ええ、まるでセットのように、また食べてしまうのです。
ありませんか?
「あそこに行くときは、これ食べなきゃ」
という、場所やイベントに結び付いた食習慣。
僕だけでしょうか・・・。
・・・
あれっ、そうですか、ないですか。
有楽町(銀座、日比谷含む)に映画を観に行ったら、340円(当時)の立ち食い天丼(お吸い物、お新香付)。
立ち食い蕎麦屋さんなのですが、焼きそばが売り、というお店でした。焼きそばは・・・一度食べたように思いますが、
「いかーん、やっぱり天丼だ」と、次回以降、天丼に戻りました。
中学生の頃は、本当によく映画館に映画を見に行っておりまして、その半分は、有楽町界隈でした。
多い時は、月に8本(2本立て含む。当時は新作でも二本立てが見れるところがありました。大宮とかね。)くらい映画館で観てましたから、
中学生ですから、休みは日曜日だけで、土曜日は半ドン(←もしかして、わからない方もいるのかな・・・もう)の時代としては、結構な頻度でした。
で、毎回、有楽町に行くたびに、天丼だったのです(笑)。
まあね、有楽町なんかで、中学生が食べられるものなんて、あとは牛丼くらいですよね。
天丼だって、結構な贅沢だと思いますが、うどんでは、映画を観ている間にお腹が減ってしまうのです。
これでは、映画に集中できません。
大好きな映画、しっかり食べて、用意万全で、臨むべし、と思っておりました。
では、やはり映画館の多かった新宿に見に行く場合は、と言いますと、
これが、・・・桂花ラーメンだったんですねえ。
桂花ラーメンは、熊本のラーメンですが、まだ当時の東京では、唯一、新宿だけにお店があったので、
新宿に行くとなると、その楽しみの半分は、このラーメンを食べることでもあったのです。
当時、池袋や渋谷の時はどうしていましたかねえ・・・。
絶対ここ、という記憶がないということは、当時は、あまり行かなかったのかもしれませんねえ。
でも、行ってないということはないと思うんですよね。
食べてないということもないと思いますし。
色々と忘れちゃうもんですねえ・・・(遠い目)。
というわけで、同じなんです、今も。
楽しい事の前には、食べたいものをしっかり食べて、腹ごしらえをしないと、なのです。
お腹が減ると、僕は・・・ダメなのです、色々と(笑)。
ここまで二回、しっかりと大盛りで頂きましてのキースのライブでした。
お腹に中学生の頃から大好きなラーメン、耳には、小学生の頃から耳にしていたキースのピアノ。
変な取り合わせかもしれませんが、こんなに幸せなことはありません。
・・・でも、あの有楽町の天丼のお店は、再開発で、今はもうないのです。
食べたいなあ、あの、立ち食い天丼(遠い遠い目)。
ではー。