喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

久米小学校の子どもたちのわくわくチャレンジ

2017-10-14 | 地域づくり
 松山市久米小学校の子どもたちは、いつもの学び舎を飛び出て、わくわくチャレンジ。
 

 このしおり、とてもよくできている。
愛媛大学教育学部の学生さんの手作り。
 まち歩きをしながら、個性的な雰囲気を楽しむ。
人に出会ったらインタビュー。
 お気に入りのものは写真に残す。





 二名津地区に約30人。
平礒地区に約10人。
それぞれの班に、愛媛大学教育学部の学生さんがリーダーとしてサポート。
将来、教師を目指す学生さん。
実に、上手にまとめている。

 平礒にやって来た。
歩きながら、いろいろなことを説明。
 田舎には、大切なものだけが残されている。
とてもシンプルな暮らしと環境がある。


 途中、畑仕事をしていたあやめおばちゃんに出会った。
平礒の暮らしを語ってもらった。


 1時間ばかり過ごした後、再び二名津に戻り、体育館で発表会。
それぞれの班で撮った写真の中から、特にお気に入りの10枚を印刷してふり返りながら説明している。

 数十枚の写真を見て思ったことは、圧倒的に景色よりも人が関わったものを多く撮っていたということ。
子どもたちの心や感性を感じることができた。
「人が関わるものは、心温かくなる」。




 お手伝いをした弟や田村菓子舗のよっくんも聞いている。


 こどもたちの愛顔(えがお)がうれしい。
楽しい時間は、あっという間に過ぎ、ふり返りをまとめている。
子どもたちの中に、楽しみや幸せのカケラが残ったら、これほどうれしいことはない。


 全員で記念撮影。


 寂しさ交じりのお別れ。
バスが見えなくなるまで、大きく手を振り続けた。
一期一会のつもりで、心をこめて。
 でもまたいつか、来てくれるとうれしいな。


 二名津と平礒には、いつもとちょっと違った時間が流れた。
こんな小さな変化が大切。
こうして少しずつ、まちはよりよくなっていく。

 大学生のすばらしい企画と準備、運営。
小学生のうれしくなる愛顔。
 大きな感動をもらった。


              岬人(はなんちゅう)