ELサービス:船橋市、習志野市、八千代市、鎌ヶ谷市、市川市、佐倉市、地デジアンテナ工事

地デジアンテナ工事を中心に、家電に関する工事全般。
→http://www.el-service3673.com

千葉県:八千代市大和田にて、地デジ受信不良点検手直し

2016年12月04日 | 千葉県八千代市:アンテナ工事
12月3日分

今日は、八千代市大和田にお伺い致しました。

今年の10月に、アンテナ工事をご依頼頂いたお客様宅です。その節は誠にありがとう御座いましたm(__)m

施工完了時に2Fの一室の信号が悪かった為、その旨をハウスメーカーへと伝え先日調査に来られたそうです。

結果は、どの部屋でも問題ないとの見解で、これ以上する事は無い!と言われてしまったそうです。

そんな筈はないのですが…

このままではお客様にご迷惑が掛かってしまいますので、再度ご訪問し確認させて頂く事になりました。


ご挨拶のあと、はじめていきます。

ハウスメーカーで測定した信号レベルがこれです。


こちらが弊社で測定した前回の数値です。


そしてこちらが他の端子のそれです。


状態の良い部屋の数値より、ハウスメーカーの数値が良いとはどういう事なのでしょうか?

チェッカーが違うとはいえ、これほど差があるとは思えないのですが?

現にお客様のTVレベルでも、この様にLVが低いと表示されています。


まずは問題の端子で測ってみます。





多少の誤差はあるものの、前回とほぼ同等です。

2Fの別端子で確認します。





見るからに信号のひらきがありますネ。その差““16dBμV””。通常はあり得ない事です。


ハウスメーカー側がお手上げという事なので、こちらでできる限り原因を追究していきます。

まずは問題の端子に、ケーブルテスターを差し込んでみます。すると…

赤ランプが点灯しました。これは同軸がショートしている証拠です。

端子側の接続は前回確認しておりますので、問題はありません。

だとすると、分配器からここまでの間でショートしている可能性があります。

それを確認する為に、分配器側で確認する事にします。

分配器の出力全てを外し、1本1本確認していきます。

するとその内の1本が、やはりショートしていました。

これは不味いです。途中でのショートであると、今さら引き直しはできませんので。

どうしようか考えている時、ふっと接栓を確認してみました。すると…

あろう事か、網線の細い1本が芯線に触れているではありませんか?

原因はこれ!です

分配器への接続は弊社では行っておりませんので、施工時のミスですね。

これは証拠として残しておきたいので、お客様からハウスメーカーの方へ渡して頂く事にしました。


接栓を新たに加工し直し、ケーブルテスターでチェックします。

今度は無灯です。途中でなくてとしました。。。

問題のあったTV端子で測定します。





はい!今度はですね。


どうなる事かと冷や冷やしましたが、無事復旧となり安心しました。

本日より、全てのお部屋で安心してご視聴できます。

今後ともよろしくお願い致します。