こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
今日は曇りの予報のはずが、晴れています。
これから曇ってくるんでしょうか?
昨日はほぼ一日中曇っていて、時おり小雨が降る春の冷たい一日でした。
雨が降れば冷たくて毛糸のセーターがいるほどだし、晴れれば晴れたで、シャツ1枚、もしかしたらTシャツ1枚でもいいくらいの温かさになる。
掴みにく今時分の春です。
この季節に降りる霜のことを「別れ霜」と言うそうです。
このタイトルで原稿用紙で100枚ほどの短編小説を、かつては書いたこともあったっけ。
さて、本題です。
昨日朝から忙しかったですねえ。
まず先日までわが家にいた娘のベビーのために、初節句の五月人形を見にいきました。
嫁方の親がこのような節句人形を送るらしいので。
節句人形の老舗に行きました。
だいたいの対応は予想していたものでした。
老舗のお店なので、自分と同じくらいか、自分よりも歳の行った接客係が、やはり数人いまして、やってくるお客様に対応していました。
そういった接客係の大半は判で押したように、親切なようでちょっと横柄で、時おり笑顔、時おり横柄、というような応対です。
見事なほどわたしが想像しているような接客態度で、ちょっと笑っちゃいました。
このような昔からのお店に多い、接客です。
なぜなんでしょうね。
ちょっと教えてあげますよ、というような上から目線のときもあります。
微笑ましいぐらい、慇懃無礼さも。
昔からこのような態度で接してきて、それでも一応は売れてきたから、その態度が改まらないようですし、そういった人に今流の接客をしろと言っても、無理でしょうね。
幸い途中から私たちの係になった人は男性で、若い方で、丁寧に説明してくれました。
さて、それで一応成約して、次の用に赴きました。
スマホを買いました。
そこでは、やはり今流行のわたしの嫌いな、接客の順番を知らされる番号出しの機械ーー正式な名称は知らないのですがーーがあり、番号をとってから呼び出されるまで待ちます。
狭い店内なのに、何もそんな非人間的な機械に頼らなくても、従業員数人でフォローできるのにと思いました。
しかしまあ順番が来て接客にあたってくれた女性は親切で愛想が良くて、言葉もハキハキと、よく分かるように接客してくれました。
だから余計に、その番号をとる機械の存在が疎ましかったですね。
さて、先週も予告していたように、今週からまた新しい物語が始まります。
そのタイトルは、『老舗が変わるーーある料亭の再生物語』、です。
その第1回目です、どうぞ。
“料亭”と聞くとすぐに思い浮かぶのは、政治家の顔とか、あの独特の、人を寄せつけない黒板塀だろうか。
そして庶民にはその中が伺い知れない黒いベールに包まれているような、秘密の場所というイメージが強い。
地方ではその地方の名士が客を接待したり、また接待されたり、さらには秘密の会合を持ったりするところで、これまた庶民には縁遠い場所だ。
昼間はしんと静まり、夕方になると打ち水がされ、ポッとあかりが静かに灯り、秘密の客を待つ。
逆にそういうイメージだから、こういった不景気な時代になると、ひっそりと消えていく料亭も多くなった。
またそれほど料亭を使ってまで接待したり、秘密の会合を持つという時代でもなくなってきた。
今回はそのようなある地方の料亭が、一大決心の末、見事に変身を果たしたという物語だ。
ここでは仮に料亭「千樹」という名で登場するこの料亭は、関東地方のある街で戦前から続く由緒ある料亭である。
昨今の不景気で、さすがの「千樹」も売上がどんどん落ちてきている。
予約がない日も1週間で1、2日ではすまなくなってきた。
このままでは1年も経ないで店をしめてしまわなくてはならない状況を迎えた。
実質経営者ともいえる専務取締役の女将が、社長以下全員を広間に集めた。
これからの経営をどうするか、閉鎖という選択肢も含めて全員の意見を聞こうと思ったのだ。
女将の夫である社長は、あきらめかけている。
四代目の彼も大学卒業後、外資のホテルに入り、その経験を引っさげ、5年後青雲の志を抱いてこの千樹に戻ってきたのだが。
つづく
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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