ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




16時間の特別授業が終了しました。

これは、そもそもどういうものだったのかといいますと、

「学生さんの曲のブラッシュアップ」

というようなものなんですね。

 

コースは、ミュージック・クリエイター科という、いわゆる、作曲/編曲コースのお話。

卒業に伴い、学校全体の合同展示会(というような、つまり、・・・“学校エクスポ”、”学校ショー”、みたいなの)に出品するための二年生の最後の曲を、

僕と、もう一人の先生で、ブラッシュアップ、そうです、先日の靴磨きのブラシがけのようなもので、

キレイに整えてあげる作業をしていたのです。

 

ヘッドフォンを持って、それぞれのパソコンの前で作業する学生さんの席をまわり、

「はいはいー、どこまで進んだかな。ちょっと聴かせてー。」

「なるほど。これこれここは、こうした方がいいよ。こっちは、こういうアイデアも浮かぶねえ。よし、ちょっとマウス貸してみそ。」

勿論、マウスを使ったエディット(編集)だけでなく、時には、あらたなフレーズやコードをキーボードを弾いてあげたりもします。

これを、数十人分か、同時進行でやるのです。

 

普段の作曲の授業も、実技ではこういったことをやっているのですが、

今回は、「最後の追い込み」ということで、テンションも今までの数倍、

タイムリミットが決まっているので、僕たちも「うん、じゃあこの方向で来週、また煮詰めていこう」と、じっと見守る感じ、というわけにいかないので、

「あ、これはまずい。このペースだと、間に合わない」と正直思えば、

「ね、ここはこうしてみたらいいと思うんだ。ちょっとやってみるから見てて。」

と、実際に、“積極的に手を出して”作業を進めることをしてほしい、という授業だったんですね。

 

大抵の場合は、「なるほど」となるわけで、

学生さんにとっては発見だったりもするわけです。

自分の曲が、目の前でカラーを変えていったり、盛り上がりが大きくなったり、より美しく(のつもりでやってます)なったりするのを体感できるわけで、

これもまた、これからの作曲活動にはかならずプラスになるだろう、と思って、

とにかく、やりました。

まるで、百人将棋(一人で、同時に百人と将棋をする)みたいな感じでしたが(笑)、

おかげさまで、最後の提出を終えた時には、こちらも充実感でいっぱいでした。

 

皆さんの曲が、そりゃあまだまだ完璧ではないけれど、

それぞれ、この16時間に入る前よりも、確実に、ブラッシュアップできたように感じられました。

 

この16時間、学生さんと一緒になって、

キーボードを弾き、ピアノを弾き、コードアレンジをし、ドラムの音作りをして、ベースの音色を考えて、

ギター入れ、ボーカル録り、SEを作って入れたり、エフェクトで音の聴こえ方を工夫したり、バランスを整えたりしながら、

もっとパンチを出そう、もっとキレイにしよう、もっともっと、良く聴いてもらえる曲に仕上げよう、

と思考錯誤をしておりました。

 

今思えば「あの子のあの曲は、もう4時間くらいあれば、もっとこうできたなあ」などと、考えたりもします。

でも、何事も締切りはあるのですよね。

タイムリミットは、必ず来るのです。

 

学生さんたち、精一杯、やりました。

僕たちも、精一杯、やりました。

どうもお疲れさま。

 

・・・お疲れサマンサ(古っ。でも、つい(笑))。

 

今日の終礼の「ありがとうございました!」で、二年間、時間を共にした学生さんたちとも、お別れでした。

もう、授業はありませんので・・・

 

次に会えるのが、皆が大好きな、一緒に学んだ、音楽の現場だといいな、と思います

 

一緒に作業をした先生と、廊下で「お疲れ様でした」と握手をして、

僕は、

 

・・・中華料理屋さんに(笑)。

 

今日は、朝6時台に起きて、準備して、がっこーに行き、途中の休憩も一切無しのノンストップの作業。

 

お腹がぺこぺこだったんですが、作業中は、気が付きませんでした。

まあ、お腹は正直で、グーグーなっていたようですが、皆、ヘッドフォンをしての作業だったので、気づかれてはいまい(笑)。

 

でも、「ごはん、お代わりできますからね」とは言われたものの、

最初からこの丼に大盛りのご飯ですからね。

さすがに・・・さて、どうしたでしょうか(笑)。

 

さて、自分のことも、がんがろうー。

来週は、色々あるのですー

また、詳細はいずれー

 

ではー。



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つけ麺は、大盛りとか、特盛とかに、麺を増量しても無料の所が多いので、

この点、僕は大変嬉しいのです。

つけだれが無くなるのが心配ではありますが、いつもちゃんと食べられます。

心配なんてしなくても、ちゃんと計算されてるものなんですなあ(笑)。

 

 

今日は、がっこーで特別授業の後半8時間が始まりまして(そのうち今日は4時間ね)、

合間のお昼の時間に、学食でイカ天丼を頼みました

 

実は、朝ごはんも食べて行ったのですが、

がっこーにいく途中、時間があったのでおにぎりを買ったんです。

で、がっこーに着いて、それを食べましてね。二つほど

ですので、イカ天丼(イカ天、掻き揚げ、かぼちゃ天が乗っています)の食ケンを買ったときは、

普通でいいな、と思ってたんです。まだ、おにぎりから二時間しか経ってませんし。

 

・・・が、お盆を持って学生さんと並んでいるうちに、前の学生さんが「天丼とお蕎麦のセット」を頼んでいるのを見てしまった、というのもあるのですが、

なんか反射的に食ケンを出しながら一緒に小銭入れを出しましてね、

「すみません、これ、大盛りにしてください」

と80円。

 

