言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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やり過ぎ、盛り過ぎお葬式

2011-06-17 09:53:09 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。



▲2、3日前の夕暮れの雲です。なんだか波乱含みの明日を感じさせる不気味さですね。


最近は年のせいか、お葬式に出る機会が増えてきました。
家族葬にはまだ参加したことはありませんが、仕事がら、社葬や、社葬ではないにしろ、取引先の社長や、社長の家族などが亡くなったときのお葬式に出ることがよくあります。

そこで最近思うのが、葬儀会社による過剰演出も甚だしい、あきれてしまうお葬式も多くなったなあということです。

一番いやなのが、聞いていてあきれてしまう、女性の司会による、思い入れたっぷりの司会ぶり。
もう聞いていて嫌になってしまうほど、これでもか、これでも、これでもあなたは泣かないのかというような、ナレーションのような、それも下手くそなナレーションのような、言い方。
自分に酔っているんでしょうね、ある意味。『ああなんと私はうまい司会をしているなあ』って。

それに加えて過剰な演出

たとえば下記のような、実際にでくわしたことのあるお葬式があります。

それは取引先会社の社長のお母さんのお葬式でした。
社長が喪主なので、取引のある会社の担当者がたくさん弔問に来ます。
しかし、そのお葬式では、一連の読経の後、亡くなった方のビデオを長々と見せられたのです。
まさに見せられたというような感じです。

しかしそこに出席しているほとんどの人は、亡くなられた方とは面識がありません。
面識があるのは社長や担当者だけです。
そこに関係のないビデオを見せられても、感慨は全然わきません。

こういうものは、家族や親戚など亡くなった方の関係者だけが集まる、お清めの会のときにやるものではないでしょうか。
それぐらいは弁えないと、これからの葬儀会社も駄目なんじゃないかなって思います。

今や葬儀の形も千差万別ですが、予算を多くとろうとする上記のような過剰な演出も、まだまかり通っているようでは、その会社の先も知れているというものです。

これだって、やはり相手のことを考え、一番ふさわしい見送りの儀式は何だろうか、それを自分のこととしてとらえ、自分がしてほしい、また自分にしてほしくないことは何かを、充分に考慮した見送りの儀式をクライアントに提案したいものです。

身内が亡くなった茫然自失状態のクライアントにつけ込んだ、過剰な演出企画は慎みたいものです。
お葬式だって、消費者目線で企画しなければ、共感を得ることはできません。

それでは今日はこれで。


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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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