朝は良く晴れていたのに、突然、雷が鳴ったり、
雨がせわしなーくバタバタと音を立てて降ってきたりと、
ちょっと荒れ模様ではございましたが、
こんな時には、・・・文明と申しますか、家だの、お店だの、クルマの中だの、
見回せば、とりあえず雨風をしのげる場所がある環境というのは、とてもありがたいものだよなあ、と思います。
でも、そういえば、まだまだ昭和の香りのする木造の古い家に住んでいた子どもの頃は、
雨漏りって、結構、普通にあったように思うのですが、皆さんは・・・そんなことは無いのでしょうか。
外は大雨で、家の中も、「あっちも」「あ!ここも!」なんて、大騒ぎして。
あれはあれで風情があったなあ、と懐かしく思い出します。
明日は、またピアノの調律師さんが来てくれます。
「年度末メイニアック」という記事が2012年3月31日
その続き「Sモデル」、「フェルトタッチのGW」などで調律に関するお話をさせて頂き、
そして、「でれーん。」によりますと、絃の張り替えを開始したのが、2012年4月30日。
そして、明日が、2014年4月7日ですから、
なんと、ほぼ丸二年をかけまして、
・・・実はまだ、あと二本、絃の張り替えが残っているのです。
(ボン線、ジン線などがありまして・・・参考記事「ぼん、じん、じゃなくする」・・・CP80という、特殊なピアノの絃の為、普通のピアノと違って、特に出やすいんです)
というのも、これは緑ちゃん倶楽部を発足させたことや、その他色々と仕事の都合などで、
なかなか調律師さんにゆっくりいらして頂く日が設定できずだった、という僕の理由なのですが、
それでも根気よくお付き合い頂きまして、おそらく、明日、すべての絃が新しくなるのです。
ふいーっ。
でもまあ、新しくした絃は、またけっこうすぐに伸びますから・・・
また、何度か調律をお願いして、だんだん、なじんでくる、ということになると思います。
ですので、落ち着くには、あと1年、2年、いや、もっとかなー。
ギターなどと比べると、気の長い話ですよね。
と、今、「調律」というキーワードで、自分のブログの記事検索を書けたわけですが、
ジェラルド氏とのセッションの記事「通じたよ。」など、懐かしく読み返してしまいました。
元気でやっておられますでしょうかね。
まあ、また会ったら「いえーい!」とセッションができるのが、音楽の良いところ。
その日を楽しみにしておりましょう。
そして、調律師さんの会社で弾かせてもらったピアノのレビューを書いた「かいをつまんで。」の記事の最後に出てくる、
あの、木目色のスタインウェイ・・・。
あれは、本当にすごかった。
僕が弾かせて頂いた数日後(翌日だったかな?)には、もう、買われていってしまったという、あのピアノ。
まあ、同じものに巡り合うことは、もう生きているうちには無いかもしれませんが、
でも、あんなピアノが世の中にはあるのだということを知れただけでも、
わずか数分の試奏でしたが、本当に価値のある時間でした。
もう、かれこれ二十数年、お世話になっている調律師のAさんには、感謝の言葉もございません。
そうそう、同じキーワードで、スペース緑にもございますMP9500の音の元になっているピアノの話もございました。
「親に会ってきました。」
この話の中に出てくる、「奥行き276cm、重量500㎏の」EXというカワイのピアノこそが、僕の大好きなMPシリーズ(といっても、特に素晴らしいのは、MP9000とMP9500の二機種に搭載されている音ですけれども)の”親”なのです。ちなみに、EXはもう作っておらず、現行品は、EX-Lというものです。
・・・おまけね(笑)。
中古のEXの、宣伝(?)の動画がございました。
音が聴けるのはこのあたりからですが。
イシヤマさん、EXで、やおら弾き出す・・・イエスタデイ・・・。
なんでございましょう、この・・・なんというか、ローカルなテレビショッピングな感じは(笑)。
明日、調律が終わったら、僕も弾こうかな、イエスタデイ(笑)。
無いな、無いと思うな。
(勿論、大名曲ですよ。ですが・・・何となくね(笑))
ちなみに、ヤマハの同じ大きさのピアノCFlllFを・・・やはりイシヤマさんが弾いている動画もございました。
「うひょー!」いっておられますね(笑)。
おそらく、東京の人間では、こういうリアクションにはならないですよね。やっぱり関西の方って、面白いですねえ。
さてさて、皆さま、上のカワイEXとの、音の違い、お分かりになりますでしょうかー。
ではー。