ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




音楽に関する疑問が、僕には沢山あります。

もう、一生かけても最後まではいかないことは、うっすらわかっておりますが、

・・・それはもう、昨日のバケツプリンやチョモランマのようなカレーライスと同じく、

きっと、「いつまでたっても減らないぞ(笑)」というものような気がしておりまして、

まあこれは、楽しみが一生続く、という風に前向きに考えるのが吉かと思っております

 

しかし、実際には、バケツプリンやチョモランマ・カレーライスと同じく、

“それでも食べていれば”少しずつは減るわけで、食べなければ減らない。

ましてや、音楽というのは、自分で演奏する限りにおいては、他の人任せにはできません

勿論、聴くだけでも楽しいことは楽しいですが、自分で弾き、それを聴き、何かを作るのが、これが実に楽しいものなのです

なので、やりたい、やってみたい、というのが人というものですよね。

 

しかし、どんな偉大な演奏家であれ、作曲家であれ、自分でゼロから”全て”を生むわけではないのですよね。

やはり、過去の蓄積があり、それを意識、無意識のうちに参照して演奏するなり、曲をつくるなりしているのだと思います。

 

そこで、勉強、なのですよね。

名前はそうでなくても、例えば、音楽を聴くだけでも、ライブに行くだけでも、それが勉強=蓄積になります。勿論、積極的に、本を読んだり、詳しい人に話を聞いたりするのは、間違いなく力になります。

 

やらなければ、ゼロ。

やれば、どんなにゆっくりであっても、目指す先が遠く見えても、必ず、目的に向かって進むことができる。

 

こんなにわかりやすくて、嬉しいことはないなあ、と思います。

 

練習は、また、勉強は、決して裏切らない。

 

昨日、そして今日も、そんなことを考えながら、

めまぐるしい中ではございましたが(3分でご飯とか)、

僕と同じように、まだまだ色々と知りたいことのある若い学生さんたちと、楽しく音楽漬けの一日を過ごさせて頂きました。

すごく楽しかったです。

また自分の知りたいことに関しても、昨日は、学校の書棚にあって、休憩時間にたまたま手に取った本の中に、今日は、レッスンの合間に、とあるサイトを見つけましてね(おにぎり片手に頑張って見ました(笑))、これがどちらも、実に大きな発見でして、(かーなーり)嬉しいのです

 

何年か探していた答えの一つが、本の発効日やサイトの日付を見れば、実はずーっとそこにあったのかと思うと、やっぱりその時にならないと出会えない出会いなんだろうなあ、と思いました。

2~3年前なら勿論、1年前、あるいは、半年前でも、もしかしたら素通りしてしまっていたかもしれない記事でしたが、

今日は、スコーンと、響きました。「うわー、なるほどー、そうだったのかー」でした。

 

勉強は、やっぱり半分は反復繰り返しなんだなあ、と思います。

まっすぐ進む一本の線ではなくて、

クルクルクル、とペンの試し書きのように、少し進むけど、また後ろに向かって戻って、同じ円の中を通って、また少しだけ前向きに進んで、また戻って。

 

・・・勉強は、反芻なのですね(笑)。

 

 

ようし、昼間のあれを

 

・・・モグモグ(笑)。

 

ではー。



コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )