僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

気になるお店

2011-04-21 | Weblog
これは真面目なコピーの話です。

通勤の帰り道の歓楽街で、こう書いてある看板が目に入ってきた。

キャバクラではありません。
セクキャバではありません。
ブラジャーありません。

うーん、面白すぎるではないか!!
何の店か分からないのがちょい問題だとは思うが、どうせ分かったところで怪しい店には違いないのだから、逆に分からないほうがいいという考え方もあるし。

いいコピーには「驚かせる」「泣かせる」「笑わせる」という要素―つまり人の心を動かすこと―が必要と言われ、その中でも「笑わせる」は最も難しいとされる。このコピーはそれをものの見事にクリアし、加えて、こういうことにかけては、まったくもって子供であるオトコ達の好奇心も見事にくすぐっているわけで、実に秀逸だと思う。

それにしても、やはり何の店か分からない、という問題はとても気になるところだ。
髪に誓って、個人的には何の興味もないのだが、制作会社の社員としての立場から、この素晴らしいコピーに残されたわずかな疑問を解決する必要を感じているのである。

となれば、取材である。その場合は、若手に取材経験を積ませるのもいいが、彼らではケイケン不足から舞い上がって取材にならない可能性もある。また、プレッシャーとおっぱいに押しつぶされる可能性もある。後輩をそんな危険な目には遭わせられない。
やはりここは、こういうお店がきっと大キライだが、仕事となればそんなことをおくびにも出さず、まるでホントにウハウハとしてるかのように振る舞いながらも、しっかりと仕事内容とお姉さんの電話番号を取材してくる私しかいないだろう。
ったく、ホントに嫌だけど、仕事となれば仕方なかろうて。

ということで、取材には以下の心構えで望むつもりであるので是非許可をいただきたく。

好奇心ではありません。
出来心ではありません。
節操ありません。