kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

景観フォーラム&富田まちあるき 「富寿栄の松」

2009年03月30日 | 大阪・滋賀・奈良 他
本照寺さんの本堂前庭には 富寿栄(ふすえ)の松 という樹高が低くて手が届き
東西35m、南北25mに枝を広げた、樹齢が約700年の巨木があったそうです。

2009年3月29日(日)
しかし、1968年(昭和43年)頃からマツ材線虫病によって枯れはじめ・・・
1971年(昭和46年)3月に天然記念物の指定を解除されたのちに枯れてしまいました。
この立派な火鉢は、その枯れた「富寿栄の松」で作られたものです。


現在は、立派な富寿栄の松で作った火鉢と、この根株が境内に保存されていました。
この根株の上部分が、上画像の火鉢になっている部分だそうです。

「むれ鶴の 富寿栄の松葉 枝高く ひろくしげれる 幾千世の陰」とは
本照寺の住持・寂恩(じゃくおん)の娘さんが 公家の冷泉家 に嫁ぎ、息子である公家の
冷泉為村(れいぜいためむら)が、法要で本照寺を訪れた際に松をみてよんだ和歌であり
松の名前は冷泉為村の命名だそうです。(ボランティアの方からお話を聞きました。)
コメント (2)
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