11月3日、文化の日。愛媛のすばらしさを再確認したことがあった。
愛媛県立三崎高等学校の文化祭の案内を受けていたので足を運んだ。
良い匂いに誘われて屋台へ。保護者のみなさんも一緒になって盛り上げていた。
今や全国募集により、様々な所から集まった高校生たち。
目を引いたのが、三崎の秋祭りの踊り(唐獅子、五ツ鹿踊り、浦安の舞)を地元ではない高校生たちも含めて踊ったこと。
「コロナ禍、祭りを久しぶりに味わった。」
「うちの地区では、踊りがなくなった。高校生たちに来てもろうて、踊ってほしい」
など、地域とともにある取組だった。
昼食の後、明日松山に用事があったため、向かうことにしていた。
これにちょうど良いタイミングで、三崎高校への入学を考えられている千葉県から来られた親子と道中をともにすることになった。
道中お勧めの2か所を案内した。
1 自然の庭と大利さん
ここには、すてきな人を必ず案内する。お二人も自然の庭と大利さんの人柄に感激されていた。
帰り際、大利さんは来てもらったお土産にと庭に咲いていた花々を摘みはじめた。
こうしてできあがったのが、何ともすてきなブーケ。
お店の花ではなく、今まで咲いていた花。
「また必ず来たいです。」との二人。
「いつでもいらしてください。」と大利さん。
ここは、こんな台本のない物語が生まれる場所。
再会を約束し、瀬戸内海と太平洋(宇和海)が一緒に見られる風車公園へ。
ここでも再び驚きの声を上げ、続いて向かったのが‥‥
2 海に一番近い無人駅 ~夕日が立ち止まる双海町下灘駅~
予定ではちょうど夕日の時間に間に合うはず。
お二人の希望でもあった下灘駅へ。
まさにグッドタイミング!
そしてさらにタイミングよく、夕日にお別れするように列車「伊予灘物語」が駅へ入ってきた。
この光景にも二人は感激の声をあげていた。
「愛媛は、すてきなところがいっぱいです。これがあまり知られていないことは、もったいないです。」
うれしい言葉だ。
せっかくなので、お願いした。
「千葉県愛媛大使になってください。」
こころよく引き受けてもらい、さらに帰られてから何と伊方町ふるさと納税を払われたようだ。
愛媛には、愛がある!
まちがいないようだ。
岬人(はなんちゅう)
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