僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

ドラえもんに報告

2012-02-23 | Weblog
3人の孫と一匹の犬に囲まれている。
4歳と3歳になる男の子2人と、一番下はまだ3ヶ月の女の子。犬を含め、皆全てのしぐさが愛おしく、いてくれるだけで家族が繋がり、温かくなる。

光市母子殺害事件で被告に死刑判決が下された。
人は誰も過ちを犯してしまうものだ。人には、それが許されなければならない時もあるから、裁判制度があって、刑が決定される。これらを人権というのだろう。

ただそれは「人として認められる場合の権利」である。

被害者の本村さんも、私と同じような気持ちでわが子や家族を見ていたはずだ。
その幸せをわけのわからない理由で奪われた本村さんの心中たるや、想像することすら許されないほどの苦痛であっただろう。
罰は傷を受けた人の心情が最優先されるべきで、加害者の生まれ育った環境など、二の次三の次である。
被告の行動は、鬼畜であり非道であるとしかいいようがない。人の道に非いものは、すなわち人ではないということ。死刑というあまりに当然の結果に、安堵とも怒りともつかない感情が込み上げてくるのは、私だけだろうか。

今は死刑が極刑なだけ。もっと重い罪があるなら、被告人にはそれを背負わせてもまだ足らない。
被告には、せめて死刑になる前、友達でいつも支えてくれたドラえもんにこう報告して欲しい。

「おかげで、死刑で勘弁してもらったよ」と。