これは承天閣美術館で開催のものですが・・・ここにも
館内で見た若冲さんの印章で気になっていた事があります。
それは、伊藤若冲の印章が「若冲居士」になっていることです。
気になると寝られないので調べていると・・・
寺院通いを続けるうち、若冲は 修行僧のように頭を剃り
肉食も避けて、自ら「平安錦街居士」と称するようになり
宝暦2年(1752) 頃 に、禅の師であった相国寺の禅僧だった
「大典顕常」から与えられたと推定されています。
居士(こじ)とは
仕官せず野にある男子の読書人(士)で、漢籍で用いられる語。
出家をせずに、家庭において修行を行う仏教の信者を言い
またそこから転じて戒名の末尾につける敬称・尊称などでした。