・・・お昼の段階で、三食目。

予期せぬ大盛りイカ天丼(←予期しとるだろ)。

 

その数時間後(三時間後くらいかな)、松屋に行ったのです。

 

いつもの「牛焼肉定食」ね。

 

で、こちらも食ケン制なんですが、

今日は、「普通」だったんです。大盛りでもなく、玉子も無し。(サラダ、お味噌汁はついてるのです。)

 

だって、さっき食べたばっかりだし。

そもそも、この松屋だって、一度通り過ぎてから、「やっぱり軽く食べておこうか」と、わざわざ戻って入ったくらいの繋ぎ気分。

 

そして、食ケンを出しましたら、

「ご飯の大盛り、特盛り、無料ですが、イカがいたしますか?」

だって(なんかキャンペーンだったようです)。

 

で、また反射的に

「じゃあ、大盛りでお願いします」

と、言っちゃった。

 

で、その後、1分くらいして、「あのう・・・」と店員さんを呼び止めて、

「じゃあ、玉子もお願いします」

と、また財布から50円。

 

「(・・・じゃあ?じゃあ、ってなんだよ)」、と思ったでしょうねえ(笑)。

 

選べるサラダのドレッシングは「フレンチ」。お肉のソースは「バーベキュー味」。

これ、20年来の定番。

うんまい

 

 

で、食べながら思ったこと。

 

 

「なんだー、特盛りにすればよかったなあ」

 

 

いや、松屋のごはんって、なんか、やけに美味しいんですよ

ごはんばんざい

 

 

・・・というわけで、もう、つけ麺は、最初から大盛りにしました。もう、アレですから(笑)。

 

皆さんも、もるもる食べて、元気でお過ごし下さいませー

 

ではー。



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今日2月11は「建国記念の日」。

祝日になったのは、昭和42年からだそうです。

僕が生まれる前の年。

昔は、「紀元節」なんて言ったのですね。

 

「建国記念の日」がなぜ2月11日になったかといいますと、

どうやら。


明治5年に、神武天皇(日本で最初の天皇「ヤマト朝廷」を作り、日本神話最大の天皇といわれる)の即位の日を建国の“紀元”とすることを決めたのだそうです。

ですが、その即位の日は紀元前660年の旧暦1月1日で、これは現在の暦であります“太陽暦”に当てはめますと、2月11日だったのだそうです。

 

はい、眠くなってきましたねー

こんな深夜に、お勉強なんてねえ(笑)。

 

 

でも続くんです(笑)。

 

世界で、神話を元にして、いわゆる“建国”の日を定めているのは、日本と、韓国だけだそうです。

他の国は、事情がさまざま。

呼び名も、独立記念日、解放記念日、建国記念日(日本のは「建国記念の日」。ややこしい(笑))などなど。

国際的には外交儀礼の場において、当事国の外交代表に対して祝意を述べる慣習があります。

 

「〇〇国くん、お誕生日、おめでとう!!」

 

 

 

って、言い合うのでしょうか。

あまりこういうシーンをニュースとかで見ないのでしりませんでしたが、面白いですねえ。

 

独立記念日は、植民地から解放された日がほとんどで、

アメリカ合衆国、インド、ガーナ、ケニヤ、ナイジェリア、パキスタンなどは、全部イギリスからの独立した日を記念日としています。

アメリカ、インドは有名かと思いますが、ケニヤやガーナなどもイギリス領だった(イギリスだった)、というのは、なかなか興味深いです。

そういえば、使っている言葉、英語ですねえ。

スペインからの独立した国は、アルゼンチン、エクアドル、ベネズエラ、コロンビアなど。
ブラジルはポルトガルから、シンガポールはマレーシア連邦から、セネガルはフランスから。

などなど、皆さん、独立記念日を定めています。

それぞれの日にちは、「建国記念日」をご覧くださいね。

あなたのお誕生日も、どこかの国の誕生日と同じかもしれませんよ。


解放記念日という名前になっているのが、アルバニア、キューバ等。

国が束縛から解放されたのですね。


革命記念日は、イエメン、エジプト、リビア等。

こちらは、改革。色々と事情がありますね。

そして、日本と似ていますが、

建国記念日、としているのは、サウジアラビア、スイス、スウェーデン、チエコ、ベルギー、イスラエル等など。

イタリアは、共和国記念日。

デンマークは、憲法日。

アラブ首長国連邦は連邦結成記念日。

ドイツは、ドイツ統一の日。あの、ベルリンの壁崩壊に伴い、1990年に制定。

まだ、今のドイツという国が誕生してからから、わずか22年ということですね。

ようやく、大学を出たばかりくらい。だけど、もうベンツとかポルシェ作っちゃう。

・・・って、そういう例えは変ですね(笑)。

 

日本の誕生日、なかなか意識して祝うこともなく、単なる「休みだー」という感じで、ずーっと過ごしてまいりました。

でも、世界中の国が、色々な事情で、統合したり、独立したり、あるいは、生まれたり。

世界地図は、形を変え、歴史は今も動いているのだと思うと、面白いですね。

 

そんな今日は、餃子を食べて、建国をお祝いとしましょう

 

おい、ちょっとまて。

おまえは単に、餃子が食べたかっただけだろう。

はっきり言いたまえ

 

 

「はい、そうです。」

 

ケン告

 

・・・あうー

 

んー、なんだかなー。どうかなー。もうちょっとないものかなー(笑)。

 

 

ではー。



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いやあ、ご飯が美味しいですなあ。

こまっちゃいますなあ。

 

いえ、別に、困ることはないのですが、

まあ、なんといいますか、

「あっらー、またお腹が減ってきた」

もぐもぐ食べる。

「お?もうお腹が減ってきた」

がしがし食べる。

「またお腹が(イカ、繰り返し)」

 

まあ、人生、こんなものでしょう。

NO FOOD、NO LIFE

 

 

今日は、がっこーの体験入学へ行ってまいりました。

たまたまだと思うのですが、僕が担当しているキーボード/作曲のコースの希望者がとても多かったですね。

まあ、中でも作曲コースはいつも安定して来てくれるのです。若い皆さんが、作曲に興味があるというのは、とっても素晴らしいです。

手軽に始められるのに奥がしっかりと深く、その年齢、時々に応じた表現できる幅の豊かさ、

そして、なによりもダイレクトに人に伝わりやい、ということさなどを考えると、音楽は、自己表現の手段として、かなり(相当)素敵なものなんじゃないかと思います。

 

とりわけ今日は、「是非、キーボードを学びたい!」という熱い男の子が来てくれてましてね。

キーボーディスト志望という学生さんは、全体の割合からすると、どこの学校でもちょっと少ないので、

・・・嬉しいんですねえ

 

いくつか、「こんなのどう」とか「こんなの弾いてみない?」なんて色々と一緒にマンツーマンでスタジオで時間を過ごしまして、

最後の方で、僕が「じゃあ、今度はせんせーがちょっと弾いてみようか」と、ピアノを弾きましたら。

ものすごく喜んでくれて。

 

「ブラボーッ!」

だって(笑)。

思わず、僕も

「センキューッ!!」

って(笑)。

 

目を輝かせて、

「なんだか、とってもここで勉強したくなりました」

って言ってくれたですよ。

 

是非是非、是非是非、来てほしいなあー

 

まってるよおー

 

・・・うでん食べながら

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さて、昨年、緑ちゃん倶楽部で、

「川村ケンと一緒にステキな音楽を聴きましょう その1 キース・ジャレット
奇蹟のピアノ・インプロヴィゼーション」

という第二回になりますイベント“課外授業”を、二日間にわたって、計四回、開催させて頂きました。

そして、その後、参加して下さった会員様から、沢山の感想文をお寄せ頂いたのですが、

本日、なんとこちらを、緑ちゃん倶楽部サイト内で公開させて頂きました

緑ちゃん倶楽部 第二回 課外授業 特設インフォメーションページ

 

緑ちゃん倶楽部会員の皆さまには、前号の緑ちゃん倶楽部のメルマガでご紹介して大変なご好評を頂きました。

今回、こちらを、お寄せ頂きました皆さまからご同意を得まして、広く皆さまにもお読み頂けます事、とてもとても嬉しく思っております。

沢山の、音楽が大好きな皆さまによる、熱い熱い感想文、是非是非、ご一読頂ければと思います。

 

そして、よろしかったら、ご感想なども(感想文の感想・・・ですね(笑))お寄せ頂けましたら嬉しいです。

こちらのブログのコメント欄でも結構ですし、非公開をご希望でしたら、緑ちゃん倶楽部のメールアドレスに直接お送り頂いても結構です。

(メールは一通一通、すべて僕が読ませて頂き、ご返信させて頂いております。)

勿論、ご入会のお申込み、各種お問い合わせも、常時承っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

info@midorichanclub.com

どうぞよろしくお願い致します

 

ではー。



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毎度、変わり映えのしないうでんの写真でありますが、

なんといっても、うでん、大好き。

 

えー、この五日間で、四回、食べました。

 

 

 外食をする際の選択肢が、あんまりにも少ないなあ、と思うのですが、

あれこれ考えて、時間も、お店もそれなりにあっても、どうも、「これにしよう」って、うでんになってしまうことが多いのです。

 

同じお店で食べているわけではないので、一応、味などもさまざまではあります。

掻き揚げだったり、エビ天だったり、イカ天だったり、イカ天だったり、イカ天をのせたりして、バリエーションを楽しみつつ、

でも、ようするに、うでんをよく食べているのです。

 

慌てて食べてしまったので、写真は撮っておりませんのですが、

・・・今も食べました。

 

今、僕のレントゲンを撮ったら、うでんが、きっと。

 

ん、X線に、うでんは写らないかな。

 

写ったら、

・・・ちょっとアレかな。

 

そうですね、・・・ちょっとアレですねえ(どれだ)。

 

 

ほとんどの動物が、同じものを毎日でも食べ続けられるのは、

「安全が確認されているから」ということでしたね。

「これは昨日も食べた。でも、僕は今日、生きている。つまり、これは、安全ということだ。よし。」

こんな感じでしょうか。

 

いえ、僕にとってのうでんが、イヌ氏たちのご飯と一緒というわけではないのですが、

なんとなく、今、思い出したので(笑)。

 

 

でも、健康を考えられたわんこ達のドッグフードとかはいいのだと思いますが、

何か人工の添加物があるようなものを、ずーっと食べ続けるのは、あまりよろしくないようです。

僕にも覚えがあります(子どもの頃、レトルトのハンバーグを一か月毎日食べて、じんましんになって、大変な思いをしました)。

 

ちょっとだけ衝撃的な映像があります。

979日ものあいだ、ある食べものを放置しておいたら、どうなったか、という。

いえ、決して生理的に「こ、こんなもの見せるなー」と怒られるような(要するにグロな)写真ではありませんので、よろしかったら。

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52112525.html

 

ある意味、感心もしましたし、

良く考えたら、怖いな、とも思いました。

 

勿論、このお店のもの、僕も時々無性に食べたくなって、買うことがあります。

美味しいなあ、と思って、頂きます。

子どものころから食べてますしね。

 

こういった写真を見ると、ちょっとびっくりはしますが、

でもでも、「毎日、ずっとじゃなければ」と、割り切ることもできます。

 

でも、やっぱり、

 

す、凄いなあ、と思いました

 

下の方に、18年もの・・・なんて動画もあるようですね。

 

梅酒かよっ、という(笑)。

 

ではー。



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イカは飛べるじゃなイカ

すごいなー、イカって。

 

やっぱり、只者じゃないんですよ、イカは。

あんなに巨大なのとか、この世界に存在してるだけでも凄いし。

 

「※実物大です」

って書いてありますが、実際にみたら、ちょっとびっくりすると思います。

 

ほれほれ。

 

ほれほれ。

 

泣くと思う。つままれたら。

 

大きいだけならクジラとかもいますけど、ホタルイカとかまでいるし。

ホタルクジラとかはいないですもの。

ものすごいバリエーションで攻めて来てるとおもいますよ。

 

ほら、昔から、火星人っていうとさ、

 

イカみたいな形してたじゃないですか

やっぱり、イカは宇宙から来たんですよ。

 

やたら美味しいし!

 

 

と思ったら、

 

あれ?

これは、タコか?

 

どうかな、どうかな?

 

 

はてー?

 

はてー。

あ、火星人

 

イカでもタコでもないじゃん(笑)。

 

 

で、今日のパスタの写真のどこにイカがいるか、探された方もおられるんじゃなイカと思いますが、

これは、キノコと茄子とベーコンのパスタでして、イカは入っておりません

 

なんだとー

 

 

まあまあ、そんなにイカらないで

 

 

イーカげんにしなさい

 

ではー



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昨日に引き続きまして、今日は2年生による卒業ライブを見てまいりました。

昨日のは、一年生の進級ライブ、という位置づけ。

昨日の一年生は、来年も、(おそらく……僕がちゃんといれば(笑))、学校で会うでありましょう学生さんたちですので、

「あ、ここはもっとこう」とか「良くなったなあ、じゃあ、もっとこう」(・・・もっとこう、ばっかりだ(笑))、と思いながら見れたわけですが、

今日はのは、最後。

もう、この学生さんには、今日以降、学校では会わないのです。

 

いやあ、やはりね、感慨ひとしおです。

特に、この一年、ほとんどマンツーマンのような形で見てきたキーボード先行の学生Kくん。

……ええ、色々ありました。

 

 

でも、今日、一緒に見ていた何人もの先生方から、

「川村さん。Kくん、とっても良かったですね!」

「特にオルガンが良かったですよ」

 

と言って頂きまして、

僕としては、ライブ中に続いて、また泣きそうになったりもして。

 

今年の夏くらいまで、あまり主張らしい主張をしない学生だったのに、

そのKくん「この曲、演奏させてくれないなら、僕、卒業公演でませんから!」

とまで言い張って(唯一、ボーカル無しの曲だったので、一時、演目からカットの話が出たんです。勿論、僕も、他のキーボードの先生も、「やらせてあげましょうよ!」と、反対しましたけれども。)

EL&Pの「Tarkus」

そして、

DeepPurpleの「Burn」

 

これらは、カバーとはいえ、これをしっかり演奏するのは、なかなの力量が必要です。

「こんな難曲、本当に大丈夫なんですかね」と心配していた人もいたのですが、

Kくんは、先のいきおいで、「やってやります」と。

「Tarkus」は長い曲ですので、全部ではありませんでしたが、

めちゃめちゃ、素晴らしい演奏でした。

そして、「Burn」も、鳥肌が立ちました。

 

良かった!良かった!

あのKくんが、やったぞ!

 

と。

 

しかも、彼が今日、「僕、これじゃなきゃ、弾けませんから」と選んだキーボードが(いつのまにか、やたらと、こういうこだわりを持つようになった。僕のせいかもしれません(笑))、

僕が、学校に寄贈したハモンドのオルガン、XB-2だったのです。

そして見事に、爆音で、弾き倒してくれました。

 

ある先生から

「オルガン、音、でかかったねー!」

って言われたので、

「ありがとうございます!それは、僕たちにとって、褒め言葉ですから(笑)」

とお答えしました。

 

そうなんです。

授業中、ギターアンプに繋いで、爆音で鳴らして、

「まだまだ足りない。そこのベースアンプにもつなごう」

って、超爆音で鳴らしていたら、廊下中の他の学生が「なんだなんだ」と、集まってきた、ということもありました。

 

でも、ほんと、ロックは、爆音でなんぼ、なんです。

「いいミュージシャンの音は、必ず、でかいんですよ。」

これは、世界共通なんだそうです。

僕は、この言葉を、ピンクフロイドのエンジニアを務めた日本人レコーディングエンジニア、スタン片山氏から伺いました。

 

僕は、厚見(玲衣)さんの音を、21歳の時に間近で聴き、「うわーっ」って思っていましたが、

今となっては、まったくもって、あの音量は当たり前。

納得のボリュームなのですよ。

 

もしかしたら、あんなに音の大きなキーボーディスト、少なくとも日本には、他にはいないかもしれませんけれども。

 

・・・ということで、僕も、爆音が好き。

特にオルガンなんて、大きければ大きいほど、燃えます。

 

・・・萌えます(*゜∀゜)=3 ムッハー!!

 

なので、Kくんの音が大きいのも、いいんです。

 

(*゜∀゜)=3 ムッハー!!

 

その調子で、この先もがんがってなー。

 

ちょっとやそっとのことで「じゃあ下げます」なんて言っちゃだめだよ。

 

戦ってね!

 

 

・・・僕はもう、「あ、すいません、すいません!すぐ、下げます」って下げますけど。

 

 

・・・

 

正確には、

 

 

・・・下げるふりをしますけど(笑)。

 

 

あのかイカんを、たイカんしたら、もう、後戻りなんて、できないんですよ(笑)。

 

ではー。



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2500人も入るような立派なホールで、

今年一年担当した学生さんの、一年次のまとめライブを観てまいりました。

感慨深いものがありましたねえ。

 

「ほら、やれば出来るじゃん!」

 

そんな気持ちです。

 

僕が18、19歳の頃と比べたら、

何とも羨ましいくらい。

 

キラキラ、キラキラ。

 

普段のスタジオの練習では、恥ずかしいのか、あまり動き回らないような子が、

所せましとステージを跳ね、駆け回る姿には、思わずニンマリ。

そうそう、やっちゃえ、やっちゃえ。

 

歌いながら、寝っころがる子までいて。

ステージは、舞台。

その元には、神事が行われる場所でもありました。

ゆえに、神聖なもの。

 

・・・でも、だからこそ、

ステージに寝っころがる楽しみもありまして(笑)。

ちょっと後ろめたくもありつつも…、でも、

あの、普段は見上げることしかできない、

天井一面の、こっちを向いた照明の数々を真正面から見据えると、

なんだか、とっても不思議な気持ちになるのです

 

 

満天の星空を、、寝っころがって見上げているような

そして、そこには、大音量で、大好きな音楽が流れているという、これまた特殊な環境。

 

機会がありましたら、皆さまも是非、ステージで寝っころがって、”星空”をご覧になってみてくださいな。

 

 

一応、……空気を読んで頂いて、しかられない範囲で、お願いしますね(笑)。

 

たまごちゃんたち、よかったなあ。

他の先生から「キーボードの子、いいですね」って褒められましてね。

勿論、頑張ったのは、彼らなんですが、

僕も、嬉しくて、ついつい

 

ではー。



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今日は、びっくりしました。

N本工学院というがっこーに、かれこれ丸5年行っているわけですが(一応、教えに。習いに、ではなく。留年してるわけではなく)、

今日、初めて学食に行きました。

いえ、学食は行っていたのです。何度も。

 

・・・なんやねんっ

 

いえね、事の発端は、今日の特別授業第二回でのこと。

なんと、僕がこのブログに書いていたせいか(じゃないと思いますが)、なんと今日は「お昼休み」が設定されていたのです

食べ物の恨みは怖い、と申しますからね、

がっこーの方が「川村に食べさせろ」と言った可能性も否定はできませんが、

……まあ、たぶんそうではなく、「学生さんに食べさせよう」という事だと思うのですが。

 

僕、このがっこーにきた初年度、8時間連続授業を、毎週、一年やりましたからね。

学生さんは2時間ずつ、4クラス、でしたが(ちなみに、翌日も4時間ありました)。

 

あれは凄かった…。帰り、バスとか電車で座ったら最後、起きれないという(笑)。

ええ、当然、電車通勤してましたよ。クルマなんて、ほんと、危ないので(笑)。

 

まあ、そんなわけで、今日はお昼休みがあったのです。

一緒にお昼をとることになった先生が、

「川村さん、今日はどこ行きます?」

「え?学食では?」

「ええ、どこの?」

「どこの??」

 

そうなんです。

このがっこーは巨大でして、敷地面積がディズニーランドに匹敵とかなんとかいう、というとんでもない広さをもっておりまして、

学食が沢山あるんですよ。学食ビルもあるけど、それ以外にもある、という。

前も書きましたが、吉野家、サブウェイ、マクドナルド、お蕎麦屋さんにラーメン屋さん、コンビニに、……ボーリング場ね。

 

僕は、学食ビルのことを指していたのですが、どうも、その先生の目的地は、違ったようです。

そして、「では、あそこに行きましょう」と、なんと、僕の行ったことのない学食に連れて行ってくれるというではないですか。

 

なーんとなんと。

 

職員用の学食。

 

 

そんなものがあったとは。

そういえば、昔、ここに来たての頃、うわさで聞いたような。

都市伝説かと思ってましたよ。

 

果たして、その学食はありました。

道筋も、一度では覚えられないようなところを通りました。

途中、見たことも無い景色を見ました。

 

なんと、日本庭園と、

……滝があったんです、学校の中に

 

どうなってるんだ。

アトラクションはないのか、いっそ。

あの滝見てたら、スプラッシュマウンテンとかなんとかがでてくるんじゃないのか(マウンテンは出てこないのか。マウンテンから出てくるんだな。細かいな)。

 

メニューも違いました。

聴くと、味も違うのだと言います。

 

「どう違うんです?」

「はい、こちらは大人用なので、少し薄味になってます」

 

 

・・・なんですと。

 

ぼ、僕は……濃いのが……好き……なのに

 

とは言わず

 

「へええ、いいですねえ。どれどれ、なるほど、サバの味噌煮、牛肉の大根おろししぐれ煮……」

 

