本当に、あたり一面、花です。
ほんのちょっと前の、2月くらいまでと比べると、赤、黄、黄色、青、紫・・・と、なんともカラフルな世の中でございます。
色々な花がございますが、白い花というのは、なんとも可憐でよいですね。
いえ、他の色の花も勿論よいのですが、白は、なんかこう、透明感が好きでございます。
・・・ございます、ってのもなんかアレですが(笑)。
なんかアレ、ってのもアレですが(笑←どうする)。
はい、今日から、T京音大もいよいよスタートいたしまして、
また、新たなエンジンを始動でございます。
ございます。
・・・なんか、今日は、あれですね。
かしこまってるのかな、やっぱり、初日感で(笑)。
(ところで、上記リンク先サイト内、2月5日のFACEBOOKに写真が載っておりました。今知りました・・・)、
Kくんが昨日、
「いつもなら、朝起きたら『あー、今日も何時から学校ダ』とか、『課題やらなきゃ、ダ。大変ダー。』と、毎日忙しかった。でも、卒業したネ。そうしタラ、突然、何もなくなった!ほんと、突然!なーんにもナイ!」
と、手を広げて、言っていました。
そうなんですよね。
学校にいる間って、遊んでるときはまあ楽しいとしても、
この授業めんどいなーとか、うわーテストやだなーとか、早く終わんないかなーとか、
時には、試験前とか「学校、今夜、爆〇でもしてなくなっちゃえばいいのに」って思ったりなんてまで、・・・しましたよね(ぼ、僕だけじゃないですよね(笑))。
でも、そうなんですよね。
卒業したら、なーんにもない日がやってくるんですよ。
ほんと、突然。
ちなみに、そのまますぐに就職をされた方などは、もしかしたらまた違うと思うのですが、
僕も、大学を出てからはしばらく、いわゆるプーだった時期があります。
幸せなことに、師匠の楽器を運ばせてもらったりして、『プロの現場』に出入りさせて頂いたりしておりましたので、夢一杯のプーではございましたが。
それでも、いわゆる「なにものでもない」というものだった時期。
朝、ちょっと遅く目が覚めて、
「あ、学校!」ってはっとして起きて、
「・・・って、もう卒業したんだな。もう、行くことはないんだな」
なんてことも、何度もありました。
そこまで、小学校から、人生の大半、ずーっと、学生だったわけですものね。
上にも書いた理由もあり、また、当時の僕は恐ろしく楽天的だった(と思うのです。・・・どういうわけか、将来に不安を感じる、ということが無かったので(笑))、
こともあって、まだ良かったようにおもいますが、
それでもね、あの、ずーっとあった支え棒がなくなったような、どこか心細いような感覚は、わかるのです。
専門学校や大学の卒業だと、本当に、もう、最後の最後。今後、学生というかたちでは、学校というところに立ち入ることが無くなるわけで、
慣れ親しんだ「学生」というものではなくなる瞬間が、あるんですよね。
Kくん、
「ケンさん、学校はじまった?そうデスカー。ああ、いいナー!学校、いいなあ!僕、もう、学校なくなったー!勉強教えてもらえないー」
Kくんね、学校に行っている間は、どちらかといえば、どちらかといえば、「大変だー」「早く卒業したいー」だったんです。
でも、出てみれば・・・なのですよね。
今日、大学で、まだ少し緊張した表情で、でもピカピカなオーラで教室に座っていた学生さんたち。
これから、4年間。
どんな表情を見せてくれて、
どんな笑顔で笑ってくれて、
時には、困って、
また、笑って、
どんな顔で、卒業の時を迎えて、
「学校が無くなった」
その時を、
羽ばたきの時を、
どんな顔で、迎えるのかな。
できることなら、
それまで、本人すらも一度も見た事がない笑顔だとよいよなあ、と思います。
・・・あ、僕にそそのかされて食べまくって、すんごく太ったからの「見た事がない」とかじゃなくてね(笑←こらこら)。
がんがろうねー。
ではー。