言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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「食べログ」騒動

2012-01-06 10:01:26 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝はよく晴れています。
もちろん厳しい冷たさは昨日と同じです。
でも昨日より雲も少なく、窓から外を眺めるかぎりは、風もそれほどなくて午後には暖かさが感じられそうな様子です。

昨日は一日中寒かったなか、今年初めて太田商工会議所に仕事で伺ったのですが、電話を職員の皆さんがとるたびに「今年もよろしく」という声がしていました。
ああ新年なだなあと、変なところで感慨がありました。

支援先もまだ年始関係で忙しそうなので、前もってスケジュールをとっていたところ以外は行きませんでした。
次週からまた本格的な支援活動に入ります。


さて、昨日は有名なサイト「食べログ」への不正投稿が問題になっていましたね。

いわゆるネットの口コミ、ですか。
これは投稿者が一般の方で実際に自分が味わった感想を書き込むということで、それを参考に、読む人が食べるところを決めるということで人気があるということですね。

運営は有名な「価格ドットコム」がやっているそうです。


ところがこんなところに目をつけたものが、どんな手段で投稿者を増やすのかは知りませんが、1件いくらで請け負い、食べてもいない投稿者を増やして、店の評判を上げるというものです。

もちろん誘う業者は、何をおいても最低ですが(これは現実にも詐欺罪なんかが適用されてもいいんじゃないでしょうか)、ここに依頼する店のオーナーのモラルも問題だと思います。

たとえ誘いがあったとしても、本当に味に自信があるのなら、そんなことをしなくても、「食べログ」で投稿者が自然に増えるのではないでしょうか。

逆にそんなことをしなければ客が増えないという自分の店の欠点をもっと洗い直して、立て直すぐらいでなくては、店をやっていく資格なんてないと思います。
オーナーにしてみれば藁にもすがりたい気持ちもわからないではないですが、はっきり言って言語道断です。

自分はこんなサイトで店を選ぼうと考えたことなどないですが、それほど現代社会のネットに頼る人々は、自分で、自分の舌で店を選べないのでしょうか。
まずければそれ以降行かなくていいだけの話で、うまいかまずいかなんて、自分の舌で確認するべきものだと思います。

そういった情報(バカな情報)がないと、自分の行動を決められない人たちが多くなってきているからなんでしょうか。
嫌な世の中になったものです。

この「食べログ」騒動から見えてきたのは、そのようなバカな、情報頼りの人間がいかに多いかということですね。

またもうひとつこれを悪用すれば、競合店をつぶすこともできるという恐さです。
諸刃の剣とはよく言ったもので、そんなものに頼っていると、いずれ自分の方にも不景気風が忍び寄ってきますよ。

地道に、飽きずに、腕を磨きながらこつこつとやりましょうよ。
あなたはもちろんそんなものを利用してはいないですよね。

そんなものを利用したところで、ボロはすぐに出ますよ。




それでは今日はこれで。
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