言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

どこからが「商品」?

2013-07-04 08:27:44 | 販売促進コンサルタントの日記


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


昨日は夜になってからやっと雨が降りました。
しかし朝にはもう止んでいて、太陽まで出ています。
昨日は西日本で局地的に大雨になりましたが、それがこちらにも今日ぐらい移ってきそうです。
さてこちらでは大雨になるんでしょうか。
気温は真夏日になるということです。
朝からもう蒸し暑さがあります。
いやあ、雨が降るのはいいんですが、大雨は困るし、真夏の暑さも困る。
しかしある程度の雨も降ってくれないとね。


さて、ずいぶん以前の、わたしがまだ広告会社に勤めているときのことです。
コピーライターや企画の仕事とともにお客様担当もしていたので、営業先にもよく出かけていました。

それで、チラシの校正などはほとんど本部で行っていたのですが、繁忙期などは、販促の担当者もお店に出かけて販売やバックヤードを手伝ったりしていましたので、そこにこちらも出かけて倉庫の片隅や事務所を借りて、校正をしたこともよくありました。

そんなときに目にした光景があります。

お店の従業員が売場で足りなくなった商品を倉庫にとりにきて、また売場まで運ぶということがよくあります。
そんなときに、倉庫内だからといって、乱雑に商品を扱っているシーンが見られたということです。

まだ商品が段ボール箱に入っているのにも関わらずに、邪魔だからと足で蹴る場合もあるんです。
売場の棚に並べていないからいいやなんて思っているんでしょうか。

そのひとつひとつの商品を、お客様は買っていってくださっているのに。


わたしにも、もっと昔の大学生のときにやったデパートのアルバイトで、そのような想い出があります。

お歳暮どきの忙しい時期で、わたしは包装された贈答品をトラックまで運ぶ役をやっていましたが、それに数人が携わっていて、トラックまで等間隔で並び、贈答品を手渡ししていくわけです。

しかし微妙に間隔があいていて、手から手に渡す場合は数歩歩かなければなりません。
しかし私たちみんながやったことは、その歩く数歩を面倒がって商品を投げ渡していたことです。

ほとんどうまくキャッチしていきましたが、あるとき、急に重いお酒の入った箱を受けきれずに落としてしまったことがあります。
中身は日本酒のビンですし、倉庫の床ですからコンクリートなので、落とすと中身が割れてしまいました。

しかし当時は規則も緩くて、そんなことで怒られることもなかったし、もちろん弁償ということもなかったのですが、そのアルバイト中数回はそれに携わっている者でそんなことがありました。

しかし、考えてみると、会社にとってはそれは大きなロスですね。

景気が良かったせいか、そういったことには会社の方も無頓着で、もう一度その贈答品は包装されてお客様のところまで配達されていきました。

ロスは何をしてもあることで、しょうがないことはないにしても、それは見込んでおかなくてはならないことは思います。

そのことではなくて、いけなかったなあと今では感じることがあります。
そのときは、私たちはそれが商品なんだという意識が全然なかったことです。

今思うことは、そのことをもっと責任者の方が、たとえアルバイトであるにしても、商品は大事にしなくてはいけない、ということを分からせなければいけないということではなかったでしょうか。

そうすることで同じ仕事にしても、もっとていねいに扱ったのではないかと思います。

商品はお客様の手に渡るもっと前=それが工場で生まれたときから、ひとつひとつ大事に思うことという意識づけがもっと必要なのではないでしょうか。

お客様の口に入るような商品ならば、なおさらのことですね。

お客様から見えないところで乱雑に扱っているということは、いくら売場で大事そうにしていても、とっさのときに地が出てしまうということもありますよ。
日頃から、どんなときにでも大事していないと。


それでは、また明日。
さあ今日もがんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市
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