三歩進んで、・・・落とし穴(笑)。
・・・縁起でも無い事を申しておりますが、これは、今日、僕のMP9500(カワイのデジタルピアノね)に起こった出来事に限ったことであります。
今日は、午後から緑ちゃん倶楽部のメルマガ「みどり通信」用に、ただ今、絶賛皆様からお送り頂いております「緑ちゃん倶楽部2周年記念アンケート」のまとめ作業をしておりました(まだまだ、受付させていただいております。一応の締め切りを5月末日とさせていただいております。どうぞよろしくお願い致します)。
BGMとして、YouTubeのブルースピアノや、ジャズピアノのチャンネル(一曲で終わりではなくて、長々と色々とノンストップで聴かせてくれるシステム)を聞きながら、時折マウスを置いて、
ご機嫌でYoutubeに合わせてピアノを弾いて、また「あー、いかんいかん」と作業に戻る、なんてことをやっておりましたら。
・・・ふと気づきましたら、ものすごーく自分がへんなピアノを弾いていることに気づきました。
変なピアノといっても、そのう、・・・弾くと「ニャー」とか鳴るとか、いちいち鍵盤の隙間からシャボン玉が出るとか、そういうのではないのですが、
音が変。
Youtubeを止めて、ピアノだけを弾いて、判明。
三つ音を鳴らすと、一つ音がでない。
また、三つ鳴らすと、一つでない。
・・・そう、これぞ「三歩進んで、落とし穴」、状態になってしまっていたのです。
電源を入れ直したり、「あのう」と話しかけたりしてみましたが、
一向に治る気配がございませんので、諦めまして、
家にもう一台、とっさのライブやレコーディング等用に持っておりますMP9000を出してまいりまして、セッティング致しました。
そうなんです。僕は、MP9500を二台と、MP900も二台、計4台のMPを持っているのです。
二台は、家に。残りの二台は、楽器倉庫に預けてあります。
たぶんね、世界中探しても、いまどき、こんな15年も前の、重たーい旧型のMPシリーズを4台も持っているのは、僕だけだと思いますよ(笑)。
でも、どうしても、・・・僕はこれが好きなんですよ。
最近のデジタルピアノには、沢山いいのがあります。
お安いのでしたら、緑ちゃん倶楽部で、お手頃なデジタルピアノのご購入をご検討の皆様にもおすすめしておりますヤマハのP105(実売価格で、税込34000円を切っております)などがあり、
これは緑ちゃん倶楽部以外でも、大学で、本来はボーカル志望だけれども、弾き語りやコードの勉強をしたいといった学生にもよく薦めておりますが、とても好評です。
つい一昨日も、僕の顔を見るなり「ケンさん、買ったんです!」というので、「何を?」と訊きましたら、やはりP105でした。
ほんとね、これは、10年前なら15~20万円以上してもおかしくないくらいの鍵盤のタッチと音で、それがこの軽さと、このお値段ですからね。
こういうところは、とても良い時代になったものです。
勿論、MPシリーズだって、後継機種は出ているんです。
でも・・・
僕は、MP9500(←自宅、緑ちゃん倶楽部用。主に練習にはこちらが良いです)と、MP9000(主にステージ用。鍵盤が9500よりもやや軽いので、ステージでストレスなく弾けるので。)が好きなんです。
あと10年しても同じことを言っていたら、四半世紀ですね。
ともあれ、修理を頼まなきゃです。
一つ、面白い発見。
勿論、生のグランドやアップライトピアノは最高に素晴らしいですけど、
単純に「コードの勉強だけ」ということであれば、
調律を頻繁にする(あるいは、もうそんなに狂わなくなっているピアノをお持ちな)場合以外は、
デジタルピアノのピッチの安定度は、生ピアノに対しても、結構、アドバンテージがあるのではと思っています。
勿論、勉強ではなくて実際のプレイとなりますと、これは生ピアノに軍配が上がりますが、
僕はデジタルピアノも使いようだと思っております。
MIDIもついてるし(DTMができる)、トランスポーズ(移調)などの便利な機能もありますしねー(←色々と使いようがあります)。
ときに、一緒に写っているのは、キースジャレットと、ビブラフォンのゲイリーバートンのデュオ「キース・ジャレット & ゲイリー・バートン」。
キース、ピアノだけじゃなくて、エレピ弾いてるし(キースがエレピ弾くときは、・・・今ではもう絶対にないことですが、ロックを意識してると思われます。マイルスバンドの影響だと思います)
曲はジャズというよりも、ロック、ハード目なフォーキーな感じです。ややフュージョンっぽくもありますが、でも、やはりキースはロックを意識しているかと思います。
なんたって、このキースの恰好にご注目。
モジャモジャヘアー、白いデニムに、黒いタンクトップで、片足を丸太の上に。
これは、決してジャズメンではなくて、ロッカーのたたずまいですよ(笑)。
対して、右側のゲイリーバートンは、これはジャズメンの座り方。
ロッカーでは、この座り方ということはないと思われます。
ロッカーの場合は、肘が膝にくれば、ロッカー風(ほんとかいな)。
でも、二人とも本当にかっこよいです。
ゲイリーバートンは、チックコリアとの「チック・コリア&ゲイリー・バートン・イン・コンサート」で大好きになりました。
今はキース、キースって言ってますが、このアルバムは、もう200回以上は聴いていると思いますねえ・・・・。
SHADY DOLLS時代にも、よく深夜の高速を走りながら、聴いてました。
(ロックンロールバンドのツアーなのに、実はこういうのを聴いていた、という(笑))
ではー。