結果、僕は、味噌カツ丼にしました。

 

もう、これでしょう(←若くもないけどさ(笑))。

 

同僚先生はサバを注文されてましたねー。

僕よりちょっと年下なのに、僕より大人の選択されてたなー。

 

でね、ビックリはこれだけではなく。

伝説の学食が実在したこととか、途中に滝があることとか、大人は薄味なんだと決まっていることとか、

それだけではなく、

 

なんと、

 

 

美味しかったのです

 

 

いつもの学食と、ぜんぜん違うんじゃーん(笑)。

お値段はほぼ一緒くらいなんですけどね、なんか、素材とか、違うのがわかりました。

というか、初めて学食で写真撮りましたよ。

撮る気になった、というか(笑)。

 

ただ、量は……あの学食ビルの方が多いかなー。時々、大盛りも無料だしなあ。

やっぱり、この辺りも、こっちは大人なんだろうなあ。

 

あと、静かさね。

池(巨大。なんか出てきそう)を見ながら、静かに食べるのね。

 

んーと。

学生食堂……学食、

なら、

職員用の学食

は、

職食。

 

静かな職食で、皆、静かに、粛々と食食。

 

食べることは一緒ね。

 

食べ方の違いね。

 

僕は、どっちも好きだなあ。

 

こっちで、量が多ければなあ(単純にそれか)。

 

ではー。



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セロリが旬です。

すごいセロリを頂きました。

普通、スーパーに並んでいるものは、多くても、三~四本位のセロリがくっついているやつですよね。

 

しかしこれは。

 

なんと、10本以上のセロリがくっついているのです。

しかも、その一本ずつが、普通のセロリよりも太く、しっかりしております。

しかもしかも、そのセロリ、決して大味とか、筋張ってるとかではなく、とってもジューシーで(まるでシャキシャキのフルーツのような歯ごたえ)、

歯切れが良くて食べやすくて、香りも、なんとも香ばしくて。

 

ちょっと遠くからの頂きものでしたが、

これは本当にカルチャーショック。

 

ってか、カルチャーじゃないですね。

ベジタブルショック!

なんだそれっ!

 

 

昨夜、冨田先生の番組を拝見したあと、

どうしても感動をお伝えしたくて、冨田先生に、お礼のメールをお送りさせて頂いてしまいました。

「本当に素晴らしい音楽を、そして、指針を、どうもありがとうございました。」

と。(本当はもっと長いのですが、そこは……内緒で)

 

そうしましたら、……すぐに先生から返信を頂いてしまったのです。

 

  

 

信じられませんよね。

今まで、テレビの中におられた方から(番組は録画とはいえ)、

しかも、「世界のトミタ」先生から、直々にメールを頂いてしまうという、

この、

……なんといいましょうか、

例えるなら、

 

僕の中では、オバマ大統領から携帯「ハロハロー」と電話がかかってくるより、凄い事なのですよ。

 

いや、着信を見たら、発信元が月だった、……というような感じでしょうか。

 

少しご無沙汰してしまっておりましたので、

番組の感動、感想と共に、僕の近況もお伝えさせて頂きました。

大学で音楽を教えていることなど、など、などです。

 

頂いたメールには、とても含蓄のあるお言葉があり、

ただただ、感動です。そして、考えさせらるものでもありました。先生は、いつでも、深く深く、物事を見ておいでです。

 

そして、

-----------

(前略)

その分おもしろくもあります

ぜひ頑張って下さい。

冨田勲

-----------

 

前略の部分は、ミステリアスということで。

なぜ、いい〇シをして、三つしかないボタンを掛け違えるのか、というくらい、ミステリアスということで。

 

先生と一緒にしてはいけません。

すみませんでした。

 

でも、冨田先生に「がんがって下さい」と言われたら、

がんがらないわけにはいきませんね。

(先生はがんがって、などとはいっておられませんよ。)

 

がんがりましょう

 

・・・今日は、学校の通常授業に加え、特別授業というものがあり、

なんと、……1限~8限まで、お昼休み無しの(でも食べましたけどね(笑))、8時間連続の授業がありました。

特別授業は、まだあと12時間。明日も、早起きして、早朝から授業であります。

でも、楽しいから、ぜーんぜん、がんがれちゃうんですねえ

 

そして、緑ちゃん倶楽部の3月~4月上旬までのレッスンカレンダーも公開させて頂きました。

すでに沢山のご予約を頂いております。あと1時間程度で、今夜頂いた第一次のご予約分をカレンダーに反映させて頂きます。

今回は、安全地帯さんのツアー前、またツアー中ということもあり、レッスン日の設定が若干少なくなっておりますので、どうか、お早目にご予約をご検討頂ければと思います

間もなく、春の匂いがしてまいります。

素敵なレッスンの時間にしましょうね!

どうぞよろしくお願い致します

 

ではー。



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今夜は、冨田先生が、テレビにご出演されますね。

とっても楽しみです。

録画機器がありませんでの(切実になってきたぞ……)、

テレビの前に正座して、拝見したいと思います。

音で描く賢治の宇宙
~冨田勲×初音ミク 異次元コラボ~

2013年2月3日(日) 夜10時(5.1chサラウンド)
【再放送】2013年2月10日(日)午前0時50分

先日、キーボードマガジンの新年会でご一緒させて頂きました、篠田元一さんも、大変重要なプレイヤーとしてご出演されると思います(冨田先生の右腕的存在です)。

篠田さんからも、この「イーハトーブ交響曲」について、また、それ以外にも冨田先生の逸話などを沢山伺いました。

 

番組に先だって言ってしまいますが、

本当に、

本当に、

 

冨田勲先生という方は

 

偉大です。

 

例えば……80歳を超えて、交響曲を作曲されたのは、歴史的にも、冨田先生が世界で初めてなのだそうです。

 

凄まじい方です。

 

例えば……

 

そのシンセサイザーの音作りは、他の誰にも真似の出来ない、緻密であり、かつ、「天才のひらめき」としか言いようのないものです。

しんせのツマミの、わずか一ミリの何十分の一の動きにも、信じられないほどのこだわりをもって、音作りをされるのだそうです。

このあたりの事は、シンセをいじる人間にとっては興味の尽きないところです。

何十時間でも、何日でも、伺いたいところです。

 

そして、

 

・・・ミステリアスな方です。

 

例えば……

 

その、シンセの音作りにしても、作曲にしても、

秘密は、誰も知らないのです。

一番のお弟子さんの松武秀樹先生にしても、篠田先生にしても、「わからないんだ。教えてくれないんだよ」とおっしゃっていました。

 

 

これについては、また、後程。

 

さて、手を洗って、 顔を洗って、テレビの前へ。

(まさか、テレビまで壊れたりしないだろうね、このタイミングで)。

 

---追記。---

 

素晴らしかったです。本当に素晴らしかったです。

何度も、涙が出てしまいました。

(無理してでも、観に行けばよかった…。)

 

なんだか、言葉にならないです。

冨田先生は、本当に凄いですね。

 

ただ、

 

「これが最後でしょうねえ」

 

なんて話す先生に、テレビ越しに、

 

「いや、それはないでしょう、先生!絶対無いでしょう!」

 

と突っ込みを入れたら、その直後、

 

「二週間後」というテロップと共に、

 

 

「不思議とまたやりたくなるんですよね」

 

と(笑)。

 

もう、テレビの前で、僕は、「ほらね!ほらね!」と、泣き笑いでしたよ(笑)。

 

 

 

・・・まだまだ、胸が一杯なのですが、

 

一つだけ、予告してしまったので。

 

「冨田先生」と「ミステリアス」のお話ですが、

 

これはね、本当に深い事なのですが、

 

1969年7月20日、人類が、アポロ11号で月に到達してから……

 

 

「あれ以来、月に関する名曲が生まれなくなってしまった」

 

のだそうです。

 

それまで、想像力を膨らませて「どうなんだろう、こんなだろうか、あんなだろうか」と考えを巡らし、妄想をしていたものが、

いざ現実のものになってしまった途端……、

その、無限の魅力を、魔力を、失ってしまった、ということです。

 

なので、先生は、

 

「何でも、分かってしまわない方が、いいこともるあるんですよ。」

 

こう、仰って、ご自分の音作りの秘密の、本当の部分は、誰にも伝えていないのだそうです。

 

 

ただ、……時おり、「ここの蕎麦がうまいんだ」と、立ち食いソバ(!)にお弟子さんを誘い、

 

「あのね」

 

と、ボソリと、

 

なんでもないことのような顔をして、平然と、

 

凄い真理を、一言だけ、語られることがあるそうです。

 

かっこいいですねえ。

 

 

 

 

一生の宝物の写真です。

僕の、冨田先生に関する、過去のブログはこちらよりリンクを辿って頂ければと思います。

 

トップの写真ですが、

番組中で先生が訪れていた宮沢賢治記念館では、たまたまですが僕の親戚が仕事をしていることもあり、そんなことも嬉しく拝見しました。

 

で…、今写真を見てて思ったのですが、

 

僕のコートのボタンは、ひょっとしたら一つ掛け違えているんじゃないか・・・

 

うーん、

 

ミステリアスですねえ(←レベルが低すぎて恥ずかしい)。

 

 

ではー。



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いつもは、レッスンのとレッスンの合間は、レッスンカルテや次のレッスンの準備などを終えたら、

調べものをしたり、自分のテキストを取り出したりして練習(遊び?)をしたりして過ごすのですが、

今日は、あまりに天気が良くて、というか、暖かくて、外に散歩に出ることにしました。

 

今日の陽気だけとりますと、春でした。

皮のコートが、暑い。

ああ、また暖かい季節が来るんだなあ、こんなだったなあ、と。

といいますか、日に直に当たっていたら、焼けるかと思いましたよ。

もう夏かいな、という(ちょっと大げさではありますが(笑))。

 

まだ、東京もずっと日陰のところなどには雪がありましたが、

さすがに、今日は融けてしまったことでしょう。

この寒い冬に、こうして暖かいことがあるには文句もでなそうですが……、

でも、異常気象なんてことが叫ばれて久しいですね。

 

先日は、南極の氷が随分融けてる、なんて話がありました。

昔、子どものころに読んだ、科学読本には(前にも書いたかもしれませんけれども)、

「南極の氷が全部融けると、海面が60m上昇する」と書いてありました。

グリーンランドなども、かなり融けてるんですよね。

昨年は、グリーンランドの氷床(氷河などより大きな、巨大な氷の塊を指す)がほんの数日間ででほとんど融けちゃった、なんて“事件”もありました。

 

かたや、北極の氷が全部融けても、海面は一ミリも上がらない、というのが、なんだか面白かったですが(コップに浮かんだ氷が融けても、水は溢れないのと一緒)、

現在も年間三ミリの速度で、海面は上昇しているとのことです。

最新の予測結果では、この後、

2100年までの海面上昇は18cm~59cmと見積もられているそうですが、

グリーンランドの氷が全部融けると、7mは上昇すると言われていますが、上のような事件もあったように、

このペースできちんと進んでいくのかどうかもわからなそうですね。

 

このまま、60mも上昇された日には、大変なことになりますよね。

勿論、ある日突然ではないでしょうが、

日本でも、東京はじめ、他の多くの大都市も、そのほとんどが海に面していますから、……あらかた水没しちゃいますねえ。

 

まあ、そんな異常なことになっているということは、そもそも、普通に生活できているはずもないので、

その「60mの海面上昇」を見ることはないのかもしれませんが……(怖いなあ)。

 

たまに、こういったことを考えると、面白いですね。

60億年後とも言われていますが、太陽は燃え尽きるそうですし。

その前には、真っ白に大きく膨らんで、地球を飲み込むそうですね。

 

 

極端に遠い未来の話ですから、現実に心配や議論する話ではない、まったくの夢物語のようなものですが(「火の鳥」の世界ですな)、

でも、「この世界は永遠ではない」ということが、もうわかっているというのは、なんだかちょっと空恐ろしいような、ぞっとするような、寂しい感じがしたりもします。

 

でも、その分、全ての生き物が寄り添って(どうせ最後は一緒なのですから……)、

一生懸命、日々を生きていきましょう、という。

 

 

というようなことを、つい考えてしまうほど、今日は暖かでした。

 

アイスが美味しそう

融ける前に、キンキンのを食べようー。

 

……というようなことも、ついつい考えてしまいました(笑)。

 

ではー。



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昨日のイカは、「わた入り」の丸焼きというものだそうで、

こってりとした“いかのわた”が、詰まっているんですなあ。

 

ですから、ちびちびと、ちょっとずつ齧りながら一杯、というのがいいそうです。

イカ自体の味付けも、少し辛め(塩がしっかり効いている感じ)でした。

 

・・・と、そんな説明を聞く前に、出てくるそばから、僕は「あ!イカじゃないですか!イカだきます!」と、一口で食べてしまい、

 

うっ(笑)。

 

まあ、そんなせっかちなおっちょこな話はさておき。

 

やっぱり、時々は肴ですよ。

 

・・・じゃない、

 

魚ですよ(うおおおおー)。

 

食べてますか、さかな。

 

 

さかなクンさんほどではなくても、

僕もさかな、好きです。

勿論、僕は食べる専門ですが。

 

一番好きな魚はサバですが(〆てよし、焼いてよし、煮てよし)、

こういう小魚も好きです。

ちりめんじゃことか、しらすね。

 

煮干しは、昔、

お味噌汁のダシとして使われて、そのまま完全に味がしなくなったけど具と一緒に入っている煮干しを

「それも食べなさい」なんて言われて、結構毎回嫌な思いをしたので(あれは美味しくなかったなー、子どもには。)、

今も、そんなにそのままでは食べないのですが、

じゃこやしらすは、いいですなあ。

 

ご飯にかけても良いし、

お酒の肴にしても良いし。

カルシウムはあるし、

……

 

とここまで書いて、驚愕の事実発覚。

 

がびーん

 

シラスというのは、イワシ(大抵、カタクチイワシ)の稚魚の事でした。

 

 

そして、そのカタクチイワシを干したものが、あの、煮干しでした。

 

つまり、シラス=あの煮干し、

だったのです。

 

ぎょぎょぎょー。

うおー。

ま……さかなー。

 

 

そうだったのか。

ちょっと、僕の中で、煮干しの概念が変わりました。シラスの親だったとは。

「固いし、味がしないので、ぜんぜん美味しくない」なんて言って、ごめんよ。

 

「…僕だって、昔は、ふかふかで、やわらかで、甘かったのに」

 

と思っていたよねえ。

ごめんよ

 

シラスの味方も変わりました。

Wikiによると、

「食用に適するものを塩茹でにして干したものがいわゆる白子干しとして販売されているため、よく見ると明らかに形の違う生物が混じっている場合も見られる。いずれも、大抵の場合は食べても問題ない。」

 

 

「よく見ると明らかに形の違う生物が混じっている場合も見られる。」

「よく見ると明らかに形の違う生物が混じっている場合も見られる。」

 

←こういうのを想像した。火星人とか。

 

まあ、100歩譲ってそれはないにしても、

 

「いずれも、大抵の場合は食べても問題ない。」

「いずれも、大抵の場合は食べても問題ない。」

 

なんだなんだ、

「大抵の場合は」

って。何があったのか(笑)。

 

・・・で、

 

「ちりめんじゃこは、イワシ類(カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシ・シロウオ・イカナゴなど)の仔稚魚を食塩水で煮た後、天日などで干した食品。

収穫量が多く、油分の少ないカタクチイワシの仔魚が用いられることが多い。」

 

なんだって!

ちりめんじゃこも、カタクチイワシだったのか。

 

しらす=ちりめんじゃこ=煮干し。

 

(煮干しって、さかなの名前じゃないけどね(ちりめんじゃこ、もね))

 

ぜーんぶ、イワシだったのですな

 

なんか、クラスの人が全員、「実はあなたたちは」って言われて、

……全員、同じ苗字だったような感じ。

違うか(笑)。

 

 

しかしビックリでした。

皆さん、ご存じでしたでしょうか?

 

というわけで、本日のびっくりなおシラスでした。

 

あ、もういっこ、イワシて下さい。

 

ジャーコ……れにてー。

 

ではー。



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