今年の月曜日は、近年まれにみる、と言いますか、
こちらの学校で、かれこれ6年くらいになると思うのですが、
今までで一番すごい(笑)。
ほんとうに、泡立たしい(あやうくアワアワするという意味では、こちらも意を得たりか)、
・・・もとい、慌ただしい一日になっております。
でも、同時に、これがしっかりできれば、僕自身もやり切って、学生さんたちもちゃんと着いてきてくれれば(そうするのが僕の役目でもありますが)、
きっと、この一年の実りは、相当大きなものになるのではないかな、と思っております。
学校ですので、夏休みや冬休みなどはありますが、
それでも、このペースで毎週二時間ずつ(1クラスあたりの授業時間です。僕はこれを、一日で4クラスもっていることになります)、
しっかりやっていけば、
・・・うーん、面白いことになりそうです。
これはほかの学校にも言えることなのですが、
やっぱり、とても面白いです。
教えることそのもの、というよりも、
「同じものを一緒に見て、一緒に考えることができる」、
ということに、そういう人と人との繋がりの時間の貴重さであったり、その中で得ることのできる様々な気づきの大切さであったり(時には人生観すら変わることもありますからね)、というところに尽きるでしょうか。
そしてそれ・・・一緒に見ているもの・・・が、
実は、そのお互いの目には見えない、
音、であること。
言ってみれば、空気の振動、波動です。
でも、それが、こんなにも僕たちの心を揺るがし、癒し、また、元気づけてくれる、無くてはならないものなのですから。
これは、とてもワクワクします。
初めに音ありき。
人間は生まれてくるとき、目は見えませんが、耳は聴こえていますよね。
もっと、その前、・・・お腹の中で、僕たちの身体が作られていく段階のお話ですが、
勿論、まだ視覚も、触覚も味覚も、どれも機能しないうちから、
音は聴こえていますよね。
そして、生まれて僕たちが最初にすることが、
音(オギャーという”声”)を出すこと。
音を聴き、音を出すところから、僕たちの人生は始まっているですよね。
また、僕たちの人間の世は、女性と、そして男性で成り立っていますね(基本的にね)。
これを書き方を変えますと、
「オンナ」
そして、
「オトコ」
となります。
改めて、文字を当てはめてみますと。
音(の)名、(女の子)
音(の)子、(男の子)
どちらにも、音、の字が当てはまるのです。
名(前)というものは、その人にとって、とても大切な、その個人であることを特定する、きわめて聖なるものを意味します。
そして、その名を引き継いで、また次の音の名、そして、音の子は生まれてきます。
僕たちは、この形の無い「音」を受け継いでいっているんだ、と考えると、面白いですよね。
音楽自体には、流行りもあります。
生きていくうちに、好みもできます。
でも、どれも全て、音楽。
僕たちは音楽が大好きで、音楽に、惹かれ続けてています。
(ここを読んでくださっている方で、音楽が嫌いな方は、おそらく一人もおられないでしょう)
そして、音をつなげていくことは、だから、楽しいのです。
こんな風に考えると、音楽を教えること、というのも、また面白いことですよね。
勿論、僕自身、まだまだ、学んでおります。
これからも、皆様からも、色々と教えて頂きたいと思っております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(ちなみに、上の「オンナ」「オトコ」のお話は、最近読ませて頂いた本からの受け売りです。
先日、著者先生自ら、お手渡しで頂いてしまいまして、早速拝読いたしました。非常に読みやすく、しかし色々と考えさせられる内容で、とても面白かったです。)
で、写真の話を忘れてました(笑)。
とにかく、しっかり食べましょう、という。
人間は、・・・音だけでは、残念ながら生きてはいけません(笑)。
食べないと(笑)。
ではー。