送が、永井さん演じられた波平さんの声が聞ける最後の放送だそうです。
きっと楽しいお話には違いないのですが、なんか、少し泣きそうです。
以下は、昨年2013年7月のネットニュースの記事より。
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国民的アニメの代表『サザエさん』。放送スタートから40年以上が経過しているが、思っていたほどキャストの交代は多くない。
主要キャスト陣の年齢を見てみるとサザエ役の加藤みどりさんが73歳、波平役の永井一郎さんが82歳、フネ役の麻生美代子さんが87歳。(出典が明らかではないが)タラちゃん役の貴家堂子さんは73歳、イクラちゃん役の桂玲子さんは72歳だという。
アニメの生き生きとした演技からは想像しにくいが、皆さん相当な高齢のようだ。
その他の長寿シリーズで主演声優を調べてみると、『ちびまる子ちゃん』のTARAKOさんは52歳、『アンパンマン』の戸田恵子さんは55歳、『クレヨンしんちゃん』の矢島晶子さんは46歳と、おおむね40~50歳代だった。
新作映画が今年公開された『ドラゴンボール』の野沢雅子さんは76歳と少し高め。
この年齢にも関わらずイベント取材などでお見かけした際には元気いっぱいで、孫悟空・悟飯・悟天の1人3役を演じきっているのは素晴らしい。
主役の声優を交代した作品では初代『ドラえもん』の大山のぶ代さんが76歳、初代『ルパン三世』の山田康雄さんが(享年62歳だが現在まで生きていれば)80歳。
歴史あるタイトルだけにやはり初代キャストの年齢は高い。
声優界の大ベテランは他にも、『美味しんぼ』海原雄山役の大塚周夫さんが84歳、『機動戦士ガンダム』リュウ・ホセイ役の飯塚昭三さんが80歳など。
圧巻なのは『ゲゲゲの鬼太郎』第1シリーズの時代から活動している津田延代さんで、大正10年生まれの92歳
出典:『“大正生まれ”も現役! 「有名アニメ声優」の気になる年齢は?』
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いつまでも、というのはこちらの勝手。
しかし、できれば、いつまでも、その声を聞かせて頂ければ、と思ってしまいます。
あとに続くこれからの世代にも、あの素晴らしい声の演技を、是非聞かせてあげたい、と思ってしまいます。
昨今、ミュージシャンや、俳優さんもですが、ずっとそこにいてくれて、
昭和生まれの僕たち皆に、「そうそう、あれね!」と、共通した思い出と共に、
「なつかしいねえ」としみじみと共感できる時間と作品を作ってくれた方々が、次々に旅立たれていきますね。
しっかり、頑張らなくてはいけませんね。
ではー。