ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




しょうゆ料理ってのが、料理としてあるとは。

面白いなあ、と思いました。

 

「しお料理のお店」

とか、

「みそ料理 専門店」

とか。

あるかもしれませんね。

 

あと、

「マヨネーズ料理 専門店」

「タバスコちゃん」

「バルサミコ酢の世界」

とか。

 

ちなみにこちら、

 

そして、こちらのおすすめは、

焦がし醤油フォンデュ

「醤油屋ならではの秘伝のコク旨みソースに季節の新鮮素材をからめてどうぞ。
お皿までなめたくなる程くせになる美味しさです。
最後は俵ごはんをフォンデュソースをからめてどうぞ。

 

・・・「お皿までなめたくなる程くせになる美味しさです」

 

この宣伝文句はなかなかすごいですな。

 

でも、最後の俵ごはん頼んだ時には、

「あのう、ソース、なめちゃったんですけど」

となるのか、という。

・・・ならんですよね(笑)。

 

 

今日は、午前中に4時間の授業のあと(……今年度は、月曜の朝は、いつも6時台に起きておりましたですよ)、

いつもの午後の4時間は無かったのですが、その代わりに、

15時~21時まで、某ライブハウスにて、今年の卒業生の最後の発表会を見てまいりました。

 

僕が担当していた2年生(卒業生)は、ミュージック・クリエイターコースというコース所属の学生さんたちで、

いつものパソコンに向かっての作業がメインなのですが、

「いい機会だし、最後にステージで演奏してみない?」

と振ったら、

「やってみたいです!」

と。

 

「じゃあ、何か楽器、できる?」

と訊きましたら、なんと。

「ギターなら」「僕もギター」、「ベースできます」、「ピアノはずっとやってましたの」……という学生さんはもちろん、

「バイオリン弾けます」「トランペットで楽団にも入っているので」「サックス吹けます。ピアノもできますが、あと、歌も歌えます」

とのこと。

「サックスは、アルト?テナー?」

「両方できます」

えー、そりゃすごい。

 

その子、歌も本格的で、

「前に、・・・ドイツに住んでいた頃にオペラの勉強をしてたので」

ということで、ものすごい音域をもっている子でした。

 

二年間、毎週のように一緒にいて、でも、いつもパソコンでの授業だったので、

こんなに皆が隠れた才能を持っていたとは、お恥ずかしいかな、知らなかったのです。

 

ということで、かなり即席で結成したバンドだったのですが、

実に、そうそうたるバンドができてしまいました(笑)。

 

今日の発表会でも、他の普通のバンドさんたちの合間に、

ステージ狭しとならんだ、我が即席バンド。

 

しかし、ひとたび曲が始まれば、パソコンでの豪華な打ち込みのサウンドに、

さらに、ギター、ギター、ベース、キーボードに、バイオリン、トランペット、サックス、そして、オペラ仕込の歌(しかも、英語で歌詞を書いてきました)。

ドラムだけは、補助員さんに頼んだのですが、またこの彼のクオリティも高くて(そりゃそうだ。元学生とはいえ、教える側の人ですからね)、

25分、ノンストップで、4曲を完全に繋いでの、演奏。

 

これは、僕が昨年末の段階で、

「ねえみんな、ちょっと、これ聴いてみて」

と、ピンクフロイドの「原子心母」を聴かせたことも、影響したかもしれません。

 

ちょっと聴いてみてー、とかけた曲が、23分ですからね。ちょっと悪いことをしましたかね(笑)。

皆、「まだ終わらないのか」と不穏な空気もありましたが、でも、ああいう経験も、きっと何かの刺激や出会いにはなったのではないかな、と思っているのです。

聴かせた僕としましては(笑)。

 

あの日、

「このくらい、やっちゃいなよ。やっちゃっていいから」

とけしかけたのですが、

今日、彼らは、25分、ノンストップで演奏をやり遂げました。

 

終わった後の、見ていた学生や教員の皆さんの拍手の大きさが、

本当に僕も嬉しかったです。誇らしかったです。

 

みんな、よくやったねー

 

さて、メモに、

「突然・原子心母、は有効!」

と、書いておこう。

そして、来年も、どこかで、突然、やろう。

・・・やっちゃおう(笑)。

 

ではー。



コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )