喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

張恵美(チャン・ヘミ)からの突然の電話

2010-05-18 | 喜久家の情報
 昨日、突然見慣れない番号から電話がありました。
「2年前にお世話になりましたヘミです。覚えておられますか?」

「ん?」
 ヘミという日本人の知りあいは心あたりがなく、
「すみません。もう一度、お名前を聞かせてください。」
「韓国のヘミです。」

 そのとき、ようやくつながりました。
 あまりに流ちょうな日本語だったので、日本人とばかり思っていたのがまちがいでした。
「えー、ヘミ!久しぶり。びっくりしたよ。」

 ヘミは、2年前の3月に初めて行った
第1回「喜久家国際ワークキャンプ」のメンバーだったのです。
田舎の平礒に外国人が6人と日本の若者が6人が入ってきました。
それは、それは歴史的なことでした。
 地域の人たちもとまどいながらも、その新鮮さに喜びも大きかったのです。
 ヘミは、とても日本語が上手で、しかも明るく、すぐにみんなの人気者になりました。
 愛媛県立三崎高等学校での国際理解授業では、
韓国の美肌泥パックを体験させてあげるなど、企画・運営力があり、大好評でした。
 フェアウェルパーティーや出発の時は、
他の誰よりも涙もろく、その純粋さが他の涙をさそいました。

 それ以来、連絡がなかったものだったので、
今回の電話は、本当に驚きのものでした。
 
 そして、さらに驚かされたことは、
この4月から愛媛県に就職したというのです。
「愛媛県国際交流協会(EPIC)」の国際交流員として。

 理由を聞くと、2年前のあの「喜久家国際ワークキャンプ」が
決め手となったというのですから、これほどうれしいことはありません。
 喜久家での再会をかたく約束して、電話を切りました。

 田舎の平礒でまいた種が、芽をふきだした思いです。
ヘミの力を借りて、またおもしろい地域づくりが考えられそうです。

 写真の右から韓国のヘミ、スウェーデンのステファン、
そして我らが大将、恒(つね)あんちゃん。

                     岬人(はなんちゅう)





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4 コメント

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懐かしいですね!! (チャン ヘミ)
2010-05-23 00:35:09
2年前の私をここで会うなんて^^
本当に懐かしいですね~~~

突然電話したのに、相変わらず「ヘミ」って読んでくれて、とても感動しました。自分のことを覚えてもらえるとは思ってもいなかったんで、本当に嬉しかったです!!!

今回も泥パック持ってきたんで、楽しみにしてください!!
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大切な人〓 (岬人)
2010-05-23 07:32:23
喜久家に来てくれる人は、私たちにとっては、家族のように大切な人です〓 母にヘミのことを話したら、しっかりと覚えていました ヒゲさんの家には、訪ねてくれた若者たちの写真が壁いっぱいにはられています みんなうれしいんです 日本の小さな小さな田舎が世界とつながっています いつでも帰ってきてくださいね
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remember me? ^0^ (スーィェン )
2010-05-24 22:32:10
Hi~ osamoo sang ^^ i'm 2年前の ssooo ZZang~^^ I can't read japanese. however i'm so happy to see you again. hoply i want to meet you in this summer~~ kkk
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感動 (岬人)
2010-05-26 22:14:38
 スーイェンからの書きこみ。
 日本語は、なかなか話せないスーイェンだったけど、今もこうしてつながっていることのキセキ。

 夏にまた会いましょう。
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