朝、7時前。
上道路の入り口、タカヒラにて土砂崩れ。
わが家のみかん畑も流されている。
これほどの土砂崩れは、40年ぶりくらいだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/b3/a25dcf6aea19e27c919d15c2f024fc6f.jpg)
息子を起こし、雨具を身に付け、スコップを持って現場に向かう。
すでに10人ほどの人が集まっていた。
体調があまりよくない恒あんちゃんまで駆けつけて、復旧の段取りを考えていた。
崩れ落ちた土砂が上道路をふさいでいた。
ヒロは、この場所にいつも車を駐めている。
土砂は1メートルの近さまで押し寄せ、止まっていた。
被害なし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/23/aec2951df3ccc6a6369449ce076e0bb3.jpg)
人海戦術で、道路の土砂をスコップで取り除く作業が始まった。
陣頭指揮をとるのは、2歳年下の区長を務める正吾くん。
息子も消防団のヘルメットをかぶり、泥だらけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/53/21be121268828cdf3fb23d828173c228.jpg)
そこへ、金あんちゃんが、フォークリフトを運転して帰って来た。
自分の倉庫で使っているまだ新しいフォークリフトを持ってきてくれたのだ。
土砂をすくい上げ、何十往復も繰り返してくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a1/b8e183addef646f01feb5bd61caeff4c.jpg)
土嚢の代わりに、柑橘を入れるコンテナに土砂を入れ、積み上げた。
泥だらけになり、人海戦術だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f6/960a1acbb01fbfa629b91f2a5ea4bce0.jpg)
同級生コンビのタカとヒロが、コンテナ土嚢の積み上げに力を合わせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a4/757a03765b94e5d76c0ef4f628736d33.jpg)
少しずつ、少しずつ土砂がなくなっていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a1/c9a1c673402ac705e609b31f1f3093e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/c6/312f59f311b24636d6b23006b1682d3c.jpg)
そして3時間半後の10時半、ついに終了。
平礒の人口の3分の1にあたる、総勢15名の男たち。
一人のケガもなく、ふるさとを守った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/8b/b8d0ef8a01f6b63a4bbba5f31b9ed962.jpg)
いざ自然災害が起こると、救助や救援はあまり期待できない。
やはり一番たよりになるのは、地域力。
今回、改めてそう思った。
こうやって、先人たちもふるさとを守ってきたのだろう。
先人たちの声が聞こえてくるようだった。
さあ、まだ雨が降り続くようだ。
気が抜けない時間が続く。
とりあえず、自宅待機だ。
岬人(はなんちゅう)
上道路の入り口、タカヒラにて土砂崩れ。
わが家のみかん畑も流されている。
これほどの土砂崩れは、40年ぶりくらいだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/b3/a25dcf6aea19e27c919d15c2f024fc6f.jpg)
息子を起こし、雨具を身に付け、スコップを持って現場に向かう。
すでに10人ほどの人が集まっていた。
体調があまりよくない恒あんちゃんまで駆けつけて、復旧の段取りを考えていた。
崩れ落ちた土砂が上道路をふさいでいた。
ヒロは、この場所にいつも車を駐めている。
土砂は1メートルの近さまで押し寄せ、止まっていた。
被害なし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/23/aec2951df3ccc6a6369449ce076e0bb3.jpg)
人海戦術で、道路の土砂をスコップで取り除く作業が始まった。
陣頭指揮をとるのは、2歳年下の区長を務める正吾くん。
息子も消防団のヘルメットをかぶり、泥だらけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/53/21be121268828cdf3fb23d828173c228.jpg)
そこへ、金あんちゃんが、フォークリフトを運転して帰って来た。
自分の倉庫で使っているまだ新しいフォークリフトを持ってきてくれたのだ。
土砂をすくい上げ、何十往復も繰り返してくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a1/b8e183addef646f01feb5bd61caeff4c.jpg)
土嚢の代わりに、柑橘を入れるコンテナに土砂を入れ、積み上げた。
泥だらけになり、人海戦術だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f6/960a1acbb01fbfa629b91f2a5ea4bce0.jpg)
同級生コンビのタカとヒロが、コンテナ土嚢の積み上げに力を合わせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a4/757a03765b94e5d76c0ef4f628736d33.jpg)
少しずつ、少しずつ土砂がなくなっていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a1/c9a1c673402ac705e609b31f1f3093e2.jpg)
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そして3時間半後の10時半、ついに終了。
平礒の人口の3分の1にあたる、総勢15名の男たち。
一人のケガもなく、ふるさとを守った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/8b/b8d0ef8a01f6b63a4bbba5f31b9ed962.jpg)
いざ自然災害が起こると、救助や救援はあまり期待できない。
やはり一番たよりになるのは、地域力。
今回、改めてそう思った。
こうやって、先人たちもふるさとを守ってきたのだろう。
先人たちの声が聞こえてくるようだった。
さあ、まだ雨が降り続くようだ。
気が抜けない時間が続く。
とりあえず、自宅待機だ。
岬人(はなんちゅう)