僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

3歩目

2010-03-11 | Weblog
最近ものすごく思う。何事につけても「3歩目」が大切だと。

たとえば仕事。まず、クライアントに企画をぶつける。そして、相手から反応がある。
このあとの3歩(手)目こそがこの企画が通るかどうかの別れ目である。ここで、相手の
考えをにどう応えながら、こちらの考えをミックスしていくかで、魅力ある企画になるか
どうかが決まってくる(もちろん最初からある程度いい企画であることは当然だが)。

実務面でいうとPDCAサイクルにしてもそうだ。P→Dまでは勢いまかせでなんとかなる
が、Cのチェックがその業務が完遂できるかどうかの分かれ道だ。

将棋や囲碁だってそうだ。一手目と二手目まではほぼ決まっているが三手目で作戦が
決まる。

遠い過去のことであるが恋愛だってそうだと思う。こちらから好きだと告げる。
「ごめんなさい」と言われようと、「私も」と言われようと、この後の行動こそがその人の
姿勢を決める。

新しい会社で1ヶ月半が経った。雇ってもらい依頼された仕事をこなすのが1歩目で、
徐々に完成していく俺の仕事の内容が評価されてゆく今の時期が2歩目である。
次の3歩目は何か。自分の評価で高いところ、低いところはどこかをしっかり把握し、
それを自分の力に変えるだけでは、あまりに当たり前の一歩である。
俺の3歩目は、会社全体を見渡し、自分をどこにポジショニングすれば自分が一番輝く
ことができるのか、そこまで考えた仕事をすることだと思っている。

会社のみならず世の中を動かすような仕事をする。何をホラを吹いているんだ、と言わ
れるかも分からないが、その位の気構えで仕事しないと、自分のポジションというもの
は確立できないと思う。

単なるホラで終わる確率99%であってもね。