喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ばあちゃんの法事

2012-04-23 | ブログ
 21日の土曜日は、妻の実家のばあちゃんの一周忌が行われた。
99歳の大往生。
もの静かなとても優しいおばあちゃんだった。



 法要とは故人を供養するという意味の仏教用語で追善供養ともいう。
法要は故人を偲び冥福を祈るために営む。
冥福とは冥途の幸福のことで、故人があの世でよい報いを受けてもらうために、この世に残された者が供養をするもの。

 年忌法要は一般に法事と呼ばれているもので、亡くなった翌年が一周忌、その翌年の2年後が三回忌。
一周忌と三回忌は四十九日法要に次いで大切な法要。

 法要は命日の当日に行うのが理想だが、必ず命日より早めの日に行うのが慣わし。
おばあちゃんも命日よりも早めに行うことになった。
一周忌までが喪中で、この日をもって喪が明けることになる。



 法要は、亡くなった方を偲(しの)ぶためにとてもいいものだと思う。
あわせて、普段はなかなか顔をあわさない親戚などが集い、
つながりを感じるためにもいいものだと思う。



 やさしく微笑むおばあちゃんの顔が思い出された。