喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

佐田岬の春の嵐

2012-04-04 | ブログ
 昨日は日本列島を台風なみの春の嵐が吹き荒れた。
日本一細長い佐田岬半島は、三方を海で囲まれているため風の強さは尋常ではない。
「佐田岬のお鼻(岬の先端部)では、傘は下にさせ。」
と言われている。
強風の時、雨は上からではなく、下の海から吹き上げるのだ。

 三崎中学校でもアルミ製ではあるが、朝礼台が吹き飛び、
植木に直撃。
木で止まったものの、もう少しで職員の車を直撃するところだった。
 4人で朝礼台を片付けながら、ひとなきを得てほっとした。

 帰り道、風はずいぶんとおさまり、三崎高校下のソメイヨシノ桜並木がきれいに咲き始めていた。
桜の花は、午前中のあの強風にも耐え、
花びらを落とさず今まさに咲き誇ろうとしている。

 桜の花は、咲きどころ、散りぎわを知っているようだ。

                      岬人