喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

被災地、野村での自衛隊員に感動

2018-07-20 | 感動
 15日(日)、被災地である西予市野村にボランティア活動に行った。
猛暑日で、みなさん冷たいものを求めていた。

 そんなところへ、グッドタイミングで、軽トラを利用した給水車が回ってきた。
よく見ると知り合いの青木さん。
夫婦でボランティア活動をされていた。
 その思いにふれ、とてもうれしくなった。



 「冷たい飲み物はいかがですか?」
その言葉に誘われ、地元の人もボランティアも集まってくる。


 「冷たい」
 「おいしい」
 「生まれ変わるー」

などありがたい言葉が、自然と出てくる。

 そんな時、私の横を一人の迷彩色の服を着られた自衛隊員が通りかかった。
思わず、冷たい飲み物を軽トラから取り上げ、自衛隊員さんに駆け寄った。
「自衛隊員さん、お疲れさまです。
冷たい飲み物をどうぞ。」

 するとその自衛隊員さんが言われた言葉に感激。
「いえ、私はかまいません。
みなさんでいただいてください。」

 私はすかさず
「いえいえ、みなさん取られましたから、どうぞ。」


 そして自衛隊員さんから返ってきた言葉は、
「私は戻ったらあります。お気遣いありがとうございます。」


 この対応に胸が熱くなった。
そうして、何事もなかったように任務を続けられ、去って行った。
その後ろ姿に涙が出そうだった。


 みんな、がんばっている。
みんな応援している。

 私にもまだまだできることがある気がした。


            岬人(はなんちゅう)