言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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MRする?

2012-02-24 08:30:58 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日は夕方から晴れてきまして、夜には北風が強くなってきました。
また寒さがぶり返してきました。
まだまだ冬将軍の方が優勢なんですね。
でも朝エアコンを入れたら、室内温度表示が12℃もありました。
この冬で一番暖かい朝でした。


さて、きょうはMRの話をします。

あなたはMRする場合、どんなお店を見ますか?

だいたいの方は、競合店を、ですね。
競合店以外見ない方がほとんど。

他には同業他社ですか、見るのは。

しかし現在では、自店の競合しているのはどこかということは、明瞭にはできないようになってきています。

最近よく言われているところでは、昼食にお弁当を持ってくる人が増えましたので、普段お昼どきににぎわっていたお店などは、その競合店はもちろんコンビニであり、スーパーマーケットであり、さらには雑貨店(弁当箱やお箸など)にまで広がります。

夕食にしても同じですね。
競合は異業種にもあり、さらには店だけに限らないはずです。

MRとはマーケット・リサーチのことですね。
しかし自分たちの業界だけに目を向けて、そこをターゲットにMRを繰り返しても、それはただ単にモノだけの比較になってしまいます。

本当のMRは、競合なんて見たってしょうがないんです。
それよりも、今リアルに暮らしている社会では、みんなどんな暮らしをしているのか、どんな生活を目指しているのかということを見る必要があります

それを見るためには、さまざまな店を見ることが必要になってきます。

食事を提供する店でも、ユニクロや無印良品、雑貨店なども見る必要があり、逆にファッション関係の方でも、ファミレスや居酒屋を見る必要もあります。

そこでお客様はいったいどんな会話をしているのか、どんな品物を選んでいるのか、どんな暮らしを目指しているのか、というような広範な確認が必要です。

ですから、ただ単に見るだけではダメなんですね。
そこで起こっている現象を嗅ぎ取る感性を養わなければ。

そのために大事なことは、まずその店にふさわしい格好で売場を歩くこと。
例えばスーパーなら、せめて上着もネクタイもとり、できたらジーンズやチノパンぐらいのラフなスタイルで、さらには実際にかごを持って、自分が欲しいなと思うものも買ってみること、なんです。

自分自身が客として店に同化しないことには、本質が見えてこないんです。

いい年をしたおっさんが黒っぽいスーツ姿で、売場をうろうろしたって何の発見もないと思います。
それによく皆さんメモを持っていますが、そんな所でメモをしたってダメです。
感じるものを素直に心に残すんです。
メモしている暇があれば、その売場で自分は何を思ったか、それを持ち帰ればいいのではないでしょうか。

そのためにも、MRも大事ですが、それよりもまず自分のその担当している商売の感性を養う努力と投資が、今喫緊に必要ではないか、と思います。

いかがでしょうか。


それでは今日はこれで。
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