喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

もう一つの佐田岬ふるさとウォーク2010

2010-05-17 | ブログ
 先日15日、さわやかな五月晴れのもと、
第12回佐田岬ふるさとウォーク2010が行われました。
 この時期は、ちょうどミカンの白い花が咲き、
その香りで岬全体が包まれるとてもすばらしい頃です。
 
 そんな中を古い町並みや生活を感じさせる道を通りぬけ、
瀬戸内海と宇和海の大パノラマを見ながらのウォーキングは、
さぞかし心地よいものだったと思います。 
 
 途中、何人もの参加者とすれちがい、
「どうですか。」「がんばってください。」
などの声をかけました。
 みなさん、明るくさわやかな表情で応えていただき、
ゴールをめざし、歩き続けられました。
 
 そんな様子を見ていると、感慨深い思いがこみ上げてきました。
実は、この日に先立ち「もう一つの佐田岬ふるさとウォーク」を行っていたのです。
現在、中学校3年生の特別支援学級を担任しています。
 人の役に立ち、喜んでもらえるのがとても好きな生徒で、
日々ボランティア活動を多く行っています。
 
 今回の佐田岬ふるさとウォークにあわせて、一緒に話し合い、
コースのゴミ拾いをすることになりました。
名づけて「ごみゼロ運動会」。
 何日間かに分けて、三崎のゴール手前何キロかをゴミ拾いしながら歩きました。
「ゴミのないきれいな道を気持ちよく歩いて、喜んでもらえたらいいね。」
それが、生徒と私の願いでした。
私たちだけの「もう一つの佐田岬ふるさとウォーク2010」。
 
 それゆえ、当日参加者の喜ぶ様子を見るたびに、何とも言えないうれしい気持ちになりました。
参加者のみなさんからたくさんの喜びをいただきました。

 ありがとうございました。

                   岬人(はなんちゅう)

 


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