喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

小径の打ち水

2013-07-23 | ブログ


 今日は、夕方6時ころに帰宅。
まだずいぶんと明るかったので、家のことを何かしようと考えた。
 そこで思いついたのが、「打ち水」。
わが家には、エアコンはあるものの、できるだけ扇風機や自然を生かしたことで
涼しさをとろうとしている。

 それを考えると昔ながらの「打ち水」はとてもよいもの。
今朝、玄関前と小径を掃き掃除していたので、とてもきれいな状態。
そこをめがけて、水を打つ。
地面からむーんとした熱気が上がってくる。
風が吹くと先ほどよりもひんやりとしたものとなって、玄関の内へ入っていく。

 ちょっとしたことだが、ほどよい涼しさを生み出してくれる。
昔の人は、玄関先の掃除と打ち水をよくしていた。
それをまねしてみただけのこと。



 ついでにと思い、お気に入りの石垣に生える苔に向かっても水を打つ。
暑さで干からびかけていた苔が、生き返ったように緑色に変わっていく。
「このまま毎日、苔に水をやってみたらどうだろうか?
この石垣が苔むす緑の石垣に変わるものだろうか?」

 そう宇和町にある大人の隠れ家「苔筵(こけむしろ)」のようになるものだろうか。
以前撮った写真を見てみた。







 ちょっとしたことを続けることで、何かすばらしいものが生まれてくるような気がする。

                 岬人(はなんちゅう)