僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

米軍基地問題

2010-03-16 | Weblog
国防、となればやはり他人事ではいられない。
しかも、これが国益はもちろん、個人益にもつながる可能性があるのだから、俺はます
ます興味深々である―沖縄の人が聞いたら怒る表現かも知れないが―。
というのは、鳩山首相の「徳之島案」が出たからで。

実はこのブログのタイトルにもなっている「僕たちは一生子供だ」の名言を残した俺の
最も尊敬する友達が徳之島出身なのである。今は大阪市内に住んでいるが、徳之島に
先祖から譲り受けた土地を持っている。ただ土地といっても今は何もない山でほぼお金
になんかならない代物で、だからどうの、なんてことは全くなかったのだが、米軍基地が
くるとなればこれは全く話は別である。おそらくあの狭い島のこと、いくら海を埋め立て
るとは言っても陸上にもなんらかの関連施設ができることは間違いない。
そうなるとこれはほぼタダ同然やった土地がウン千万、いや数億、なんてことにもなる
可能性がある。

いままで散々苦労してきたこの友達。いつも俺はこいつと一緒に飲んでは、「お前を見
てたら、俺のどんな苦労も“ヘ”みたいに思うわ」と言ってたくらい、ツキも金もない
ヤツだった。でもついに苦節52年、こいつに大金が転がり込む可能性がでてきたので
ある。

大金が転がり込んでもいいくらいの苦労は十分してきたヤツだ。もう報われてもいいと
思う。けど一方でそうなったらこいつがこいつでなくなるような気もする。

最終的にだからなんだ、ということなのだが、今までの経験上、こやつの場合はいい夢
だけ見させられて奈落の底へ、となることを繰り返してきたので、今回もそうなること
間違いなしなのである。

やはり彼は奈落の底に落ちて、俺はそれを見て大笑いしている、という図が一番幸せな
んだと思うなぁ。