kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

新日本風土記・アイヌの精霊「ふきの葉の下の人 コロポックル」

2020年07月26日 | Weblog
新日本風土記・カッパと遊んだ人がいる「カッパの里 岩泉」のつづきです。

アイヌの精霊「コロポックル」


北海道東部・十勝地方に「コロポックル」にまつわる悲しい伝説があります。

コロポックル(アイヌ語: コㇿポックㇽ korpokkur)

コロポックルはアイヌの伝承に登場する小人です。
アイヌ語で、一般的には「蕗の葉の下の人」という意味です。


蕗(フキ)はアイヌの人たちにとって、食料や薬になり葉は器になり大切なものでした。 コロポックルは、アイヌの人々に食べ物を与えるなど友好的でしたが・・・

十勝地方に残るコロポックルの伝説


十勝川流域にコルポルウンクルという一族が住んでいて、人間に魚や穀物を恵んでいました。 しかし彼らは姿を見せるのを嫌がり、いつも窓から手だけを出してアイヌの人々に食物を与えていました。

いつものように贈り物を届けに来た時、一目コルポルウンクルの姿を見たいと思ったアイヌの男がコルポルウンクルを無理やり家へ引きずり込むと、その正体は刺青をした小さな娘でした。

娘は嘆き悲しみ、この無礼に怒ったコルポルウンクルの長は、「ネプチ! トカプチ!」 (焼け失せろ! 干上がれ!) と叫ぶと、一族を引き連れて海の彼方へと去ってしまいました。

この「トカプチ」が「十勝」という地名の語源になったといわれています。

※この伝説に登場するコロポックルは「コルポルウンクル」と呼ばれています。


「蕗の葉の下の人」は、このような蕗の中にいたのでしょうか?
小人を見たという人がおられますが、もしかしてコロポックルでは・・・?

NHKBSプレミアム 2020年07月31日 午後9:00 ~午後10:00 に
新日本風土記「お化け屋敷」 が放送されます。暑い夜に如何ですか (^^ゞ
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